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2026.10.29

SFA(営業支援システム)おすすめ12選|料金・機能・AI対応で比較

SFA(営業支援システム)おすすめ12選|料金・機能・AI対応で比較

SFA(営業支援システム)は、「案件の進み具合と売上の見込みを、営業担当に負担をかけずに見える状態にできるか」で選ぶと失敗しにくくなります。Abin編集部は12ツールの公式情報を同じ基準で調べました。その結果、無料から始めるならHubSpot、現場の入力のしやすさとAIによる自動入力を重視するならMazrica SalesとGENIEE SFA/CRM、低価格で機能をそろえたいならZoho CRM、AIエージェントまで見据えるならSalesforceとDynamics 365 Salesが候補になりました。料金は、無料プランがあるものから、最低10IDで月7万円からのもの、公式に金額を出していないものまで幅があります。

SFAは営業の商談・案件を管理して受注までを支える仕組み、CRMは受注後も含めて顧客との関係全体を管理する仕組みで、多くの製品は両方の機能を持っています。

目的別の結論

  • 無料・低予算で始めたい:HubSpot(無料ツール、Starter 月840円/シート〜)、Zoho CRM(3ユーザーまで無料、月1,760円/ユーザー〜)、kintone(月1,000円/ユーザー〜、税抜)
  • 営業に入力させたい(スマホ・名刺・AI入力):GENIEE SFA/CRM(AI議事録で活動報告を自動作成)、Mazrica Sales(名刺OCR、AIによる案件情報の更新)、ホットプロファイル(名刺撮影と選択式の営業報告)
  • 売上予測を正確にしたい:Mazrica Sales(AI案件予測)、Salesforce(Pro Suite以上)、Dynamics 365 Sales(Enterprise以上)
  • 生成AI・AIエージェントを使いたい:HubSpot(Breeze)、Salesforce(Agentforce)、Dynamics 365 Sales(Copilot)、GENIEE SFA/CRM(独自のAIエージェント作成)
  • 導入・定着を手伝ってほしい:eセールスマネージャー(Professionalは有人フォロー付き)、ネクストSFA(専任担当のサポートが何回でも無料)、Mazrica Sales、GENIEE SFA/CRM

この記事で扱うのは、法人の営業部門が案件管理と売上予測に使うSFAです。kintone(業務アプリの基盤)とホットプロファイル(名刺管理が軸)はSFA専用製品ではありませんが、案件管理の用途で使われているため含めています。

この記事でわかること

  • SFA12製品の料金・無料で試せる範囲・AIへの対応(2026年10月29日に公式サイトとITreviewなどで確認)
  • 編集部が使った5つの評価軸と点数、目的別の選び方

各ツールの口コミや注意点は、ツールごとの評判記事にまとめています。

本記事は、掲載ツールの提供元から報酬を受け取らずにAbin編集部が独自に調査・評価しています。有償の掲載がある場合は、該当するツールに「PR」と明記します。

SFAおすすめ12選の比較表

点数は後で説明する5つの評価軸の合計(25点満点)です。料金は公式に書かれた最低額で、税の扱いは各社の表記に従っています。ITreviewはSFAツールカテゴリの数字を優先しています。ツール名のリンクから評判記事を読めます。

順位 ツール 料金の目安 無料で試せるか スマホ・名刺 売上予測 AI ITreview 合計点
1(同率) HubSpot Starter 840円/シート/月(年額払い。月額払いは2,400円。税表記なし) 無料ツール(2ユーザーまで) アプリあり。名刺はSansan連携 フォーキャスト(Professional以上) Breeze、議事録ツール、案件創出エージェント 3.8(40件) 23点
1(同率) Mazrica Sales Starter 月70,000円〜(6,500円×10ID+Agent 5,000円/組織。税抜) 無料トライアル アプリあり。名刺OCR AI案件予測(Growth以上) Mazrica Sales Agent、AI議事録、AI自動更新 4.0(196件) 23点
1(同率) GENIEE SFA/CRM スタンダード 3,450円/ID/月(最低10ID、最低1年。税抜) 無料トライアル アプリあり。名刺機能(プロ以上) 実績管理・レポート AI議事録、AIプロセスビルダー、独自AIエージェント(プレミアム) 3.7(52件) 23点
4 Zoho CRM スタンダード 1,760円/ユーザー/月(年間契約の月額換算。税抜) 無料プラン(3ユーザー)、15日間トライアル アプリあり。名刺は別アプリ・Sansan拡張 売上予測(スタンダードから) Zia(エンタープライズ以上)。生成AIは外部APIキー前提 4.2(56件) 22点
5(同率) Salesforce Starter Suite 3,000円/ユーザー/月(税表記なし) Free Suite(2ユーザー)、30日間トライアル アプリあり。名刺は記載なし 売上予測(Pro Suite以上) Agentforce(Core以上に追加) 3.8(388件) 22点
5(同率) Dynamics 365 Sales Professional 9,745円/ユーザー/月(年払い。税抜) 無料試用版 アプリあり。名刺リーダー(Enterprise以上) 予測・販売目標(Enterprise以上) Copilot、事前構築済みエージェント(Enterprise以上) 2.2(9件、旧名掲載・CRMカテゴリ) 22点
7(同率) eセールスマネージャー Basic 3,500円/ユーザー/月(5〜30名。税別) 無料トライアル アプリあり。名刺OCR 予実管理・グラフ分析 esm AI concierge(有償オプション) 3.3(25件) 21点
7(同率) ネクストSFA スタータープラン 月30,000円(5ユーザー込み。税抜) 無料トライアル モバイル対応。名刺管理 予実管理 AI機能はオプション(月75,000円) 4.0(114件) 21点
9 kintone ライト 1,000円/ユーザー/月(最小10ユーザー。税抜) 30日間の無料お試し スマホ対応。名刺は連携サービス アプリを自作 kintone AI(要約AIなど) 3.9(103件、CRMカテゴリ) 21点
10 ホットプロファイル 公式に金額の記載なし 無料トライアル アプリあり。名刺撮影(オペレーターがデータ化) 予実管理・売上予測 AIアシスタント「ホット博士」、AI議事録(有償) 3.9(23件) 20点
11 Knowledge Suite SFAスタンダード 月55,000円(ID数無制限。税抜) 公式で確認できず アプリあり。名刺500枚/月 売上予測 生成AIなし。AIスコア分析(有償) 3.4(48件) 19点
12 Sales Force Assistant 月3,500円/ユーザー〜(価格表は資料請求後) 30日間の無料お試し アプリあり。名刺OCR 売上予測・予実管理 AI秘書(標準)。生成AIはGenAIオプション(有償) 3.1(10件) 18点

同じ点数のツールは、「機能」→「利用者の評価」→「始めやすさ」の順に点が高い方を上にしています。23点の3ツールは全項目が同じ点のため同率1位です。22点は利用者の評価(4対3)でZoho CRMを4位にし、SalesforceとDynamics 365 Salesは全項目が同じ点のため同率5位です。21点は、eセールスマネージャーとネクストSFAが全項目同じ点で同率7位、kintoneは機能が4点のため9位です。

SFAとCRM・MAの違い

SFA、CRM、MAは、顧客と接する時期と目的で分けると整理しやすくなります。

種類 主な目的 使う時期 中心になる機能 この記事のツールの例
SFA(営業支援システム) 商談・案件を受注まで進め、売上を予測する 商談中 案件・パイプライン管理、活動報告、売上予測、予実管理 Mazrica Sales、GENIEE SFA/CRM、eセールスマネージャー、ネクストSFA
CRM(顧客関係管理) 顧客情報と接点の履歴を一元管理し、関係を続ける 受注前から受注後まで 顧客データベース、問い合わせ・対応履歴、メール配信 HubSpot、Zoho CRM、Salesforce、kintone
MA(マーケティングオートメーション) 見込み客を集めて育て、商談化する 商談前 フォーム、メール配信、スコアリング、Web行動の把握 ネクストSFA(MAオプション)、ホットプロファイル(MA機能を内蔵)、HubSpot(Marketing Hub)

