Adobe Marketo Engageの評判は?MAツールの料金・できること・向いている会社を調査
Adobe Marketo Engageは、アドビが提供するBtoB向けのMAツールです。アドビは2018年にマルケトを買収し、製品名をMarketoから変えました。ITreviewの満足度は3.9(182件)です。スマートリストやスコアリングを細かく設定でき、Salesforceとの連携が強いという声がある一方、習得が難しい、サポートがメール中心という声もあります。料金は公開されておらず、4つのパッケージとも見積もり(要問い合わせ)です。無料トライアルの記載は見つかりませんでした。SalesforceやMicrosoft Dynamicsと双方向で連携し、施策を細かく設計したい会社に向いています。

- 調査日:2026年10月29日
- 調べた情報源:Adobe Marketo Engageの公式製品ページ・料金ページ・連携ページ、Experience Leagueのドキュメント、Marketo Japanコミュニティ、公式の導入事例、アドビのリリース、ITreview・ITトレンド・BOXILの口コミ
- この記事で扱うのはツール利用者の評判です。
Adobe Marketo Engageの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | アドビ株式会社(東京都品川区大崎、2018年11月1日のリリース記載)。親会社は米Adobe Inc.(Nasdaq: ADBE)。アドビは2018年11月1日に、米マルケトの買収完了を発表しました。日本法人は2020年6月18日に「アドビシステムズ株式会社」から社名を変えています(Wikipedia) |
| 日本での提供・サポート | 日本語の製品ページ・料金ページと、Experience Leagueの日本語ドキュメントがあります。アドビの社員がMarketo Japanコミュニティで、UIを英語から日本語に切り替える手順を案内しています。日本語の「導入のご相談」窓口があります。アドビ自身による導入支援の記載は見つかりませんでした。販売パートナーのソフトバンクが、導入から運用までの支援付きで扱っています |
| 向いている事業 | BtoB(製品ページはB2Bを前面に出しています)。BtoC向けの記載は見つかりませんでした |
| 主な機能 | Munchkinによる匿名アクティビティの追跡、リードスコアリング、バッチメールと育成プログラム、ジャーニーオートメーション、LPとフォーム、Salesforce・Microsoft Dynamics・Veevaとの双方向ネイティブ統合、生成AI |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)。Growth/Select/Prime/Ultimateの4パッケージ |
| 無料プラン・トライアル | 無料プラン・無料トライアルの記載は見つかりませんでした(「導入のご相談」「Request a demo」あり) |
| 公式サイト | Adobe Marketo Engage |
出典:製品ページ、料金ページ、アドビのリリース(2018年11月1日)、Marketo Japanコミュニティ(言語設定)、ソフトバンク

Adobe Marketo Engageの良い評判・口コミ
利用者の声(公式以外)
ITreview(MAツール)で満足度3.9(182件)です。Grid Award 2026 FallのMAツール部門でLeaderです。レビューの内訳は、大企業59件、中堅企業72件、中小企業51件です。生成AI機能の満足度は評価0件で、まだ反映されていません。ITトレンドでは4.3(16件)です。BOXILはMarketo Engageのページが複数あって評価が分かれており、総合評価点は確認できませんでした。(ITreview、ITトレンド)
- 初めてのMAツールとして導入した利用者は、スマートリストやスコアリングを細かく設定でき、Salesforceとの連携も強いと評価している。(ITreview)
- 別の利用者は、機能が豊富で、Salesforceと連携して流入経路や商談の情報を活用できる点を挙げている。(ITreview)
公式の導入事例(自社発表)
- Chatwork:受注数が年度初めと比べて5倍以上になった(2022年10月時点の情報)。(事例)
- ビザスク:リード数・商談数ともに20倍以上になり、月十数本のウェビナーを1人で運用している(取材は2020年6月)。(事例)
導入社数の公式の数字は見つかりませんでした。参考として、アドビが委託したForrester TEI調査(2020年7月、社名非公開の6社)では、3年間のROIが267%、投資の回収期間が3カ月未満とされています(自社発表)。公式の製品ページは、2025年のGartner Magic Quadrant(B2Bマーケティングオートメーションプラットフォーム部門)でリーダーに選ばれたとしています(自社発表)。
Adobe Marketo Engageの気になる評判・注意点
