Account Engagement(旧Pardot)の評判は?MAツールの料金・できること・向いている会社を調査
Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)は、セールスフォース・ジャパンが提供するBtoB向けのMAツールです。Salesforce CRMのリード・取引先責任者・商談と緊密に統合する、と公式は説明しています。ITreviewでは単体ページの評価が0件で、統合先の「Agentforce Marketing」が満足度3.6(202件)です。スコアリングやSalesforceとの連携を評価する声がある一方、費用が高い、LPのデザインの自由度が低いという声もあります。料金はGrowth+の月150,000円(組織あたり、年間契約)からです。無料トライアルは公式サイトで確認できませんでした。Salesforce CRMを使っていて、マーケと営業のデータをつなげたい会社に向いています。

- 調査日:2026年10月29日
- 調べた情報源:Account Engagementの公式製品ページ・料金ページ、Agentforce Marketingのページ、公式の導入事例、Salesforceのステータスサイト、ITreview・BOXIL・ITトレンドの口コミ
- この記事で扱うのはツール利用者の評判です。
Account Engagementの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社セールスフォース・ジャパン(BOXIL掲載の所在地は東京都千代田区)。親会社は米Salesforce。親会社の上場情報と日本法人の設立年は確認できませんでした |
| 製品名 | 公式の現名称は「Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)」。親ブランドは「Agentforce Marketing(旧 Salesforce Marketing Cloud)」 |
| 日本での提供・サポート | 日本語の製品ページ・料金ページがあります。BOXILの対応言語欄は「日本語ほか」です。セールスフォース自身による導入支援の記載は見つかりませんでした。ITreviewには「Account Engagement構築パートナー」の分類があり、日立ソリューションズなどが掲載されています |
| 向いている事業 | BtoB(公式は「B2Bマーケティングオートメーション」の製品と説明) |
| 主な機能 | リード管理とCookieによる行動のひも付け、Einsteinリードスコアリング・行動スコアリング、シナリオとメール配信、LP・フォーム作成、Salesforce CRMとの統合、Agentforceキャンペーン作成 |
| 料金 | Growth+ 月150,000円〜(組織/月、年間契約が必須。本体価格に税込/税抜の表示なし) |
| 無料プラン・トライアル | 公式の料金ページに無料プラン・無料トライアルの記載は見つかりませんでした(BOXILは無料トライアル「あり」と掲載) |
| セキュリティ認証 | SOC3、ISO/IEC 27001/27017/27018(BOXIL掲載) |
| 公式サイト | Marketing Cloud Account Engagement |
出典:製品ページ、料金ページ、Agentforce Marketing、ITreview、BOXIL

Account Engagementの良い評判・口コミ
利用者の声(公式以外)
ITreviewでは、Account Engagement単体のページは評価0件で、「本製品はAgentforce Marketingに統合されました」と表示されます。統合先の「Agentforce Marketing」は満足度3.6(202件)で、Grid Award 2026 FallのMAツール部門でLeaderです。ただし、旧Marketing Cloudのレビューが中心で、Account Engagementに触れたレビューは一部です。BOXILでは「Agentforce Marketing(旧「Pardot/Account Engagement」)」として4.04(93件)、ITトレンドでは3.9(108件)です。(ITreview:Account Engagement、ITreview:Agentforce Marketing、BOXIL、ITトレンド)
- 利用者は、リードスコアリング、行動ログの取得、セグメンテーションの機能と、Salesforceとの連携性を評価している。(BOXIL)
- 別の利用者は、リード管理とシナリオ構築、Salesforceとの連携性を良い点に挙げている。(BOXIL)
公式の導入事例(自社発表)
- 淵本鋼機:2018年4月に導入。展示会の来場者数が2018年の330名から2019年は507名になり、過去最多になった。売上は約30億円(2017年5月期)から約41億円(2019年5月期)に増えた。Sales Cloudなども併用している(2019年11月時点)。(事例)
- 江崎グリコ:法人ノベルティ事業で利用。Webからのリードが全体の約4分の1になり、備蓄食糧は問い合わせからの受注率がほぼ100%になった(2019年10月時点)。Engagement Studioのシナリオに基づいてメールを配信している。(事例)
Account Engagement単体の導入社数は見つかりませんでした。公式は、Forrester Waveの2026年第1四半期でB2B収益マーケティングプラットフォームのリーダーに選ばれたとしています(自社発表)。また、Marketing Cloud全体として、Gartner Magic Quadrantで8年連続「リーダー」としています(自社発表)。製品ページでは「世界No.1のCRMにおける唯一のマーケティングオートメーションプラットフォーム」としています(自社発表、根拠の記載は見つかりませんでした)。
Account Engagementの気になる評判・注意点