実際の製品は、この3つをまたいでいます。HubSpotとZoho CRMはCRMとして売られていますが、売上予測などSFAの機能を持ち、ネクストSFAとホットプロファイルはSFAにMAの機能を加えています。

この記事では、案件管理と売上予測というSFAの観点で点を付けています。顧客管理や問い合わせ管理、メール配信を軸に選びたい場合は、同じ編集部が別の評価軸で比べた「CRMツールおすすめ12選」を参考にしてください。同じツールでも、評価軸が違うため点数と順位が異なります。

Abin編集部の選び方(評価軸5つ)

12ツールすべてに同じ5つの物差しで点を付けました(各5点、合計25点)。点の根拠は、公式サイトと、ITreviewに提供元が載せている情報です。

評価軸 見たところ 点の付け方
機能 ①案件・商談・パイプライン管理、②活動報告の省力化(スマホアプリ・名刺取り込み・メール/カレンダー連携)、③売上予測・予実管理、④ワークフロー・自動化・通知、⑤外部連携(API・他ツール) 5つのうち、公式またはITreviewのベンダー掲載で確認できた数
始めやすさ 料金が公式に出ているか、無料で試せるか 料金公開+無料で試せる=5点、料金はITreviewのベンダー掲載のみ+無料で試せる=4点、料金公開のみ=3点、料金はベンダー掲載のみ(無料なし)または非公開+無料トライアル=2点、非公開のみ=1点
導入・運用の支援 日本語の画面と、初期設定・定着の支援があるか 担当者の導入・定着支援あり=5点、日本語のサポート(窓口・研修)あり=4点、日本語の画面のみ=3点
AIへの対応 生成AIやAIエージェントを使えるか 生成AIでの要約・メール作成・AIエージェントあり=5点、AIによる予測・スコアリングのみ=4点、記載はあるが有償オプション・英語のみ・β版のみ=3点、記載なし=2点
利用者の評価 ITreviewの満足度とレビュー件数(SFAツールカテゴリ優先) 4.3以上かつ100件以上=5点、4.2以上かつ50件以上=4点、それ以外=3点、掲載なし(レビュー0件を含む)=2点

「導入・運用の支援」の5点には、有償の導入支援も含みます(HubSpot、Knowledge Suite)。口コミの中身は点数に入れず、各ツールの評判記事にまとめています。

おすすめのSFA12選

1位(同率) HubSpot|無料から始められ、取引パイプラインとAIエージェントまで

HubSpotの公式サイト
出典:HubSpot公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:まず無料で案件管理を始め、必要になったら有料にしたい会社。マーケティングまで一つの基盤でつなげたい会社。

項目 点数・内容
合計 23点(Mazrica Sales、GENIEE SFA/CRMと全項目が同点のため同率)
機能 5点:複数の取引パイプライン、モバイルアプリ、フォーキャスト(Professional以上)、シーケンスと取引の自動化、Sansan・freee・kintone・Slack連携
始めやすさ 5点:円建ての料金を公開、無料ツールあり
導入・運用の支援 5点:Professional以上は導入支援が必須(有償。Professionalは1回限り180,000円)
AIへの対応 5点:AI機能群「Breeze」。Starterから議事録ツールと案件創出エージェント
利用者の評価 3点:ITreview SFAツール部門 満足度3.8(40件)
料金 無料ツール 0円(2ユーザーまで、決済情報不要)、Sales Hub Starter 840円/月/シート(年額払い)・2,400円(月額払い)、Professional 10,800円/月/シート(年額払い)・12,000円(月額払い)、Enterprise 18,000円/月/シート。公式料金ページに税の表記なし。Professionalは別途の導入支援180,000円が必須
提供元 HubSpot Japan株式会社(米HubSpot, Inc.の日本法人。親会社はニューヨーク証券取引所上場)

HubSpotは、無料のCRMを起点に、営業向けのSales Hub、マーケティング向けのMarketing Hubなどを組み合わせて使うクラウドサービスです。Sales Hubでは取引(案件)を複数のパイプラインで管理し、Starterから取引の自動化、Professionalからフォーキャスト(売上予測)とシーケンスが使えます。AIは「Breeze」の名前で、Starterに500、Professionalに3,000、Enterpriseに5,000のクレジットが同梱され、AIエージェントはこのクレジットを消費して動きます。(料金、製品ページ)

事例

  • ピー・シー・エー(PCA):Marketing HubとSales Hubを2020年12月に導入し、クラウド製品のMRRが2年間で5倍以上に(公式事例。公開日の記載なし)。(事例)
  • レバレジーズ:事業部ごとのスプレッドシート管理で起きていた重複アプローチが激減(公式事例。個社の数値はなし)。(事例)

利用者の声:顧客タイムラインで対応履歴を把握できるので引き継ぎが楽という声や(ITreview)、UIがシンプルでSFA未経験の営業もすぐ使え、Outlook連携でメールが自動保存されるという声があります(ITreview)。一方で、プランの選び方が分かりにくく拡張で想定以上のコストがかかるという声や(ITreview)、レポートの自由度が低く、集計のためスプレッドシートへ出力しているという声もあります(ITreview)。

注意点:公式料金ページに税込・税抜の表記はありません。Starterの840円は年額払いのときの月額換算で、月額払いは2,400円です。Professional以上は年次契約で、導入支援(Professionalは180,000円)が必須のため、シート料金だけで比べると実際の費用を下回ります。AIのクレジットは月ごとにリセットされ、繰り越せません。ITreviewでは「HubSpot CRM」(4.0・103件)が別製品として載っており、この記事はSales Hubの数字を使っています。名刺を本体アプリで読み取る機能は公式で確認できませんでした。

HubSpotの評判はHubSpotの評判記事で詳しくまとめています。

1位(同率) Mazrica Sales|現場が入力しやすい国産SFA、AI案件予測付き

Mazrica Salesの公式サイト
出典:Mazrica Sales公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:営業担当が入力してくれないことに悩んでいて、案件ボードやAIによる自動入力で定着させたい10名以上の営業チーム。

項目 点数・内容
合計 23点(HubSpot、GENIEE SFA/CRMと全項目が同点のため同率)
機能 5点:顧客・案件・行動管理と複数営業プロセス管理、モバイルアプリ・名刺OCR・メール/スケジューラ連携、AI案件予測とレポート、CRMオートメーションとカスタム通知、外部サービス連携(API連携はGrowth以上)
始めやすさ 5点:税抜の料金を公開、無料トライアル
導入・運用の支援 5点:「直感的に使えるUI/UXと運用支援で、導入から成果創出までを最短に」(公式)
AIへの対応 5点:全プランにMazrica Sales Agent(AI議事録、SFA/CRMのAI自動更新、自然言語検索、横断分析)
利用者の評価 3点:ITreview SFAツール部門 満足度4.0(196件)
料金 Starter 最低月額70,000円(1IDあたり6,500円×10ID+Mazrica Sales Agent 5,000円/組織)、Growth 最低月額130,000円(12,500円×10ID+5,000円)、Unlimited 最低月額190,000円(18,500円×10ID+5,000円)。すべて税抜。10IDから、初期費用・開発費用は無料。年間契約の一括払い(銀行振込)
提供元 株式会社マツリカ(東京都中央区。未上場)