- 習得が難しい:習得が難しく複雑で、APIの自由度を上げてほしいという声がある。(ITreview)
- 設定変更の手間とサポート:方針が変わるたびに設定を直す作業が大変で、サポートはメール中心という声がある。(ITreview)
- 料金は非公開:公式の料金ページは4パッケージとも金額がなく、「導入のご相談」。ITreview・ITトレンドにも金額の掲載はない。課金単位・税・初期費用・最低契約期間の記載も見つかりませんでした。
- 無料トライアルの記載なし:公式は「導入のご相談」「Request a demo」のみ。
- 導入支援はパートナー経由:アドビ自身の導入支援の記載は見つからず、販売パートナーのソフトバンクが導入〜運用支援を提供している。
- 上位機能はパッケージ限定:上位の分析「Marketo Measure」はUltimateのみ。Predictive ContentはSelect以上、Predictive AudiencesはPrime以上。
- AIアシスタントは提供前:新規ユーザー向けのAIアシスタントは「近日リリース予定」とされている。
- 名称変更:Marketo(マルケト)は、2018年のアドビによる買収後、Adobe Marketo Engageになった。
- 2026年のセキュリティ事案:アドビの公式発表は見つかりませんでした。
Adobe Marketo Engageの料金
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Growth | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) | コアのマーケティングメール、セグメンテーション、オートメーション、測定。ユーザー数10、API呼出し 1日2万回 |
| Select | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) | 基本的なMAと効果測定。ユーザー数25、API呼出し 1日5万回。プレディクティブコンテンツ |
| Prime | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) | リード管理とABM、カスタマージャーニー分析、AIによるパーソナライゼーション。ユーザー数25、API呼出し 1日5万回。プレディクティブオーディエンス |
| Ultimate | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) | 包括的なオートメーションとアトリビューション。ユーザー数25、API呼出し 1日5万回。Marketo Measure |
ランディングページやメールなどの中核機能は、4パッケージすべてに含まれます。課金単位、税込/税抜、初期費用、最低契約期間は、公式の料金ページに記載がありません。第三者サイトでも、ITreviewは「詳細はお問い合わせください」、ITトレンドは「お問い合わせください」で、どちらも金額はありません(2026年10月29日確認)。(料金ページ、ITreview 価格、ITトレンド 価格)
Adobe Marketo Engageでできること
- リード管理とWeb行動のトラッキング(匿名・企業判別):Munchkinトラッキングコードを入れたサイトや、MarketoのLPで匿名アクティビティを作り、ブラウザーのcookieで追跡する。フォーム入力やメールのリンククリックで、既知のリードに統合される。匿名訪問者の企業判別(逆IP)は公式サイトでは確認できませんでした。Webレポートでは、匿名訪問者のメトロエリアなどの推測データとISPを表示できる。
- スコアリング:リードスコアリングと、フィールド値・リードスコアの自動更新ができる。料金ページの機能表には「スコアリング・ルーティング・アラート」がある。
- メール配信とシナリオ(ステップ・分岐):バッチメール、自動化された育成プログラム、マルチステップキャンペーン、ジャーニーオートメーションがある。分岐の仕様は公式サイトでは確認できませんでした。
- フォーム・LP作成:料金ページの機能表に「ランディングページとフォーム」がある。LPやメールなどの中核機能は4パッケージすべてに含まれる。SEOの機能もある。
- 分析・レポート:ダッシュボード、カスタマイズできるレポート、マルチタッチアトリビューション、キャンペーンのレポートがある。上位分析の「Marketo Measure」はUltimateのみ。
- CRM・SFA連携:Salesforce、Microsoft Dynamics、Veevaと双方向のネイティブ統合がある。REST API・Webhook、Workato・InformaticaなどのiPaaS、Zoom・ON24・LinkedInなどとも連携する。kintone・HubSpotとの連携は公式サイトでは確認できませんでした。ソフトバンクのページは「国内外550を超える外部システムとの連携」としている。