- 費用が高い:使いこなせていない機能が多く、機能を絞った安いプランが欲しいという声がある。(BOXIL)
- LPの作り込みに知識が要る:コーディングやレスポンシブ対応の知識がないと扱いにくく、LPのデザインの自由度が低いという声がある。分析はGoogleアナリティクスより薄いという指摘もある。2022年のPardot時代の声。(ITトレンド)
- ITreviewの評価は旧Marketing Cloudと合算:単体ページは0件で、Agentforce Marketingの3.6(202件)は旧Marketing Cloudのレビューが中心。Account Engagementだけの満足度ではない。
- Salesforce CRMが前提:公式はSalesforce CRMとの統合を前提に説明している。HubSpot・kintoneなど他のCRMとの連携は公式サイトでは確認できませんでした。
- 年間契約が必須:料金ページでは年間契約が必須。本体価格には税込/税抜の表示がなく、アドオンは「税抜」の米ドル建て。
- 名称が複数ある:Pardotから名称が変わり、ITreview・BOXILでは「Agentforce Marketing」に統合して掲載されている。新製品「Marketing Cloud Next」は別製品。既存顧客は「Account Engagement+」でMarketing Cloud Nextを使え、クレジットを別途購入する場合がある。
- エディション名と金額の表記ゆれ:公式のエディション名は「Growth+」など「+」付きで、第三者サイトは「+」なし。ITreviewのPlus 300,000円は、公式の330,000円と一致しない。
- 外部アプリ経由の不正アクセスの告知:2026年6月17日、Salesforceはステータスサイトで「Security Advisory: Third-Party App Integration Disabled」を公表した。顧客が個別にインストールした「Klue Battlecards」アプリの接続を経由して、一部の顧客データに不正アクセスされた可能性があるとし、同アプリの接続を無効化した。Salesforceプラットフォームの脆弱性ではないと説明している。件数の記載はなく、ステータスは「Resolved」。Account Engagementへの言及は見つかりませんでした。(Salesforce ステータス)
Account Engagementの料金
| プラン | 料金(組織/月、年間契約) | 主な内容 |
|---|---|---|
| Growth+ | 150,000円(1,250ドル) | コンタクト10,000件込み。Marketing Cloud Next Growthエディションを含む。Agentforceキャンペーンの作成、リードの育成と評価 |
| Plus+ | 330,000円(2,750ドル) | コンタクト10,000件込み。Marketing Cloud Next Advancedを含む。AIを活用したスコアリング、B2Bマーケティングアナリティクス |
| Advanced+ | 528,000円(4,400ドル) | コンタクト10,000件込み。ビジネスユニット、専用IPアドレス |
| Premium+ | 1,800,000円(15,000ドル) | コンタクト75,000件込み。予測分析ツールとサポート |
本体価格には税込/税抜の表示がありません。追加プロスペクトは10,000件ごとに月100米ドル(税抜)です。B2B Marketing Analytics Plusは1ユーザーあたり月3,000米ドルのアドオンです。SMS・WhatsAppもアドオンで、1,000クレジット10ドルからです。Marketing Cloud Nextの機能は、クレジットを消費する従量課金(Einsteinリクエスト、メッセージング、Data 360)です。初期費用は公式ページに記載がありません。(料金ページ)
第三者サイトの掲載は次のとおりです。BOXIL(2026年10月29日の調査時点)は、Growth 150,000円・Plus 330,000円・Advanced 528,000円・Premium 1,800,000円(月額)、初期費用0円(Premiumは記載なし)、最低利用期間1年、無料プランなし、無料トライアル「あり」と掲載しています。ITreviewはGrowth 150,000円・Plus 300,000円で、公式と一致しません。ITトレンド(2026年4月16日更新)は「別途お問い合わせ」です。(BOXIL、ITreview 価格、ITトレンド)
Account Engagementでできること
- リード管理とWeb行動のトラッキング(匿名・企業判別):見込み客情報の管理、Cookie情報とのひも付け、オフライン行動履歴の管理ができる(ITreviewベンダー掲載)。匿名訪問者の企業判別は公式サイトでは確認できませんでした。
- スコアリング:Einsteinリードスコアリング、Einstein行動スコアリングがある。料金ページでは「AIを活用したスコアリング」をPlus+に含むと記載している。ITreviewベンダー掲載でもスコアリング設定がある。グレーディングは公式サイトでは確認できませんでした。
- メール配信とシナリオ(ステップ・分岐):シナリオ作成、メール作成・配信、ステップメールがある(ITreviewベンダー掲載)。公式事例では「Engagement Studio」のシナリオでメールを配信している。分岐の仕様は公式サイトでは確認できませんでした。
- フォーム・LP作成:LP作成とフォーム作成がある(ITreviewベンダー掲載)。料金ページには「メール・LP向けのEinsteinコンテンツ作成」がある。
- 分析・レポート:マーケと営業のエンゲージメント履歴を統合したダッシュボードがある。Plus+にはB2Bマーケティングアナリティクスが含まれ、上位分析の「B2B Marketing Analytics Plus」はアドオン(1ユーザー月3,000米ドル)。