Mazrica Sales(旧Senses)は、「誰でも使える、誰でも成果を出せるSFA/CRM」を掲げる国産のSFA/CRMです。案件はカード型のボードでドラッグ&ドロップしてステージを進め、停滞すると色が変わります。活動の記録は、スマホアプリ、Google WorkspaceやMicrosoft 365のメール・予定の自動取り込み、名刺のOCRで減らします。2026年5月には、商談内容をもとにAIが案件情報の最新化を提案する機能を発表しました。AI案件予測はGrowthで1プロセス、Unlimitedで全種類です。公式は、利用社数4,000社、継続率平均98%としています(いずれも自社発表)。(料金、製品ページ、AI提案機能の発表)

事例

  • キンコーズ・ジャパン:Mazrica SalesとMazrica Target、Mazrica BIを使い、新規顧客向けの提案準備時間が1時間から25分へ、約50%短縮(公式事例、2026年9月発表)。(事例)
  • 学研スタディエ:1年で商談件数が約1.4倍に(公式事例一覧の見出し)。(事例)

利用者の声:初めてのSFAでもスムーズに始められ、案件の進捗がボードで一目でわかり、モバイルからも簡単に入力できるという声や(ITreview)、行き詰まったときに有人チャットで設定まで対応してもらえるという声があります(ITreview)。一方で、利用プランではAPI連携が使えず外部ツールと自動連携できない、検索・絞り込みの条件が限られるという声や(ITreview)、BI機能の操作が難しく詳しいマニュアルがないという声もあります(ITreview)。

注意点:料金は2025年10月の改定後の体系で、最低10IDのため月70,000円からです。第三者サイトには改定前の金額(Starter 月25,000円台・5ユーザーなど)が多く残っています。無料トライアルの期間と最低契約期間は、公式料金ページに記載が見つかりませんでした。API連携はGrowth以上です。ITreviewのURLは旧名の「Senses」のままです。

Mazrica Salesの評判はMazrica Salesの評判記事で詳しくまとめています。

1位(同率) GENIEE SFA/CRM|1ID月3,450円から、AIが商談を記録

GENIEE SFA/CRMの公式サイト
出典:GENIEE SFA/CRM公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:1IDあたりの単価を抑えて10名以上で使い、商談の録音から活動報告と日報をAIに作らせたい会社。

項目 点数・内容
合計 23点(HubSpot、Mazrica Salesと全項目が同点のため同率)
機能 5点:顧客・案件・商談管理と商談管理ビュー、公式アプリ・名刺機能(プロ以上)・Gmail/Outlook連携、実績管理とレポート、通知・アラートとプロセスビルダー、Slack/Chatwork/Teams連携とAPI(プロ以上)
始めやすさ 5点:税抜の料金を公開、無料トライアル
導入・運用の支援 5点:「導入から定着・改善まで一貫して伴走サポート」(公式)
AIへの対応 5点:AI議事録とAIプロセスビルダー(プロ以上)、独自のAIエージェント作成(プレミアム)
利用者の評価 3点:ITreview 満足度3.7(SFAツールカテゴリ52件)
料金 スタンダード 3,450円/1ID/月、プロ 9,000円、エンタープライズ 12,000円、プレミアム 32,000円。すべて税抜。最低10IDから、最低利用期間は1年。初期費用は料金ページに記載なし。帳票出力やメール配信は別オプション
提供元 株式会社ジーニー(東証グロース上場)

GENIEE SFA/CRM(旧ちきゅう)は、「入力ゼロの営業DX」を掲げる国産のSFA/CRMです。案件をカード形式で一覧する商談管理ビュー、活動履歴、通知・アラート、公式アプリが全プランで使えます。プロ以上では、名刺のAI読み取りとAPI連携が加わります。Gmail・Outlookの受信内容を活動履歴に保存する連携もあります。AIは、商談を録音して要約し、受注予定日・金額・次のアクションを自動入力する「AI議事録」と、活動報告と日報を自動作成する「AIプロセスビルダー」が中心です。プレミアムでは独自のAIエージェントを作れます。公式は、6,300社以上の導入実績、定着率99%としています(いずれも自社発表)。(料金、機能一覧、製品サイト)

事例

  • 東京海上日動ベターライフサービス:営業8名で導入し、情報検索が最大30分から30秒になり、部署全体で年間約1,920時間の業務を削減(公式事例)。(事例)
  • 松江リース:GENIEE SFA/CRMとGENIEE BIを導入し、2年で受注率50%増(公式事例)。(事例)

利用者の声:画面が見やすく、どこに何を入力すればいいか直感的にわかり、スマホからすぐ入力できて共有漏れがほとんどなくなったという声や(ITreview)、Salesforceから乗り換えて、サポート付きでトータル費用が1/3になったという声があります(ITreview)。一方で、レポートやグラフのカスタマイズの自由度と、API連携の種類を増やしてほしいという声や(ITreview)、管理者側で設定の一括変更や既存設定のコピーができないことが多いという声もあります(ITreview)。

注意点:1ID 3,450円は最低10IDのため、実際は月34,500円(税抜)からで、最低利用期間は1年です。AI議事録、名刺機能、APIはプロ(1ID 9,000円)以上です。初期費用と無料トライアルの日数は、公式に記載が見つかりませんでした。公式サイトの「No.1」表記は、BOXIL SaaS AWARD 2025のSFA部門1位などの受賞が根拠です(自社発表)。ITトレンドはレビュー0件です。

GENIEE SFA/CRMの評判はGENIEE SFA/CRMの評判記事で詳しくまとめています。

4位 Zoho CRM|月1,760円からの多機能、ITreviewの評価も高め

Zoho CRMの公式サイト
出典:Zoho CRM公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:1ユーザー月1,000円台で、パイプライン管理から売上予測、ワークフローまでそろえたい会社。まず無料プランから試したい3人までのチーム。

項目 点数・内容
合計 22点(Salesforce、Dynamics 365 Salesと同点。利用者の評価の点で上位)
機能 5点:営業パイプラインの管理、モバイルアプリとカレンダー同期、売上予測(スタンダードから)、ワークフロー・ブループリント・承認プロセス、REST APIとMicrosoft/Google連携
始めやすさ 5点:税抜の料金を公開、無料プランと15日間の無料トライアル
導入・運用の支援 4点:日本法人による日本語UI・ヘルプ・サポート。導入支援は認定パートナー
AIへの対応 4点:AIアシスタント「Zia」(エンタープライズ以上)による予測・優先度分析。生成AIは自分のOpenAIキーを登録する方式、Zia Agentsは日本データセンターが対象に挙がっていない
利用者の評価 4点:ITreview SFAツール部門 満足度4.2(56件)
料金 無料プラン 0円(3ユーザーまで永久無料)、スタンダード 1,760円/ユーザー/月、プロフェッショナル 3,260円、エンタープライズ 5,660円、アルティメット 7,360円。いずれも税抜・年間契約の月額換算。初期費用ゼロ
提供元 ゾーホージャパン株式会社(横浜市。Zoho Corporation Pte. Ltdが100%出資)

Zoho CRMは、インド発のZohoが提供するCRM/SFAで、日本法人が日本語のUI・ヘルプ・サポートを提供しています。スタンダードからワークフローと売上予測が使え、プロフェッショナルでブループリント(プロセス管理)、エンタープライズでAIアシスタント「Zia」と承認プロセスが加わります。モバイルアプリはオフラインモードや訪問先のチェックインに対応します。名刺は別アプリの「Card Scanner」やSansan拡張機能で取り込みます。2026年7月1日に料金を改定しており、この記事の金額は改定後のものです。公式は、世界30万社の導入実績としています(自社発表)。(料金、製品ページ、Zia Agentsのヘルプ)

