b→dashの評判は?MAツールの料金・できること・向いている会社を調査
b→dashは、東京都新宿区の株式会社データXが提供するデータマーケティングの製品です。公式は「AI Driven CDP」と呼び、トップページに「for Enterprise BtoC」と掲げています。顧客・購買・行動のデータを1つにまとめ、メールやプッシュ通知で配信するまでをノーコードで行えるとしています(自社発表)。ITreviewの満足度は4.2(199件)です。データの加工が自動で回る、現場のスタッフも配信を設定できるという声がある一方、画面の表示が遅い、サポートサイトが探しにくいという声もあります。料金は公開されておらず、問い合わせ後の個別案内です。無料デモはありますが、無料トライアルの記載は見つかりませんでした。BtoCで、散らばった顧客データをまとめて施策に使いたい会社に向いています。

- 調査日:2026年10月29日
- 調べた情報源:b→dashの公式サイト(トップページ・FAQ・新着情報・お知らせ)、データXのリリース(PR TIMESの転載を含む)、ITreview・BOXIL・ITトレンド・ASPICの掲載情報と口コミ、報道
- この記事で扱うのはツール利用者の評判です。
b→dashの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社データX(英語名 dataX Inc.)。東京都新宿区西新宿、2010年4月設立、未上場、資本金1億円。親会社・海外本社の記載は見つかりませんでした。2017年のリリースでは、b→dashの提供元が「株式会社フロムスクラッチ」(代表 安部泰洋、2010年4月設立)と記載されています。商号変更の日付は確認できませんでした |
| 日本での提供・サポート | 国内の会社が提供し、日本語で使えます。構築から活用までの支援と、運用作業のアウトソーシングに対応するとしています(自社リリース)。専任担当が施策の提案や振り返りを行うと、LINEヤフーのパートナーページに掲載されています |
| 向いている事業 | 主にBtoC。公式トップに「for Enterprise BtoC」とあり、ナビには「BtoB向け」のページもあります。BOXILのカテゴリは「MAツール(BtoC)」です |
| 主な機能 | データの取り込み・加工・統合(CDP)、メール配信、プッシュ通知、分析(BI)、Web接客、レコメンド、CMS、AIによる配信の自動化 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)。公式FAQは「サイト上では公開しておらず、お問い合わせ後に個別にご案内」としています |
| 無料プラン・トライアル | 無料デモあり(実際の画面で操作を確認できる)。無料プラン・無料トライアルの記載は見つかりませんでした |
| 公式サイト | b→dash |
出典:b→dash、b→dash FAQ、データXのリリース(2025年12月)、データXのリリース、ASPIC、LINEヤフー パートナー、BOXIL

b→dashは2014年10月にリリースされました。公式は、CDP・MA・BI・Web接客など16の機能をオールインワンで提供し、SQLなしで使えるとしています(自社発表)。同じ会社の「b→dash for Sales」は法人向けのアポイント獲得の営業代行で、MAツールではありません。経営管理クラウド「kpiee」も別のサービスです。
b→dashの良い評判・口コミ
利用者の声(公式以外)
ITreviewで満足度4.2(199件)です。カテゴリ別では、MAツールが4.2(182件)です。Grid Award 2026 Fallでは、MAツール、Web接客、CDP、BI、プッシュ通知、レコメンド、フォーム作成、CRM、CMSの各部門でLeaderです。LTV分析とRFM分析ではHigh Performerです。BOXILでは4.30(214件)、ITトレンドでは4.7(3件)です。(ITreview、BOXIL、ITトレンド)
- 銀行の利用者は、画面が直感的で、ワークフローを一度組めばデータの加工が自動で走ると評価している。工数が減り、勘定系のデータと行動データをまとめられたという(2026年2月)。(ITreview)
- アパレルの利用者は、前のツールは一部の人しか扱えなかったが、店舗のスタッフもメール配信を設定できるようになったと挙げている。サポートも手厚いという(2026年1月)。(ITreview)
公式の導入事例(自社発表)
- 東京ソワール:施策経由の売上が昨対比315%になったとしています(2026年1月30日のリリース)。(新着情報)
- パレモ:施策経由の売上が600%増えたとしています(2025年12月18日のリリース)。(新着情報)
公式の新着情報には、群馬銀行(メールなどの配信施策による獲得収益を大幅に改善、2026年1月28日)と、キャリアデザインセンター(月間約200施策の運用を自動化、2026年1月16日)の事例リリースもあります。公式トップでは「累計導入社数1,300社突破」としています(自社発表)。(新着情報、b→dash)
