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2026.10.29

メール配信システムおすすめ10選|料金・機能・到達率で比較

メール配信システムおすすめ10選|料金・機能・到達率で比較

メール配信システムは、「メルマガやお知らせを一斉に送るのか、システムから通知メールを送るのか」と「料金を登録アドレス数で数えるか、配信通数で数えるか」で選ぶと失敗しにくくなります。Abin編集部は10製品の公開情報を同じ基準で調べました。その結果、無料から始めるならBenchmark EmailやBrevo、BtoBの商談につなげるなら楽楽メールマーケティングやSynergy!、大量配信や運用代行が必要ならWEBCAS e-mail、システムからの通知メールならTwilio SendGridが候補になりました。合計点では、WEBCAS e-mailとBenchmark Emailが24点で並び(利用者の評価の点でWEBCAS e-mailが1位、Benchmark Emailが2位)、Synergy!が22点で3位です。点数は「公式に情報が出ているか」「日本語で使えるか」を多く見ています。海外製品は日本語の点が低くなりますが、機能が劣るという意味ではありません。

2026年10月には、ブラストメール、アララ メッセージ、Cuenote FCの提供元が、不正アクセスによる情報の持ち出しや漏洩を公表しました。2026年10月29日時点で全サービスを停止しているブラストメールと、一部の環境を停止しているアララ メッセージは、今回は順位を付けていません(「今回順位を付けていないサービス」で説明)。Cuenote FCは、公式発表にサービス停止の記載が見つからなかったため掲載し、公表された事実を注意点に書いています。

目的別の結論

  • 無料・低予算で始めたい:Benchmark Email(500件まで無料)、Brevo(1日300通まで無料)、WiLL Mail(月4,000円〜、税別)
  • BtoBの商談につなげたい:楽楽メールマーケティング(旧・配配メール)、Synergy!
  • 大量配信・大企業:WEBCAS e-mail、MailPublisher、Cuenote FC
  • システムからの通知メールを送りたい:Twilio SendGrid、Brevo
  • CRMと一緒に使いたい:Synergy!、Brevo

この記事では、メルマガやお知らせを一斉に送るシステムと、自社のシステムからAPI・SMTPでメールを送るサービスを、同じ基準で比べています。Twilio SendGridは通知メールの送信が中心のため、目的が合うかを先に確かめてください。

この記事でわかること

  • メール配信システム10製品の料金・無料で試せる範囲・到達率の対策・AIへの対応(2026年10月29日に公式サイトやITreviewなどで確認)
  • 編集部が使った5つの評価軸と点数
  • 2026年10月に公表されたセキュリティ事案の事実
  • 目的別の選び方と、料金・到達率・セキュリティで確かめること

各製品の口コミは、製品ごとの評判記事にまとめています。

本記事は、掲載製品の提供元から報酬を受け取らずにAbin編集部が独自に調査・評価しています。有償の掲載がある場合は、該当する製品に「PR」と明記します。

メール配信システムおすすめ10選の比較表

点数は後で説明する5つの評価軸の合計(25点満点)です。料金は確認できた最低額で、通貨と税の扱いは出典の表記に従っています。ITreviewは製品全体の満足度と件数です。製品名のリンクから評判記事を読めます。