事例

  • ミツバ:営業のリードタイムと報告書の作成時間を1/3に短縮(公式事例一覧の見出し)。(事例)
  • バイオクロマト:顧客管理ツールのリプレイスで運用コストを約80%削減(公式事例一覧の見出し)。(事例)

利用者の声:他の大手CRMより月額を抑えつつリード管理・商談管理・ワークフロー自動化がそろい、Ziaの売上予測が役立つという声があります(ITreview)。一方で、機能が多くUIが複雑で習熟に時間がかかり、日本語ヘルプが英語版より少ないという声もあります(ITreview)。

注意点:2026年7月の改定で料金が変わり、第三者サイトには旧価格(スタンダード1,680円など)が残っています。料金は年間契約の月額換算で、月払いの単価は確認できませんでした。AIエージェント「Zia Agents」は日本データセンターで使えるかを確認できませんでした。生成AI(OpenAI統合)は自分のAPIキーを使う方式で、OpenAI側の費用が別にかかります。

Zoho CRMの評判はZoho CRMの評判記事で詳しくまとめています。

5位(同率) Salesforce|世界シェアの定番、Agentforceでエージェントまで

Salesforceの公式サイト
出典:Salesforce公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:営業人数が多く、自社の営業プロセスに合わせて細かく作り込みたい会社。情報システム部門や外部パートナーの体制がある会社。

項目 点数・内容
合計 22点(Dynamics 365 Salesと全項目が同点のため同率)
機能 5点:リード・取引先・商談の管理、モバイルアプリとメール・カレンダーの自動同期、売上予測(Pro Suite以上)、組み込みの営業フローとリードルーティング、Web API(Core以上)とSlack・AppExchange
始めやすさ 5点:円建ての料金を公開、Free Suiteと30日間の無料トライアル
導入・運用の支援 4点:日本法人の日本語サイトとサポート、Core以上にPremier Successを同梱。担当者による定着支援の明記は確認できず
AIへの対応 5点:Agentforce(AIエージェント)。Core以上に追加でき、Advanced・Maxはエディションに含む
利用者の評価 3点:ITreview SFAツール部門 満足度3.8(388件)
料金 Free Suite 0円(2ユーザーまで)、Starter Suite 3,000円/ユーザー/月(月払いまたは年払い)、Pro Suite 12,000円(年間契約)、Core 23,400円(年間契約)、Advanced 47,400円(年間契約)、Max 66,000円(年間契約)。公式料金ページに税込・税抜の表記なし。アドオンのAgentforce for Salesは15,000円/ユーザー/月〜
提供元 株式会社セールスフォース・ジャパン(米Salesforce, Inc.の日本法人)

Salesforceの営業向け製品「Sales Cloud」は、リード・取引先・商談を管理し、ダッシュボードで進捗をリアルタイムに把握するSFA/CRMです。Starter Suiteから組み込みの営業フローとメール・予定の自動同期が使え、Pro Suiteで売上予測、CoreでSlackビジネスプラスとPremier Successが加わります。AdvancedにはAIエージェント、Maxにはセールス向けAgentforceとAgentforce Coworkerが含まれます。公式は、全世界15万社以上の導入、IDCの調査で12年連続のCRM市場シェア1位、「No.1のCRM」としています(いずれも自社発表)。(料金、製品ページ、IDC調査の発表)

事例

  • Mipox:3年で商談数が135件から531件、成約が43件から132件に(公式事例、2016年6月時点の数値)。(事例PDF)
  • SmartHR:Sales CloudとuSonarの連携で、営業担当1人あたり1日30分以上の時間を削減(公式事例。公式ブログ2026年10月掲載の要約)。(事例)

利用者の声:Excelに散らばっていた営業情報を一元管理でき、進捗・見込み度・停滞理由をチームで把握できるという声や(ITreview)、案件をフェーズごとに整理でき、電話・メール・打ち合わせが時系列で1ページに並ぶので上長が把握しやすいという声があります(ITreview)。一方で、ITリテラシーと社内サポート体制が必要で、少人数営業では外部パートナーが必要になりがちという声や(ITreview)、訪問議事録の入力項目が多すぎて工数と残業が増えたという声もあります(ITトレンド)。

注意点:エディションの名前が2026年に変わり、第三者サイトの多くは旧名称・旧価格のままです。この記事は公式料金ページの現行名で書いています。公式料金ページに税込・税抜の表記はなく、Starter Suite以外は年間契約です。Free Suite(0円・2ユーザー)は比較表にありますが、同じページのFAQは無料版を否定しており、表記がねじれています。AI(Agentforce)はCore以上に「追加できる」とされ、エディションに含まれる範囲とアドオンの境目は読み取りにくいです。ITreviewなどの掲載名は「Agentforce Sales(旧Sales Cloud)」のままです。

Salesforceの評判はSalesforceの評判記事で詳しくまとめています。

5位(同率) Dynamics 365 Sales|Microsoft 365と一体、Copilot搭載

Dynamics 365 Salesの公式サイト
出典:Dynamics 365 Sales公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:Microsoft 365を全社で使っていて、営業の記録をOutlookやTeamsとそのまま連携させたい会社。

項目 点数・内容
合計 22点(Salesforceと全項目が同点のため同率)
機能 5点:リード・営業案件・見積・注文の管理、モバイルアプリとMicrosoft 365相互運用・名刺リーダー(Enterprise以上)、予測・販売目標(Enterprise以上)、営業アクセラレータとPower Automateでの自動化(追加ライセンス)、Power Apps・LinkedIn Sales Navigator連携
始めやすさ 5点:税抜・年払いの料金を公開、無料試用版
導入・運用の支援 4点:日本語の製品・料金ページと日本語サポート窓口(電話、月〜金 9:00〜17:30)
AIへの対応 5点:Enterprise以上にCopilot in Dynamics 365 Salesと事前構築済みエージェント
利用者の評価 3点:ITreview 満足度2.2(9件)。旧名「Microsoft Dynamics CRM」でのCRMカテゴリ掲載で、SFAカテゴリの掲載なし
料金 Sales Professional 9,745円/ユーザー/月相当、Sales Enterprise Edition 15,742円、Sales Premium 22,488円、Microsoft Relationship Sales 変動制(最低10シート)。いずれも年払い・消費税を含まない。無料試用版はクレジットカードが必要
提供元 日本マイクロソフト株式会社(Microsoft Corporationの日本法人)

Dynamics 365 Salesは、Microsoftの業務アプリ群「Dynamics 365」の営業支援アプリです。全プランでリード・営業案件・見積・注文の管理、モバイルアプリ、Microsoft 365との相互運用、ダッシュボードが使えます。Enterprise以上では、予測・販売目標、名刺リーダー、営業アクセラレータ、Copilot in Dynamics 365 Salesが加わります。Copilotは、営業案件の要約、会議の準備、メールの返信の下書きに対応し、事前構築済みエージェントはCopilotクレジットを消費して動きます(Premiumは1,000クレジット/ユーザー/月を同梱)。(料金、製品ページ、無料試用版)

事例

  • リコージャパン:自社開発のSFA/CRMをDynamics 365 Salesへ刷新し、1万4千のユーザーが利用。約1年で開発(公式事例、2025年3月公開。成果数値の記載なし)。(事例)

利用者の声:既存のMicrosoft環境を使うため初期・運用コストが低く、安定性も高いという声があります(ITreview)。一方で、慣れるまで非常に使いにくい、外回りの営業が帰社後に登録する作業に抵抗が強く浸透しないという声もあります(ITreview、ITreview)。

注意点:ITreviewの2.2(9件)は旧名「Microsoft Dynamics CRM」(製品情報は2020年)での掲載で、件数が少なく古いため、現行製品の評価としては参考程度に見てください。公式の価格は「情報提供のみ」と注記され、為替や契約形態で変わる前提です。エージェントの実行にはCopilotクレジットが別に必要で、Power Automate・Power Appsは追加ライセンスです。日本語の公式事例はリコージャパンの1件です。