公式は、スマートキャンプの「BOXIL SaaS AWARD 2025」でMAツール(BtoC)部門の1位に選ばれたとしています(自社発表)。2026年1月27日のリリースでは、ITreview Grid Award 2026 Winterで、MAツール部門を含む9部門でLeaderになったとしています。(BOXIL、新着情報)
b→dashの気になる評判・注意点
- 画面の表示が遅いことがある:画面の切り替えやデータの表示が遅いという声がある。ピーク時や複雑な条件では、待ち時間が増えるという(2024年11月)。(ITreview)
- サポートサイトが探しにくい:サポートサイトの検索がしにくく、「準備中」のコンテンツが多いという声がある(2024年11月)。(ITreview)
- 料金は非公開:公式FAQは、料金をサイトで公開していないとしています。予算を決めるには、問い合わせて見積もりを取る必要があります。
- 無料トライアルの記載がない:公式で確認できたのは無料デモだけです。無料トライアルの記載は見つかりませんでした。ITトレンドは参考価格を「0円〜」と表示していますが、内訳はありません。BOXILは無料プラン・無料トライアルを「なし」としています。
- BtoBのリード管理が中心の会社は確認が必要:公式はBtoC向けのCDPとして打ち出しています。匿名の訪問企業を判別する機能と、点数でリードを評価するスコアリングは、公式では確認できませんでした。BtoBの見込み客管理を軸に選ぶなら、BtoB向けページの内容をデモで確かめてください。
- 2026年10月22日のお知らせは事案ではない:公式のお知らせ「セキュリティリスクに備えた当社の対応方針について」は、2026年10月21日に発表されたPHPの重大な脆弱性についての方針の説明です。b→dashはPHPを使っておらず、現時点で問題は起きていないとしています。今後リスクが確認されたときは、緊急メンテナンスや一時停止を行う場合があるとしています。(お知らせ)情報漏えいや不正アクセスの公式発表は、調べた範囲では見つかりませんでした。
b→dashの料金
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 公式 | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) | 問い合わせ後に個別に案内(公式FAQ)。無料デモあり |
| 大企業の目安(第三者掲載) | 月額30万円〜 | BOXILの比較記事(2025年11月24日更新)。機能のカスタマイズ数とデータ量で変わる。初期費用は要問い合わせ |
| 中小企業の目安(第三者掲載) | 月額5万円〜 | 同上。公式の根拠は確認できませんでした |
第三者の金額は、BOXILの比較記事(2025年11月24日更新)に載っていたものです。税の表示はありません。BOXILのサービスページでは、価格・初期費用・最低利用期間は「ー」(要問い合わせ)です。参考として、BOXILの口コミ1件(2022年2月の投稿)に、導入費用298万円・年間費用590万円との記載があります。ただし個社の例で、時点も古い数字です。データXは、b→dashが「IT導入補助金2025」の対象ツールだとしています(自社リリース)。税込か税抜か、初期費用、最低契約期間、課金単位は、公式・第三者のどちらでも確認できませんでした。(b→dash FAQ、BOXIL 比較記事、BOXIL、BOXIL 口コミ、データXのリリース(2025年12月))
b→dashでできること
- リード管理とWeb行動のトラッキング(匿名・企業判別):CDP(データ統合基盤)で、顧客・購買・行動のデータを取り込み、加工・統合・抽出・活用まで1つで行えるとしています(自社リリース)。ITトレンドには、リード管理とセグメンテーションが掲載されています。匿名の訪問者の企業判別は、公式サイトでは確認できませんでした。
- スコアリング:点数でリードを評価するスコアリングは、公式サイトでは確認できませんでした。BOXILには、離脱リスクや潜在ニーズをAIで予測する機能が掲載されています。
- メール配信とシナリオ(ステップ・分岐):公式トップの機能アイコンに「Mail Marketing」と「Push Notifications」があります。BOXILには、シナリオ設計、ステップメール、HTMLメール、セグメント配信、LINE・プッシュ通知・SMSの配信が掲載されています。シナリオの分岐の仕様は確認できませんでした。
- フォーム・LP作成:ITreviewでは「フォーム作成ツール」と「CMS」のカテゴリに入っており、どちらもGrid Award 2026 FallでLeaderです。BOXILの記事にも、CMS(フォーム作成)が掲載されています。LP作成は、公式サイトでは確認できませんでした。
- 分析・レポート:公式トップの機能アイコンに「Analytics」があります。BOXILには、BI、RFM分析、ROI分析、ABテストが掲載されています。
