Salesforceの評判は?料金・機能・向いている会社を調査
Salesforce(Sales Cloud)は、株式会社セールスフォース・ジャパンが提供する営業向けのCRM/SFAです。商談管理からAIエージェント「Agentforce」まで段階的にエディションがあります。ITreviewのCRMツール部門では満足度3.9(388件)です。営業情報を一元管理できる点を評価する声がある一方、設定に人手がかかる、少人数だと費用が重いという声もあります。料金はStarter Suiteで1ユーザーあたり月3,000円からで、30日間の無料トライアルがあります。営業組織に一定の規模があり、カスタマイズして長く使いたい会社に向いています。

- 調査日:2026年10月29日
- 調べた情報源:Salesforceの公式サイト・製品ページ・料金ページ・公式ガイド記事、公式の導入事例、ITreview・BOXIL・ITトレンドの口コミ
- この記事で扱うのはツール利用者の評判です。
Salesforceの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社セールスフォース・ジャパン(東京都千代田区丸の内)。親会社は米Salesforce, Inc. |
| 日本での提供・サポート | 日本法人が日本語のサイトと円建ての料金ページを提供。Core以上にPremier Successを同梱 |
| 分類 | CRM/SFAの両方。リード・取引先・商談の管理を軸にした営業向けCRM |
| 主な機能 | 顧客・商談管理、営業フロー、メールマーケティング、売上予測、ダッシュボード、Agentforce |
| 料金 | Starter Suite 1ユーザーあたり月3,000円〜(月払いまたは年払い。公式料金ページに税表記なし、公式ガイド記事は税抜) |
| 無料プラン・トライアル | 比較表にFree Suite 0円(最大2ユーザー)の列あり。全エディションに30日間の無料トライアル |
| スマホアプリ | あり(公式製品ページに記載) |
| 公式サイト | Salesforce Sales Cloud |
出典:Sales Cloud、料金ページ、プランの選び方(公式ガイド)、会社概要

Salesforceの良い評判・口コミ
利用者の声(公式以外)
ITreview(掲載名 Agentforce Sales(旧Sales Cloud))のGrid Award 2026 Fallでは、CRMツール部門で満足度3.9(388件)、SFAツール部門で3.8(388件)です。両部門で5年連続のLeaderです。レビュー画面の表示は3.8(552件)です。BOXILは4.02(667件)、ITトレンドは3.9(1,963件)です。(ITreview CRM部門、ITreview SFA部門、ITreviewレビュー、BOXIL、ITトレンド)
- 利用者は、ノートやExcelに散らばっていた営業情報を一元管理でき、進捗や停滞理由をチームで把握できると評価している。ダッシュボードのカスタマイズ性も高いという。(ITreview)
- 別の利用者は、案件をフェーズごとに整理でき、経験の浅い社員の指針になると述べている。活動が時系列で1ページに並び、上長が把握しやすい点も挙げている。(ITreview)
公式の導入事例(自社発表)
- Mipox株式会社:Sales CloudとPardotを導入し、3年で商談数が135件から531件、成約が43件から132件に増えた(2016年6月時点)。(事例PDF)
- 株式会社SmartHR:Sales CloudとuSonarを連携。営業担当1人あたり1日30分以上の時間削減、重複データの警告ゼロ。(公式ブログ)
公式は、全世界15万社以上が導入し、IDCの調査で2024年のCRM市場シェア20.7%・12年連続1位としています(自社発表、IDCデータ引用。日本単独のシェアの数値は記載がありません)。
Salesforceの気になる評判・注意点
- 設定・カスタマイズに人手がいる:自由度が高い反面、ITリテラシーと社内の体制が必要で、少人数の営業では外部パートナーが必要になりがちという声がある。営業人数が少ないと費用対効果が低いという指摘もある。(ITreview)
- 入力項目が増えすぎる:柔軟すぎて使い切れず、訪問議事録の入力項目が多すぎて工数や残業が増えたという声がある。(ITトレンド)
- 初めは操作が難しい:多機能で、初めは操作が難しいという声がある。(BOXIL)
- エディション名が2026年に変わった:公式はStarter Suite/Pro Suite/Core/Advanced/Maxですが、第三者サイトの多くは旧名称(Enterprise 21,000円、Unlimited 42,000円)のままです。
- AIはCore以上:公式料金ページに「AIはCore以上のエディションに追加できます」とあります。エディションに含まれる範囲とアドオンの境目は、公式の表でも読み取りにくいです。
- Free Suiteの表記にねじれ:料金ページの比較表にはFree Suite 0円がありますが、同ページのFAQは「無料版」を否定しています。
Salesforceの料金
| プラン | 料金(1ユーザーあたり月額) | 主な内容 |
|---|---|---|
| Free Suite | 0円(最大2ユーザー、契約不要) | 簡易的なメールマーケティング、AIによるレコード要約、Slack連携 |
| Starter Suite | 3,000円(月払いまたは年払い) | リード・取引先・商談の管理、営業フロー、AIによるメール等の自動同期、メールマーケティング |
| Pro Suite | 12,000円(年間契約) | 売上予測、AgentExchange、カスタマイズと自動化の強化 |
| Core | 23,400円(年間契約) | Momentum・Premier Success、Slackビジネスプラス、Tableau Next、Web API |
| Advanced | 47,400円(年間契約) | AIエージェント、セキュリティ強化、Backup & Recoverなど |