Dynamics 365 Salesの評判はDynamics 365 Salesの評判記事で詳しくまとめています。

7位(同率) eセールスマネージャー|有人フォローで定着させる国産SFA

eセールスマネージャーの公式サイト
出典:eセールスマネージャー公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:過去にSFAを入れたが定着しなかった会社。人のフォローを受けながら、5名から始めたい会社。

項目 点数・内容
合計 21点(ネクストSFAと全項目が同点のため同率)
機能 5点:案件管理・商談管理・案件シナリオ、スマホアプリと名刺OCR、予実管理・グラフ分析、自動通知とワークフロー「esm flow」、Web API(Enterprise以上)とデータ連携基盤「esm linkage」
始めやすさ 5点:税別の料金を公開、無料トライアル
導入・運用の支援 5点:Professionalは「有人フォローを受けながらスムーズに定着したい企業」向け(公式)
AIへの対応 3点:「esm AI concierge」は有償オプション(月1,000円/ユーザー、税別)
利用者の評価 3点:ITreview SFAツールカテゴリ 満足度3.3(25件。旧名「eセールスマネージャーRemix Cloud」での掲載)
料金 Basic 3,500円/ユーザー/月(5〜30名)、Professional 6,000円(5名〜)、Enterprise 12,500円(5名〜)、Unlimited 25,000円(5名〜。AIなど有償オプションを同梱)。いずれも税別。有料オプションは料金表を請求
提供元 ソフトブレーン株式会社(2021年に上場廃止、現在は非上場)

esm(eセールスマネージャー)は、ソフトブレーンが1999年から提供するCRM/SFAを2024年9月に再開発した製品です。スマホアプリは、訪問前に当日の予定・顧客情報・前回商談を確認し、移動中に活動を登録すると、タスクの自動登録と上司のタイムラインへの自動投稿が行われ、「日報が不要になる」としています。名刺はスマホで撮影してOCRで登録します。AIは別契約の「esm AI concierge」で、注文書・議事録・メールをAIが解析して案件に自動登録します。公式は、導入実績6,000社、定着率95%としています(いずれも自社発表)。(料金、スマホアプリ、AI conciergeの発表)

事例

  • ひまわりネットワーク:営業25名で利用し、事務工数を月60.5時間削減(公式事例、2018年7月発表)。(事例)
  • ミカド電装商事:残業時間を大幅に削減し、営業利益が3年で5倍に(公式事例一覧の見出し)。(事例)

利用者の声:案件や営業活動の情報共有がとてもスムーズになった、誰がどこで何をしているかが一目で把握できるという声があります(ITreview、ITreview)。一方で、設定項目が多く、どこを変更するとどの画面に反映されるのかが直感的に分かりにくいという声や(ITreview)、設計や運用ルールづくりに手間がかかるという声もあります(ITreview)。

注意点:製品名が移行期で、ITreviewは旧名「eセールスマネージャーRemix Cloud」のままです。料金は公式料金ページを正としていますが、2025年2月の公式リリースではStarter 1,500円など異なる体系が書かれています。AIは有償オプションで、Unlimited以外には含まれません。無料トライアルの期間はトップページで「30日間」です。「国産No.1」「総合満足度No.1」は2016〜2018年の調査が根拠の古い表記です(自社発表)。

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7位(同率) ネクストSFA|月3万円から、サポート何回でも無料

ネクストSFAの公式サイト
出典:ネクストSFA公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:5名前後の営業チームで、月3万円から始め、専任の担当者に設定や運用を何度でも相談したい会社。

項目 点数・内容
合計 21点(eセールスマネージャーと全項目が同点のため同率)
機能 5点:企業・案件・受注・行動管理、モバイル対応と名刺管理・Chrome拡張での活動記録、予実管理とデータ集計、各種通知、外部サービス連携とAPI連携(基本機能に含む)
始めやすさ 5点:税抜の料金を公開、無料トライアル
導入・運用の支援 5点:導入・設定・運用まで専任担当の無料・無制限サポート、「何回でも無料」(公式)
AIへの対応 3点:AI機能(AI議事録作成・AI活動要約・AI履歴登録・AI案件更新)は月75,000円のオプション
利用者の評価 3点:ITreview SFAツールカテゴリ 満足度4.0(114件)
料金 スタータープラン 月額30,000円(5ユーザー分を含む)、ベーシックプラン 月額75,000円(15ユーザー分を含む、16ユーザー目以降5,000円/ID)。税抜。オプション:AI機能 75,000円、MA機能 50,000円、Sales BI 30,000円、外部連携プラン 70,000円
提供元 株式会社ジオコード(東証スタンダード上場)

ネクストSFA(ネクストSFA/CRM)は、SFA・CRM・MAを1つのツールで提供する国産のクラウドサービスです。項目や画面はノーコードで設定でき、基本機能には企業・案件・受注・行動管理、日報・週報・月報、名刺管理、API連携、各種通知、モバイル対応が含まれます。AIは、Web会議の録画を要約してSFAに連携する「AI商談レポート」、音声や短文メモから履歴を登録する「AI履歴登録」などをオプションで提供します。公式は、継続率98.8%(2026年3月現在)、利用開始まで翌営業日としています(いずれも自社発表)。(料金、製品サイト、AI履歴登録の発表)

事例

  • 東栄電化工業:Excel管理から移行し、テンプレートのメール一括配信で展示会後フォローのメール配信工数を約1/3に(公式事例。商談化率約20%改善は見込み)。(事例)
  • Fracta Japan:営業情報を一元化し、事務確認作業を約50%削減(公式事例、2026年5月発表)。(事例)

利用者の声:直感的なUIで、AIが入力を自動化して記録作業が減り、ツール以外の相談にもサポートが応じてくれたという声があります(ITreview)。一方で、機能が多く使いこなせず、初期テンプレートや不要機能の非表示が欲しいという声もあります(ITreview)。

注意点:第三者サイトの料金は「基本料金 月50,000円(10ユーザー込み)+5,000円/ユーザー」などと食い違っており、この記事は公式料金ページの現行値を使っています。AI機能は月75,000円のオプションで、スタータープランには含まれません。初期費用と無料トライアルの期間は、公式料金ページに記載が見つかりませんでした。継続率の算出方法は非公開です。

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9位 kintone|案件管理アプリを自分で作れるノーコード

kintoneの公式サイト
出典:kintone公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:顧客リスト・案件管理のアプリを自分たちで作りたい会社。日報や申請など他の業務もまとめたい会社。

項目 点数・内容
合計 21点(eセールスマネージャー、ネクストSFAと同点。機能の点で下位)
機能 4点:案件管理アプリとプロセス管理、スマホからの商談結果の入力、承認のプロセス管理と日付基準のリマインダー、kintone APIと外部サービス連携(スタンダード以上)。売上予測は本体機能として見つからず、アプリを作って実現
始めやすさ 5点:税抜の料金を公開、30日間の無料お試し
導入・運用の支援 4点:国産・日本語。担当者による導入・定着支援の明記は確認できず
AIへの対応 5点:「kintone AI」(2026年6月正式リリース)。要約AI、検索AI、アプリ作成AIなど。クレジット制
利用者の評価 3点:ITreview CRMツール部門 満足度3.9(103件)。SFAツールカテゴリの掲載なし
料金 ライトコース 1,000円/ユーザー/月(最小10ユーザー、AI 500クレジット×ユーザー数)、スタンダードコース 1,800円(最小10ユーザー、AI 1,000クレジット×ユーザー数、外部サービス連携・プラグイン)、ワイドコース 3,000円(最小1,000ユーザー)。すべて税抜。初期費用無料、1か月から契約可能
提供元 サイボウズ株式会社(東証プライム上場)

kintoneは、サイボウズの「業務改善プラットフォーム」で、SFA専用の製品ではありません。顧客リスト、案件管理、見積作成などのアプリを、Excelの読み込みやドラッグ&ドロップ、AIで作って使います。案件管理アプリでは、ボタンでステータスを変えて担当者に通知するプロセス管理が使え、スマホから商談結果を入力できます。外部サービス連携やプラグインはスタンダードコース以上で、名刺取り込みや帳票出力はこれらで補います。kintone AIは2026年6月に正式リリースされ、要約AI、検索AI、アプリ作成AIなどがクレジット制で使えます。公式は、国内の契約企業40,000社突破(2026年6月時点)としています(自社発表)。(料金、営業向け資料、SFA/CRM事例集)