- CRM・SFA連携:Salesforce CRMのリード・取引先責任者・商談と緊密に統合する。他のCRMとの連携は公式サイトでは確認できませんでした。
- AI機能:Agentforceキャンペーン作成(Growth+に含むと記載)、AIを活用したスコアリング(Plus+)、Einsteinコンテンツ作成(メール・LP・SMS)、セグメント作成、送信時間の最適化、エンゲージメント頻度、キャンペーンインサイト。エディションごとの対応可否は、料金ページのテキストからは確認できませんでした。「Agentforce for Marketing」は2025年3月25日に日本で提供が始まったと報道されていますが、Account Engagementで使えるかは記事に書かれていません。(Web担当者Forum)
- ABMと複数組織の運用:公式はABMを強みに挙げている。Advanced+ではビジネスユニットと専用IPアドレスを使える。
Account Engagementが向いている会社・向いていない会社
向いている会社
- Salesforce CRM(Sales Cloudなど)を使っていて、マーケと営業の履歴を1つにまとめたい
- BtoBで、スコアリングを使って営業に渡すリードを絞り込みたい
- メール・LPの作成やスコアリングにAI機能を使いたい
向いていない会社
- 月150,000円(組織あたり、年間契約)の予算を確保しにくい
- HubSpotやkintoneなど、Salesforce以外のCRMと組み合わせたい(公式で確認できず)
- 契約前に無料トライアルで試したい(公式で確認できず)
他のMAツールとの比較
海外製のMA同士で比べると、Account Engagementは円建ての料金を公開し、Salesforce CRMとの統合を前提にしています。
| 項目 | Account Engagement | Adobe Marketo Engage | Oracle Eloqua | HubSpot Marketing Hub |
|---|---|---|---|---|
| 向いている事業 | BtoB | BtoB(BtoC向けの記載は見つからず) | 主にBtoB(発売時の報道ではBtoCでも活用可) | 公式の対象区分の明記は見つからず |
| 料金 | Growth+ 月150,000円〜(組織/月、年間契約) | 非公開(要問い合わせ) | Marketing Basic 月2,000ドル(1万コンタクト)〜(グローバル価格表) | 無料0円、Starter 月840円/シート(年払い)、Professional 月96,000円(年払い)〜 |
| 無料で試せるか | 公式に記載なし | 無料トライアルの記載なし | 無料トライアルの記載なし(デモ、クリックスルー・ツアー) | 無料プラン、14日間の無料トライアル |
| 日本語・支援 | 日本語の製品・料金ページ。導入支援は構築パートナー | 日本語の製品・料金ページ、UIの日本語切り替え手順、日本語の「導入のご相談」窓口 | 管理画面は日本語対応(一部英語のみ)、日本語フォーラム | 日本語の画面、Professional以上は必須の導入支援 |
| AI | Einsteinコンテンツ作成、Agentforceキャンペーン作成 | 生成AIでメール本文・件名、Fireflyで画像 | 生成AIで件名案・メール/LP本文(有効化に申請が必要) | Breezeでコンテンツ生成 |
| ITreview | 単体0件(統合先のAgentforce Marketingは3.6・202件) | 3.9(182件) | 3.0(10件) | 3.8(53件) |
出典:Account Engagement 料金、Marketo Engage 料金、Oracle グローバル価格表、Eloqua 製品ページ、HubSpot 料金、ITreview:Agentforce Marketing、ITreview:Marketo、ITreview:Eloqua、ITreview:HubSpot Marketing Hub
Marketo Engageの評判、Oracle Eloquaの評判、HubSpotの評判も調べています。
12製品の比較は「MAツールおすすめ12選」で見られます。
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よくある質問
Account EngagementとPardotは同じ製品ですか?
同じ製品です。Pardotから「Marketing Cloud Account Engagement」に名称が変わりました。ITreviewやBOXILでは「Agentforce Marketing」に統合して掲載されています。新製品の「Marketing Cloud Next」は別製品です。
Account Engagementの料金はいくらですか?
Growth+が組織あたり月150,000円からで、年間契約が必須です。Plus+は330,000円、Advanced+は528,000円、Premium+は1,800,000円です。本体価格には税込/税抜の表示がありません。
無料で試せますか?
公式の料金ページに、無料プラン・無料トライアルの記載は見つかりませんでした。BOXILは無料トライアル「あり」と掲載しているため、申し込み前に公式窓口で確認してください。
Salesforce以外のCRMと連携できますか?
公式はSalesforce CRMとの統合を前提に説明しています。HubSpotやkintoneなど、他のCRMとの連携は公式サイトでは確認できませんでした。
情報の確認日と出典
- 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
- 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。
出典
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