順位 製品 タイプ 料金の目安 無料で試せるか 日本語 AI ITreview 合計点
1 WEBCAS e-mail 一斉配信型(API・SFTPでのシステム連携あり) 初期費用3万円〜・月額1万円〜(税の表記は確認できず) 無料トライアル(相談・申込制) 国産、運用代行あり AIで件名・プリヘッダーを生成 4.2(141件) 24点
2 Benchmark Email 一斉配信型 Pro ¥1,500/月または¥1,800/月(500件、表示が2通り) 500件まで期間無制限で無料 日本語の画面・サポート AIアシスタント(文章・画像) 4.0(54件) 24点
3 Synergy! 一斉配信型(CRM・フォームと一体) 月36,000円〜+初期148,000円(税別、データベース/フォーム+メール配信) 14日間の無料トライアル 国産、伴走支援 AIが件名・CTA案を生成(β) 4.0(106件) 22点
4(同率) Mailchimp 一斉配信型(通知メールは有料オプション) Essentials 月13ドル〜(500連絡先) Freeプラン(250連絡先・月500通) 管理画面に日本語なし Write with AI(Standard以上) 3.8(81件) 20点
4(同率) Brevo 一斉配信型+API・SMTP型 Starter 月9ドル/月1,140円(税別、月5,000通) Freeプラン(1日300通) 管理画面に日本語なし Aura AIで件名・本文を生成 4.0(1件、旧名sendinblue) 20点
6 楽楽メールマーケティング 一斉配信型 非公開(資料・料金表の請求で案内) 無料トライアル 国産、無料サポート・配信代行 AIでメール文面を生成(Bridge向けβ) 3.9(121件) 20点
7 Cuenote FC 一斉配信型(SMTPリレーは別製品) 月5,000円〜+初期30,000円〜(宛先2,000件〜、配信数無制限) 無料トライアル(相談・申込制) 国産、有償の運用支援 確認できず 4.0(11件) 19点
8 Twilio SendGrid API・SMTP型(一斉配信の機能あり) Essentials ¥3,000/月(5万通、税抜、構造計画研究所) 60日間の無料トライアル 画面は英語、日本語ドキュメント・サポートあり 確認できず 4.0(317件) 17点
9 WiLL Mail 一斉配信型 シンプル 月4,000円〜(税別、配信通数で課金) 2週間の無料トライアル 国産 確認できず 4.0(8件) 17点
10 MailPublisher 一斉配信型(API・SFTP連携あり) 非公開(要件を聞いて見積もり) 1か月の無料トライアル(Smart Edition) 国産 確認できず 3.7(4件) 16点

同じ点数は「機能」→「利用者の評価」→「始めやすさ」の順に比べました。24点のWEBCAS e-mailとBenchmark Emailは機能が同じ5点のため、利用者の評価(5対4)でWEBCAS e-mailを1位にしています。20点の3製品は、機能(5点)と利用者の評価(3点)が同じため、始めやすさで比べました。全項目が同じMailchimpとBrevoを同率4位、始めやすさが2点の楽楽メールマーケティングを6位にしています。17点のTwilio SendGridとWiLL Mailは機能が同じ5点で、利用者の評価(4対3)でTwilio SendGridを上にしています。

Cuenote FCは、2026年10月16日に確認した不正アクセスで情報漏洩が発生したと公表しています(7位の注意点で説明)。ブラストメールとアララ メッセージは、サービスの全部または一部を停止しているため表に入れていません。

メール配信システムの2つのタイプ(一斉配信型とAPI・SMTP型)と、BCC配信との違い

メール配信システムは、メールをどこから送るかで大きく2つに分かれます。1つの製品で両方に対応するものもあります。

タイプ 仕組み 向いている使い方 この記事の製品の例
一斉配信型 管理画面でメールを作り、登録したリストに一斉に送る メルマガ、お知らせ、セミナーの案内、ステップメール WEBCAS e-mail、Benchmark Email、Synergy!、Mailchimp、Brevo、楽楽メールマーケティング、Cuenote FC、WiLL Mail、MailPublisher
API・SMTP型 自社のシステムやWebサービスから、APIやSMTPリレーでメールを送る 会員登録や購入完了など、システムの動きをきっかけに送る通知メール Twilio SendGrid、Brevo、Mailchimp(Mailchimp Transactional、有料オプション)

Twilio SendGridの中心は、Web APIやSMTPリレーでシステムに組み込む使い方です。一斉配信は「マーケティングキャンペーン」の機能で行います。Brevoは、トランザクションメール(通知メール)の送信がマーケティングのプランに含まれ、REST API・SMTPで送れます。MailchimpのTransactionalは、Standard・Premium向けの追加オプションです。WEBCAS e-mailは、ITreviewでトランザクションメールとメールリレーサービスのカテゴリにも掲載されています。Cuenote FCは、SMTPリレーを別製品「Cuenote SR-S」で提供しています。Benchmark Email、Synergy!、楽楽メールマーケティング、WiLL Mail、MailPublisherはAPI連携に対応しますが、SMTPリレーの記載は見つかりませんでした。

ふだんのメールソフトでBCCに宛先を入れて送る方法は、追加の費用がかかりません。ただし、宛先をToやCCに入れてしまう操作ミスで、受信者全員のメールアドレスが見えるおそれがあります。開封やクリックの測定は難しく、配信停止の受付や届かないアドレスの整理も手作業になります。さらに、大量に送る場合は、GmailやYahoo!の送信者ガイドラインに沿った認証が求められます。Mailchimpの公式ヘルプは、24時間でGmail・Yahoo宛てに5,000通を超えて送る送信者にはDMARCが必須としています(Mailchimpのヘルプ)。メール配信システムは、HTMLメールの作成、リストの管理、効果測定、エラーアドレスの自動停止、送信ドメイン認証などを仕組みで支えます。