事例

  • 日機装:案件管理をkintoneで構築し、年間約23,000時間の業務時間を削減(公式事例集)。(事例集)
  • リーグル:Salesforceからの置き換えでコストを1/10程度に圧縮し、年間400時間あまりを削減(公式事例集)。(事例集)

利用者の声:テンプレートを自分でアレンジしてアプリを簡単に作れるという声があります(BOXIL)。一方で、標準機能で作れる範囲を超えるとJavaScriptのカスタマイズか有料のプラグインが必要という声もあります(ITトレンド)。

注意点:売上予測や名刺取り込みなど、SFA専用製品が標準で持つ機能は本体になく、アプリを作るか連携サービス・プラグイン(スタンダードコース以上、別料金)で補います。最小10ユーザーのため、実際の最低月額はライト10,000円・スタンダード18,000円(税抜)です。料金は2024年11月の改定後で、改定前(ライト780円など)の記事が多く残っています。ITreviewにSFAツールカテゴリの掲載がないため、CRMツール部門の数字を使いました。

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10位 ホットプロファイル|名刺を起点に案件管理まで

ホットプロファイルの公式サイト
出典:ホットプロファイル公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:名刺が営業の起点になっていて、名刺のデータ化から顧客管理・案件管理・メール配信までを一つにまとめたい中堅・中小企業。

項目 点数・内容
合計 20点
機能 5点:商談ステージごとの案件管理、名刺撮影と選択式の営業報告をスマホから登録、予実管理・売上予測(見込案件管理)、ステージ滞留や受注予定日の後ろ倒しを検知するアラートとHOT通知、Salesforce・kintone連携とAPI
始めやすさ 2点:公式の価格ページに金額なし。無料トライアルあり
導入・運用の支援 5点:専任スタッフの定着サポート、他社製品からの乗り換え支援
AIへの対応 5点:AIアシスタント「ホット博士」(会社リサーチ、提案内容の整理、次の一手の提案)、AIファイル管理。AI議事録は有料オプション
利用者の評価 3点:ITreview SFAツール部門 満足度3.9(23件)。総合は3.8(91件、うち90件は名刺管理ソフトカテゴリ)
料金 公式に金額の記載なし(見積り依頼)。プランはEntry(顧客管理・営業報告・メール配信・API)とSales(Entryに加えて商談プロセス管理、案件/商談管理、レポート、目標管理、HOT通知)の2つ。有料オプション:Salesforce連携、Kintone連携、AI議事録、地図連携、GPS報告
提供元 株式会社ハンモック(東証グロース上場)

ホットプロファイルは、「名刺管理を起点に、顧客情報・商談・営業活動データを一元管理するクラウド型営業プラットフォーム」です。名刺は専任オペレーターがデータ化し、自動名寄せで顧客データベースを作ります。「お客さまカルテ」に人脈・営業活動履歴・メール履歴を1画面に集約します。SFA機能では、商談ステージごとに全商談を一覧し、ステージの滞留や受注予定日の後ろ倒しを自動で検知してアラートを出します。MA機能(メール配信、Webフォーム、Web行動把握)も内蔵しています。公式は、中堅・中小企業を中心に支援しているとしています(自社発表)。(製品ページ、SFA機能、AI機能、価格)

事例

  • 三好不動産:他社の名刺管理ツールからの乗り換えで、費用を約半分に抑えつつ全社員へアカウントを拡大(公式事例、2026年3月掲載)。(事例)
  • BCC:Yoom経由で外部のMAツールと連携し、リードの追加・更新・転記で月12時間以上の手作業を自動化(公式事例、2026年3月掲載)。(事例)

利用者の声:カスタマイズ性が高く、名刺管理だけでなくSFA機能がある点が他社との差という声があります(ITreview)。一方で、一括メール配信が1回あたり最大5,000件に制限されているという声もあります(ITreview)。

注意点:料金は公式・ITreview・BOXIL・ITトレンドのいずれにも金額がなく、初期費用・最低契約期間・無料トライアルの期間も確認できませんでした。製品の軸は名刺管理で、公式サイトの主な受賞歴も名刺管理ソフト部門です。ITreviewの91件のうち90件は名刺管理ソフトカテゴリで、この記事ではSFA部門の数字(3.9・23件)を使っています。メールやカレンダーとの連携は公式で確認できませんでした。

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11位 Knowledge Suite|ユーザー数無制限の定額制

Knowledge Suiteの公式サイト
出典:Knowledge Suite公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:事務や拠点のスタッフも含めて多くの人数で使い、人数が増えても料金を変えたくない会社。

項目 点数・内容
合計 19点
機能 5点:商談管理・営業プロセス管理、スマホアプリでの名刺取り込みと活動入力、売上予測・ダッシュボード(GRIDY SFA/BI)、ワークフロー(承認)、外部システム連携(APIは有償オプション)
始めやすさ 3点:税抜の料金を公開。無料トライアルは公式で確認できず
導入・運用の支援 5点:導入支援サービス(有償・個別見積もり)、平日のユーザーサポート
AIへの対応 3点:生成AIの機能は見つからず。「AIスコア分析」は有償(100,000円/回)
利用者の評価 3点:ITreview SFAツールカテゴリ 満足度3.4(48件)
料金 SFAスタンダード 月額55,000円(5GB、名刺500枚/月)、SFAプロフェッショナル 月額85,000円(50GB)、SFAエンタープライズ 月額155,000円(150GB)。すべて税抜、ID数無制限。オプション(税別):API 35,000円/月、導入支援サービス(個別見積もり)、AIスコア分析 100,000円/回。初期費用は記載なし
提供元 ブルーテック株式会社(旧ナレッジスイート株式会社。親会社のBBDイニシアティブが東証グロース上場)

Knowledge Suite(ナレッジスイート)は、SFA/CRMとグループウェアを一つにした国産のクラウドサービスで、ID数無制限の容量課金が特徴です。顧客管理から商談・案件・日報まで1つで完結し、Webフォームの自動反映、問い合わせ対応管理、企業情報照会が標準で付きます。専用スマホアプリで名刺の取り込みと活動入力ができ、一斉メール配信「GRIDY メールビーコン」で開封やクリックを把握します。公式は、導入企業7,500社としています(自社発表)。(料金、製品サイト)

事例

  • 谷沢製作所:全国20超の拠点の営業全員で利用し、メールビーコンのクリック率は平均20%超(公式事例、2024年1月時点)。(事例PDF)
  • 旭川計量機:営業報告とスケジュールを連動させ、展示会の名刺をキーワードで管理(公式事例、2024年9月時点)。(事例PDF)

利用者の声:営業管理・社内の情報共有・名刺管理を一か所にまとめられ、人数が増えても料金が上がりにくいという声があります(ITreview)。一方で、画面が古く操作性が悪い、スマホはPCと同じ感覚では使えないという声もあります(ITreview)。