| Max | 66,000円(年間契約) | セールス向けAgentforceとAgentforce Coworker、Slack Enterprise+。組織あたり年間275万Flex Credit |
税表記は公式料金ページになく、公式ガイド記事は税抜です。Starter以外は年間契約で、初期費用の項目は料金ページに見つかりませんでした。アドオンのAgentforce for Salesは1ユーザーあたり月15,000円〜、WebServices APIの追加は1ユーザーあたり月25米ドル(税抜)です。(料金ページ、公式ガイド)
Salesforceでできること
- 顧客情報と対応履歴の一元管理:リード・取引先・取引先責任者・商談をStarter Suiteから管理できる。
- 案件・商談(パイプライン)管理:フェーズごとの商談管理と、組み込みの営業フロー・リードルーティングがStarterから使える。
- メール配信・フォームなど顧客接点の機能:Starter Suiteにメールマーケティングとアナリティクスがある。フォームと問い合わせ管理は、Sales Cloud単体の料金ページでは確認できませんでした(問い合わせ管理はService Cloud側の製品です)。
- 活動報告の省力化(スマホ・名刺・メール連携):AIがメール・イベント・連絡先を自動同期する(Starter)。Google・Outlookのカレンダー連携とモバイルアプリがある。名刺の取り込みは公式ページでは確認できませんでした。
- 売上予測・レポート:売上予測はPro Suite以上。ダッシュボードと、ドラッグ&ドロップのレポート作成がある。
- 外部連携(API・kintone・Slack・MAなど):Web APIはCore以上。CoreにSlackビジネスプラスを同梱。AppExchangeはPro Suite以上。kintoneとの連携は公式では確認できませんでした。
- 生成AI・AIエージェント:Einstein AIがリードをスコアリングする。Free SuiteにAIによるレコード要約、Starter Suiteに従業員向けAIエージェント、Core以上にAgentforceと商談スコアリングがある。
Salesforceが向いている会社・向いていない会社
向いている会社
- 営業の人数が多く、商談のフェーズ管理と売上予測を1つの基盤で回したい
- 業務に合わせてカスタマイズし、SlackやAIエージェントまで広げたい
- 社内に情シスや管理者がいて、設定や定着を担える
向いていない会社
- 営業が数人で、1ユーザーあたりの費用を抑えたい
- 設定を任せられる人がおらず、外部パートナーを頼むのも難しい
- 月払いで短期に試したい(Pro Suite以上は年間契約)
他のCRM・SFAツールとの比較
海外発のCRM同士で比べると、Salesforceは1ユーザーあたりの単価が高めで、上位エディションにAI・Slack・サポートを同梱している点が違います。
| 項目 | Salesforce | HubSpot | Zoho CRM |
|---|---|---|---|
| 分類 | CRM/SFA | CRM/SFA(無料CRM起点) | CRM/SFA |
| 料金 | Starter Suite 1ユーザー月3,000円〜(税表記なし) | Sales Hub Starter 1シート月840円〜(年額払い。税表記なし) | スタンダード 1ユーザー月1,760円〜(税抜、年間契約の月額換算) |
| 無料で試せるか | Free Suite 0円(2ユーザー)、30日間トライアル | 無料ツール¥0(2ユーザーまで、期限なし) | 無料プラン(3ユーザー)、15日間トライアル |
| 案件管理 | あり(Starterから) | あり(取引パイプライン) | あり(営業パイプライン) |
| AI | Einstein。Core以上にAgentforce | Breeze(クレジット従量制) | Zia。Zia Agentsの対象DCに日本の記載なし |
| ITreview(CRM部門) | 3.9(388件) | 4.0(103件、HubSpot CRM) | 4.0(126件) |
出典:Salesforce 料金、HubSpot 料金、Zoho CRM 料金、ITreview CRM部門
HubSpotの評判とZoho CRMの評判も調べています。
CRMの比較は「CRMツールおすすめ12選」、SFAの比較は「SFAおすすめ12選」で見られます。
Salesforceを掲載しているおすすめ記事
よくある質問
Salesforceの料金はいくらですか?
Starter Suiteが1ユーザーあたり月3,000円(月払いまたは年払い)からです。Pro Suiteは月12,000円、Coreは月23,400円で、いずれも年間契約です。公式ガイド記事は税抜としています。
無料で使えますか?
全エディションに30日間の無料トライアルがあります。Free Suite(0円、最大2ユーザー)は比較表にありますが、FAQは無料版を否定しているため、申し込み時に確認してください。
AIエージェント(Agentforce)はどのプランで使えますか?
公式は「AIはCore以上のエディションに追加できます」としています。アドオンのAgentforce for Salesは1ユーザーあたり月15,000円からです。
Agentforce SalesとSales Cloudは別の製品ですか?
同じ製品です。2025年10月に「Agentforce Sales」へ改称し、2026年9月に「Sales Cloud」へ戻ったと報じられています。口コミサイトの掲載名は旧名のままです。
情報の確認日と出典
- 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
- 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。
出典
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