- AI機能:生成AIでメール本文・件名を作り、Fireflyで画像を作れる。コンバージョンの高いコンテンツの予測、エージェント型のUIでのバッチメール・育成プログラムの計画と実行、AIアプリやLLMから操作できる「Marketo Engage MCPサーバー」もある。新規ユーザー向けAIアシスタントは「近日リリース予定」。Predictive ContentはSelect以上、Predictive AudiencesはPrime以上。
- その他:ウェビナー、ダイナミックチャット、ターゲットアカウント管理が料金ページの機能表にある。
Adobe Marketo Engageが向いている会社・向いていない会社
向いている会社
- SalesforceやMicrosoft Dynamicsと双方向でデータを同期させたい
- スマートリストやスコアリングを細かく設計できる運用担当がいる
- ABMやアトリビューション分析まで、MAの中で進めたい
向いていない会社
- 料金を問い合わせ前に知りたい(公式は非公開)
- 無料トライアルで試してから決めたい(記載なし)
- 少人数で、習得に時間をかけずに運用を始めたい(習得が難しいという声)
他のMAツールとの比較
海外製のMA同士で比べると、Marketo Engageは料金を公開しておらず、複数のCRMと双方向のネイティブ統合を用意している点が違います。
| 項目 | Adobe Marketo Engage | Account Engagement | Oracle Eloqua | HubSpot Marketing Hub |
|---|---|---|---|---|
| 向いている事業 | BtoB(BtoC向けの記載は見つからず) | BtoB | 主にBtoB(発売時の報道ではBtoCでも活用可) | 公式の対象区分の明記は見つからず |
| 料金 | 非公開(要問い合わせ) | Growth+ 月150,000円〜(組織/月、年間契約) | Marketing Basic 月2,000ドル(1万コンタクト)〜(グローバル価格表) | 無料0円、Starter 月840円/シート(年払い)、Professional 月96,000円(年払い)〜 |
| 無料で試せるか | 無料トライアルの記載なし | 公式に記載なし | 無料トライアルの記載なし(デモ、クリックスルー・ツアー) | 無料プラン、14日間の無料トライアル |
| 日本語・支援 | 日本語の製品・料金ページ、UIの日本語切り替え手順、日本語の「導入のご相談」窓口。導入支援は販売パートナー | 日本語の製品・料金ページ。導入支援は構築パートナー | 管理画面は日本語対応(一部英語のみ)、日本語フォーラム | 日本語の画面、Professional以上は必須の導入支援 |
| AI | 生成AIでメール本文・件名、Fireflyで画像 | Einsteinコンテンツ作成、Agentforceキャンペーン作成 | 生成AIで件名案・メール/LP本文(有効化に申請が必要) | Breezeでコンテンツ生成 |
| ITreview | 3.9(182件) | 単体0件(統合先のAgentforce Marketingは3.6・202件) | 3.0(10件) | 3.8(53件) |
出典:Marketo Engage 料金、Account Engagement 料金、Oracle グローバル価格表、Eloqua 製品ページ、HubSpot 料金、ITreview:Marketo、ITreview:Agentforce Marketing、ITreview:Eloqua、ITreview:HubSpot Marketing Hub
Account Engagementの評判、Oracle Eloquaの評判、HubSpotの評判も調べています。
12製品の比較は「MAツールおすすめ12選」で見られます。
Adobe Marketo Engageを掲載しているおすすめ記事
よくある質問
Marketo Engageの料金はいくらですか?
公式は金額を公開しておらず、Growth・Select・Prime・Ultimateの4パッケージとも「導入のご相談」です。ITreviewとITトレンドにも金額の掲載はありません。
日本語で使えますか?
日本語の製品ページ・料金ページと、Experience Leagueの日本語ドキュメントがあります。アドビの社員がMarketo Japanコミュニティで、UIを英語から日本語に切り替える手順を案内しています。
Salesforceと連携できますか?
Salesforce、Microsoft Dynamics、Veevaと双方向のネイティブ統合があります。kintone・HubSpotとの連携は公式サイトでは確認できませんでした。
無料で試せますか?
無料トライアルの記載は見つかりませんでした。公式サイトから「導入のご相談」やデモの依頼ができます。
情報の確認日と出典
- 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
- 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。
出典
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