注意点:無料トライアルは公式で確認できませんでした。ID数は無制限ですが、名刺の枚数、データ容量、レコード数に上限があり、超過すると課金されます。APIは有償オプションです。生成AIの機能は本体にはなく、2025年9月に先行販売された後継の「Knowledge Suite+」(料金非公開)は別製品です。導入社数は公式サイトの「7,500社」と2025年の公式リリースの「3,500社以上」で食い違います。時間削減の数値がある公式事例は見つかりませんでした。

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12位 Sales Force Assistant|AI秘書が日報と停滞案件をフォロー

Sales Force Assistantの公式サイト
出典:Sales Force Assistant公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:日報を中心に営業を管理していて、上司のコメントやAI秘書のリマインドで営業を支援したい中小企業。

項目 点数・内容
合計 18点
機能 5点:案件管理・商談管理・見積作成、日報画面とスマホ・タブレットの無料アプリ・名刺OCR、売上予測・予実管理、AI秘書によるリマインドと停滞案件のフォロー・アラート、API連携(いずれもBOXIL・ITトレンドなどのベンダー掲載が根拠)
始めやすさ 2点:価格表は資料請求後にPDFで入手する形式でWebに金額の一覧なし。30日間の無料お試し
導入・運用の支援 4点:国産・日本語。担当者による定着支援の明記は確認できず
AIへの対応 4点:「AI秘書」(予測・助言型)は標準。生成AIは「SFA GenAIオプション」(履歴サマリー、集計アシスタント、メールアシスタント、AIサポートデスクβ版)で有償
利用者の評価 3点:ITreview 満足度3.1(10件)
料金 公式サイトに「クラウドサービスなら月額3,500円から」。価格表は資料請求後にダウンロード。第三者掲載では営業スタイル別のエディションで3,500〜4,500円/ユーザー/月(ITトレンドは税別と記載)、初期費用50,000円、最低6カ月。パッケージ版もあり
提供元 株式会社NIコンサルティング(経営コンサルティング会社。上場の記載なし)

Sales Force Assistantは、「一人にひとり、AI秘書。」を掲げる日報型のSFAです。米Salesforceとは名前が似ていますが無関係の国産製品です。1日の活動を1枚の日報画面に集約して上司がコメントし、AI秘書「SAI」が顧客・案件・商談のデータを学習して、スケジュールのリマインド、停滞案件のフォロー、参考事例の提示を行います。生成AIは2025年3月から「SFA GenAIオプション」として提供され、商談履歴を要約する「履歴サマリー」、チャットでクロス集計表を作る「集計アシスタント」、2026年4月の「音声議事録」などがあります。公式は、「可視化経営システム」の導入16,000社超(2026年4月)としています(自社発表)。(製品サイト、GenAIオプション、価格ページ)

事例

  • 数値のある公式事例は確認できませんでした。BOXILの掲載では、石屋製菓、エステー、有隣堂、東和薬品工業などが導入企業として挙げられています。(BOXIL)

利用者の声:操作性が良く直感的で、入力のためにExcelを開く必要がなくなったという声があります(BOXIL)。一方で、UIが古く価格が高い、値上げの案内を受けて利用をやめたという声もあります(BOXIL)。

注意点:機能の点は、公式サイトで詳細を確認できず、BOXIL・ITトレンドなど第三者サイトのベンダー掲載が根拠です。料金はWebに金額の一覧がなく、営業スタイル別のエディションで単価が違います。GenAIオプションの単価は、公式リリースで2025年3月「月3,000円/ユーザー〜」、2026年4月「月2,000円/ユーザー」と異なり、現行の金額は確認できませんでした。導入社数はSFA単体ではなく「可視化経営システム」全体の数です。ITreviewの件数は10件と少ないです。

Sales Force Assistantの評判はSales Force Assistantの評判記事で詳しくまとめています。

目的別のおすすめ

合計点よりも、自社の目的に合うかどうかが大切です。目的ごとに候補を挙げます。

無料・低予算で始めたい

  • HubSpot:無料ツールは2ユーザーまで期間の制限なし。Starterは840円/シート/月(年額払い)から。
  • Zoho CRM:3ユーザーまで永久無料。スタンダード1,760円/ユーザー/月(税抜・年間契約)から売上予測が使える。
  • Salesforce:Free Suite(2ユーザー)と、月払いもできるStarter Suite 3,000円/ユーザー/月。
  • kintone:ライトコース1,000円/ユーザー/月(税抜)。最小10ユーザーで月10,000円から。

営業に入力させたい(スマホ・名刺・AI入力)

  • GENIEE SFA/CRM:商談の録音から活動報告と日報を自動作成するAI議事録・AIプロセスビルダー(プロ以上)。
  • Mazrica Sales:名刺OCR、メール・予定の自動取り込み、AIが案件情報の更新を提案。
  • ホットプロファイル:名刺の撮影と選択式の営業報告をスマホから登録。
  • eセールスマネージャー:移動中にスマホで活動を登録すると、タスクと上司のタイムラインに自動反映。

売上予測を正確にしたい

  • Mazrica Sales:AI案件予測(Growthで1プロセス、Unlimitedで全種類)。
  • Salesforce:Pro Suite以上で売上予測。
  • Dynamics 365 Sales:Enterprise以上で予測・販売目標、Power BIでの分析。
  • Zoho CRM:スタンダードから売上予測。エンタープライズではZiaの予測も使える。

生成AI・AIエージェントを使いたい

  • HubSpot:Breezeの議事録ツールと案件創出エージェントがStarterから。クレジット制。
  • Salesforce:Agentforce。Advanced・Maxはエディションに含み、Core以上はアドオンで追加。
  • Dynamics 365 Sales:Enterprise以上のCopilotと事前構築済みエージェント。
  • GENIEE SFA/CRM:AI議事録と、プレミアムでの独自AIエージェント作成。
  • Mazrica Sales:全プランにMazrica Sales Agent。

導入・定着を手伝ってほしい

  • eセールスマネージャー:Professional(6,000円/ユーザー/月、税別)は有人フォロー付き。
  • ネクストSFA:専任担当の無料・無制限サポート。「何回でも無料」(公式)。
  • Mazrica Sales:運用支援で導入から成果創出までを最短に(公式)。
  • GENIEE SFA/CRM:導入から定着・改善まで伴走サポート(公式)。

SFAの選び方

自社の営業プロセスに合うかを確かめる

SFAは、自社の営業の流れ(リード獲得→商談→提案→見積→受注)を、そのままの形でステージとして登録できるかが要です。製品ごとに考え方が違います。

  • 決まった型で始める:Mazrica Sales、GENIEE SFA/CRM、ネクストSFAは、案件管理に必要な項目が標準でそろい、ノーコードで項目を足します。
  • 自分たちで作る:kintoneは、アプリを自分で作るため自由度が高い反面、売上予測などはアプリの設計次第です。
  • 細かく作り込む:SalesforceとDynamics 365 Salesは、カスタマイズの幅が広く、複数の事業部や商材を持つ会社に向きます。ただし、ITリテラシーと社内サポート体制が必要(Salesforce)、慣れるまで使いにくい(Dynamics 365 Sales)という声もあります。

営業の人数も見てください。Mazrica SalesとGENIEE SFA/CRMは最低10ID、eセールスマネージャーは最低5名です。HubSpotの無料ツールとSalesforceのFree Suiteは2ユーザー、Zoho CRMの無料プランは3ユーザーまでです。