- CRM・SFA連携:BOXILには、Agentforce Sales(Salesforce)、Sansan、kintone、Shopify、ecforceなどとの連携が掲載されています。公式の新着情報では、ebisumartやecforceなどEC系との連携を発表しています。標準の連携かAPIでの連携かは、確認できませんでした。HubSpotとの連携は、公式サイトでは確認できませんでした。
- AI機能:「b→dash AI」の提供を2024年10月4日に始めています。ABテストの自動最適化(2025年3月24日)、配信チャネルの最適化(2025年4月30日)、AIチャットコマース機能(2026年3月23日)を順に追加しました。2025年12月10日のリリースでは、AIが配信のタイミング・チャネル・コンテンツを自動で調整するとしています。2026年7月の報道では、ClaudeやChatGPTなどのAIエージェントから自然言語でデータを操作できるMCP機能を追加しています。生成AIでメール本文などを作る機能は、公式サイトでは確認できませんでした。
- そのほか:Web接客、レコメンド、店舗向けの機能(公式トップの「In-Store Service」)、BIなどを1つの製品で使えます。SQLを書かずに操作できるとしています(自社発表)。
b→dashが向いている会社・向いていない会社
向いている会社
- BtoCで、購買や会員、Web行動など散らばったデータを1つにまとめたい
- メールに加えて、プッシュ通知やLINE、店舗向けの施策まで1つの製品で回したい
- SQLを書ける人が少なく、構築や運用の支援を受けながら進めたい
向いていない会社
- 料金表を見て、総額を自分で比べてから決めたい(料金は非公開)
- 契約前に無料トライアルで画面を触りたい(確認できたのは無料デモ)
- BtoBで、訪問企業の判別やスコアリングを軸にリードを育てたい(公式で確認できず)
他のMAツールとの比較
国産で、メール以外の配信チャネルも扱う製品同士で比べました。b→dashは、BtoC向けのCDPを打ち出している点と、ITreviewの件数が多い点が違います。
| 項目 | b→dash | SATORI | GENIEE MA |
|---|---|---|---|
| 向いている事業 | 主にBtoC(公式に「for Enterprise BtoC」。BtoB向けページもあり) | BtoBとBtoCの両方の事例あり | 公式の対象区分の明記なし。メール、Webプッシュ、LINE、SMS、アプリプッシュなどに配信 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) | 初期費用300,000円、月額148,000円(税別、年間契約、前払い一括) | 公式サイトに記載なし(資料請求) |
| 無料で試せるか | 無料デモ。無料トライアルの記載なし | 無料トライアルの記載なし | 公式は「まずは無料で相談」。無料トライアルは公式で確認できず |
| 日本語・支援 | 国産。構築から活用までの支援、運用のアウトソーシング | 国産。基本料金にサポート(回数制限のない無料相談、ハンズオンセミナー) | 国産内製。初期費用に導入支援を含む(ITセレクト掲載) |
| AI | 配信タイミング・チャネルの自動調整、ABテスト自動最適化、AIチャットコマース | 公式で確認できず | GENIEE MAとしての記載は確認できず |
| ITreview | 4.2(199件) | 3.8(171件) | レビュー0件 |
出典:b→dash、b→dash FAQ、SATORI 料金、SATORI、GENIEE MA、ITセレクト:GENIEE MA、ITreview:SATORI、ITreview:GENIEE MA
SATORIの評判とGENIEE MAの評判も調べています。
12製品の比較は「MAツールおすすめ12選」で見られます。
b→dashを掲載しているおすすめ記事
よくある質問
b→dashの料金はいくらですか?
公式サイトでは公開しておらず、問い合わせ後に個別に案内されます。BOXILの比較記事(2025年11月24日更新)では、大企業は月額30万円〜、中小企業は月額5万円〜とされていますが、公式の根拠は確認できませんでした。
無料で試せますか?
無料デモがあり、実際の画面で操作を確認できます。無料プランと無料トライアルの記載は見つかりませんでした。
BtoBの会社でも使えますか?
公式は「for Enterprise BtoC」と打ち出していますが、ナビには「BtoB向け」のページもあります。訪問企業の判別やスコアリングは公式で確認できなかったため、必要な機能をデモで確かめてください。
2026年10月22日のセキュリティのお知らせは、情報漏えいの発表ですか?
いいえ。PHPの重大な脆弱性について、b→dashはPHPを使っておらず問題は起きていない、という方針の説明です。情報漏えいや不正アクセスの公式発表は見つかりませんでした。
情報の確認日と出典
- 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
- 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。
出典
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