Abin編集部の選び方(評価軸5つ)

10製品すべてに同じ5つの物差しで点を付けました(各5点、合計25点)。点の根拠は主に、公式サイト・公式資料と、ITreviewに提供元が載せている情報です。公式で確認できなかった点は比較サイトや報道で補い、本文に出所を書いています。

評価軸 見たところ 点の付け方
機能 ①HTMLメールのエディタ(ドラッグ&ドロップかテンプレート)、②リスト管理とセグメント配信、③効果測定(開封・クリック)、④ステップメール・シナリオなどの自動配信、⑤到達率の対策(SPF・DKIM・DMARC、Gmail・Yahoo!の送信者ガイドライン、専用IP、エラーアドレスの自動停止のいずれか) 5つのうち、公式またはITreviewのベンダー掲載で確認できた数
始めやすさ 料金が公式に出ているか、無料で試せるか 公開+無料プラン=5点、公開+無料トライアル=4点、公開のみ=3点、非公開+無料で試せる=2点、非公開のみ=1点(第三者の掲載だけの金額は非公開として扱う)
日本語・支援 日本語の画面と、日本語のサポート・導入支援 日本語の画面+導入・運用支援(制作・運用代行を含む)=5点、日本語の画面+日本語の窓口=4点、日本語の画面のみ=3点、日本語の画面なし=2点
AI 生成AIで件名・本文・メールを作れるか 生成AIで作れる(提供済みのベータを含む)=5点、そのほかのAI機能=4点、限定的=3点、記載なし=2点
利用者の評価 ITreviewの製品全体の満足度と件数 4.2以上かつ100件以上=5点、4.0以上かつ50件以上=4点、それ以外で1件以上=3点、0件・掲載なし=2点

口コミの中身は点数に入れず、各製品の評判記事にまとめています。2026年10月29日時点でサービスの全部または一部を停止しているブラストメールとアララ メッセージには、点数を付けていません。

おすすめのメール配信システム10選

1位 WEBCAS e-mail|大量配信から運用代行まで任せられる国産システム

WEBCAS e-mailの公式サイト
出典:WEBCAS e-mail公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:大きなリストに、メルマガを速く確実に送りたい会社。メルマガの制作・運用や、DMARC・BIMIの導入まで支援を受けたい会社。基幹システムやMA・CDP・SFAのデータとつないで配信したい会社。

項目 点数・内容
合計 24点(Benchmark Emailと同点。利用者の評価の点で上位)
機能 5点:HTMLメールエディタとデザインテンプレート、ブロック単位のセグメント配信、開封率・クリック率・配信成功率のレポート、ステップメール、DKIM対応の配信とエラーメールの自動処理
始めやすさ 4点:公式の製品ページに初期費用3万円〜・月額1万円〜、無料トライアル(相談・申込制)
日本語・支援 5点:国産の日本語画面とサポート、メルマガ制作・運用代行、DMARCレポート支援・BIMI導入支援
AI 5点:作成したHTML・テキストのメールの内容をもとに、AIが件名とプリヘッダーを提案(公式の機能一覧)
利用者の評価 5点:ITreview 満足度4.2(141件)
料金 公式:初期費用3万円〜、月額1万円〜、最短1か月から契約可(税の表記は確認できず、詳細は問い合わせ)。PRONIアイミツの掲載(税の表記なし):ASP型シンプル 月10,000円〜・初期30,000円〜(契約通数で課金、超過は1通0.5〜3円)、ASP型スタンダード 月10,000円〜・初期50,000円〜(リスト件数で課金、配信回数は無制限)、SaaS型 月120,000円・初期200,000円(配信数無制限、最低12か月)、導入型は要問い合わせ
提供元 株式会社WOW WORLD(1995年設立、未上場)