料金はユーザー課金・組織課金・最低ID数で比べる

SFAの料金は、何を1単位として数えるかが製品ごとに違います。1ユーザーあたりの月額だけで比べると見誤ります。

  • 1ユーザー(ID・シート)あたり:kintone(1,000円〜)、Zoho CRM(1,760円〜)、Salesforce(3,000円〜)、GENIEE SFA/CRM(3,450円〜)、eセールスマネージャー(3,500円〜)、Dynamics 365 Sales(9,745円〜)。HubSpotはシート単位です。
  • 組織あたりの定額:Knowledge Suite(月55,000円、ID数無制限)、ネクストSFA(月30,000円に5ユーザー込み)。
  • 組み合わせ:Mazrica Salesは1IDの単価×最低10IDに、組織あたりのMazrica Sales Agent 5,000円を足した額が最低月額です。

あわせて確かめたいのは次の点です。

  • 最低ID数:Mazrica Sales・GENIEE SFA/CRM・kintoneは10から、eセールスマネージャーは5から。
  • 年払いか月払いか:HubSpotのStarter(840円は年額払い、月額払いは2,400円)、Zoho CRM(年間契約の月額換算)、Dynamics 365 Sales(年払い)、Salesforce(Starter Suite以外は年間契約)。GENIEE SFA/CRMは最低利用期間が1年です。
  • 税込か税抜か:HubSpotとSalesforceは公式料金ページに表記がなく、ほかの多くは税抜(税別)です。
  • 初期費用・必須の支援費:HubSpotのProfessional以上は導入支援が必須です(Professionalは180,000円)。
  • AIの追加費用:ネクストSFAのAI機能は月75,000円、eセールスマネージャーのAI conciergeは月1,000円/ユーザー、HubSpotとDynamics 365 Salesはクレジット制です。

無料トライアルで確かめること

  • 自社の案件を5〜10件登録し、ステージの名前や必須項目を自社の営業の流れに合わせられるか
  • 営業担当がスマホから、移動中に短時間で活動を登録できるか(名刺の読み取り、AIでの入力を含む)
  • マネージャーが見たい数字(案件数、受注見込み、予実)がダッシュボードにそのまま出るか
  • メール・カレンダー・名刺管理など、今使っているツールとつながるか(連携がプランで制限されていないか)
  • トライアルの条件(全機能か一部か、期間、自動で有料に切り替わらないか)

トライアルの条件はツールで違います。Zoho CRMは15日間で、終了後は無料プランに自動で移行します。Salesforceは30日間でクレジットカード不要、Dynamics 365 Salesの無料試用版はクレジットカードが必要です。kintoneは30日間でスタンダードコースの全機能が使え、終了後の自動課金はありません。HubSpotは期間限定のトライアルではなく、無料ツールをそのまま使い続ける形です。Knowledge Suiteは無料トライアルを公式で確認できませんでした。

定着の体制を決める

SFAが使われなくなる原因は、営業担当にとって入力の手間が増えるだけで見返りがないことです。利用者の声でも、帰社後に登録する作業に抵抗が強く浸透しない(Dynamics 365 Sales)、入力項目が多すぎて残業が増えた(Salesforce)という不満が見られます。

導入前に、次のことを決めておくと定着しやすくなります。

  • 入力の手間を減らす仕組みを使う:AI議事録で商談の録音から活動報告を作る(GENIEE SFA/CRM、Mazrica Sales)、メールや予定を自動で取り込む(Mazrica Sales、Salesforce、HubSpot)、名刺を撮影して顧客を登録する(ホットプロファイル、eセールスマネージャー)。
  • 必須項目を最小にする:最初は案件名・金額・ステージ・次のアクションなど、売上予測に必要な項目だけにし、慣れてから増やします。
  • 営業担当への見返りを作る:当日の予定や前回商談をスマホで見られる、上司のコメントがすぐ返る、など入力した人が得をする使い方にします。
  • 誰が運用を回すかを決める:設定を変える担当者、ダッシュボードを見る会議、提供元のサポート窓口を決めます。社内で回す人が足りない場合は、eセールスマネージャーのProfessionalやネクストSFAのように、担当者が定着まで支援するツールが向いています。

よくある質問

有名なSFAは?

国内で名前が挙がりやすいのは、Salesforce(Sales Cloud)、HubSpot、Zoho CRM、Dynamics 365 Salesなどの海外発の製品と、Mazrica Sales、GENIEE SFA/CRM、eセールスマネージャー、ネクストSFA、kintoneなどの国産の製品です。ITreviewのSFAツール部門のレビュー件数で見ると、Salesforceが388件、Mazrica Salesが196件、ネクストSFAが114件と多く、Zoho CRM(56件)、GENIEE SFA/CRM(52件)が続きます。Salesforceは公式サイトで「No.1のCRM」としていますが、これは自社発表(IDCの調査が根拠)で、ITreviewの満足度は3.8と12ツールの中では中ほどです。

SFAの料金はいくら?

この記事の12ツールでは、無料プラン(HubSpot、Zoho CRM、Salesforce)から、1ユーザー月1,000〜3,500円台(kintone、Zoho CRM、Salesforce Starter Suite、GENIEE SFA/CRM、eセールスマネージャー)、1ユーザー月1万円前後(Dynamics 365 Sales、HubSpot Professional、Salesforce Pro Suite)、組織あたり月3万〜7万円(ネクストSFA、Knowledge Suite、Mazrica Sales)まであります。ホットプロファイルは公式に金額がありません。10名の営業チームなら、kintoneのライトコースで月10,000円、GENIEE SFA/CRMのスタンダードで月34,500円、Mazrica SalesのStarterで月70,000円(いずれも税抜)が目安です。最低ID数、必須の導入支援、AIのオプションで実際の費用は変わります。

SFAとCRMはどちらを入れるべき?

商談の進み具合と売上の見込みを見たいならSFA、受注後も含めて顧客ごとの対応履歴やメール配信を管理したいならCRMが向いています。この記事のツールの多くは両方の機能を持つので、「今いちばん困っているのが案件の見える化か、顧客情報の散らばりか」を決め、SFAが先なら本記事、CRMが先なら「CRMツールおすすめ12選」で比べてください。

営業が入力してくれないときは?

入力しない理由を、「手間が大きい」「入力しても自分に返ってこない」「項目が多すぎる」に分けて対処します。手間には、AI議事録(GENIEE SFA/CRM、Mazrica Sales)や名刺撮影(ホットプロファイル)、メール・予定の自動取り込み(Mazrica Sales、Salesforce)で入力そのものを減らす方法があります。見返りには、スマホで当日の予定と前回商談を確認できる(eセールスマネージャー)、AI秘書がリマインドや参考事例を返す(Sales Force Assistant)など、入力した人が得をする機能を使います。それでも難しい場合は、eセールスマネージャーのProfessional(有人フォロー)やネクストSFA(専任担当の無料サポート)のように、提供元が定着まで伴走するツールを選ぶのが近道です。

まとめ

迷ったら、無料プランや無料トライアルで2〜3ツールを試し、営業担当がスマホから短時間で活動を登録でき、マネージャーが見たい数字がダッシュボードに出るかを確かめるのがおすすめです。

  • 無料・低予算で始めたい:HubSpot、Zoho CRM、kintone
  • 営業に入力させたい:GENIEE SFA/CRM、Mazrica Sales、ホットプロファイル
  • 売上予測を正確にしたい:Mazrica Sales、Salesforce、Dynamics 365 Sales
  • 生成AI・AIエージェントを使いたい:HubSpot、Salesforce、Dynamics 365 Sales、GENIEE SFA/CRM
  • 導入・定着を手伝ってほしい:eセールスマネージャー、ネクストSFA、Mazrica Sales

各ツールの口コミや注意点は、比較表のツール名のリンクから確認できます。

情報の確認日と出典

  • 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は各社の公式サイトで確認してください。
  • 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。

出典(各ツールの事例と口コミの出典は、本文の各ツール紹介に記載)

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