WEBCAS e-mailは、株式会社WOW WORLDが提供する国産のメール配信システムです。HTMLメールエディタとデザインテンプレートでメールを作り、ブロック単位のセグメント配信や、件名・プリヘッダーの送り分けができます。効果測定では、開封率・クリック率・配信成功率をレポートとダッシュボードで見られます。ステップメール、フォローアップのメール、予約配信にも対応します(ITreviewのベンダー掲載)。公式の機能一覧には「AIによるメール件名・プリヘッダー生成」があり、作成したメールの内容をもとにAIが件名とプリヘッダーを提案します。到達率の対策では、DKIM対応の配信とS/MIMEを備え、なりすましメール対策としてDMARCレポートの支援とBIMIの導入支援を用意しています。エラーメールの自動処理も標準で備えています(ITreview)。外部とはAPI、SFTP、独自のデータコネクトでつなぎ、MA・CDP・SFA・iPaaSとの連携を案内しています。ITreviewでは、トランザクションメールとメールリレーサービスのカテゴリにも掲載されています。提供形態はASP・SaaSと導入型(オンプレミス)があり、ISMAP-LIUに登録されています。メルマガの制作・運用代行と、レスポンシブメールの制作サービスもあります。公式は、毎時1,000万通以上の高速配信、シリーズ導入実績12,000社超としています(自社発表)。ITRの「ITR Market View」の2023年度実績(売上金額ベース)で、メール送信パッケージ市場などのシェアNo.1とも表示しています(自社発表)。メール配信システム全体の順位ではありません。(製品ページ、機能一覧、特徴、ITreview)

事例

  • Unipos:10万件規模の配信をスピーディーに行い、リストの取り込みも瞬時に完了(ITトレンドに掲載の事例。公式ページの原文は確認できませんでした)。(ITトレンド)
  • ジーンクエスト:配信設定の作業時間が従来の約3分の1に(同じくITトレンドに掲載の事例)。(ITトレンド)

利用者の声:専門知識がなくてもHTMLメールを作れ、ドラッグ&ドロップでテンプレートを編集でき、サポートが速く丁寧という声や(ITreview)、複数回配信しても遅延が出にくいという声があります(ITreview)。一方で、数万件のリストの読み込みが遅く、急ぎの配信準備では待ち時間が負担という声や(ITreview)、使わない月も月額費用がかかり、未開封者だけに自動で再送する機能がほしいという声もあります(ITreview)。

注意点:公式の製品ページにあるのは最低額(初期費用3万円〜、月額1万円〜)で、税の表記は確認できませんでした。詳しい金額は問い合わせが必要です。比較サイトの掲載では、料金はプランと形態で大きく変わります。ASP型のシンプルプランは契約通数で課金し、超えた分は1通0.5〜3円の従量課金です。SaaS型は月120,000円・初期200,000円で、最低12か月の契約です(PRONIアイミツ掲載)。AIによる件名・プリヘッダーの生成は公式の機能一覧に載っていますが、提供開始日と追加料金の有無は確認できませんでした。無料トライアルは相談・申込制で、BOXILの掲載ではデモ環境で原則1週間です。専用IPの記載は見つかりませんでした。導入社数は、2026年7月のリリースで11,000社以上、公式サイトでシリーズ12,000社超と、資料によって違います。配信性能も、ITreviewの掲載内で「毎時1,000万通」と「最高毎時300万通」の2つの表記があります。提供元のWOW WORLDは未上場で、グループ会社のWOW WORLD GROUPは2023年に上場を廃止しています。(料金(PRONIアイミツ)、BOXIL、リリース)

WEBCAS e-mailの評判はWEBCAS e-mailの評判記事で詳しくまとめています。

2位 Benchmark Email|500件まで無料、AIアシスタントも使える

Benchmark Emailの公式サイト
出典:Benchmark Email公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:まず無料でメルマガを始めたい小さな会社や個人事業主。ドラッグ&ドロップで、画像入りのメールを手早く作りたい会社。海外製でも、日本語の画面とサポートで使いたい会社。

項目 点数・内容
合計 24点(WEBCAS e-mailと同点。利用者の評価の点で下位)
機能 5点:ドラッグ&ドロップエディタとテンプレート、タグ・リスト・フィルターでのセグメント、開封率・クリック率のレポート、マーケティングオートメーション(EMA)、ドメイン認証(SPF・DKIM・DMARC)
始めやすさ 5点:公式料金ページで公開、500件まで期間無制限の無料枠(公式の表記は「無料トライアル」)
日本語・支援 5点:日本語の画面とサポート、アカウントマネージャー、東京オフィスでの個別相談
AI 5点:エディタ内のAIアシスタントで文章を作成し、画像を生成
利用者の評価 4点:ITreview 満足度4.0(54件)
料金 無料 0円(コンタクト500件、月1,000通まで、期間無制限、全機能)。Pro(500件)は¥1,800/月と¥1,500/月の2つの表示(月額・年額の切り替え。どちらがどちらかは確認できず)。登録アドレス数500〜100,000件で料金が決まり、100,000件超は見積もり。初期費用0円。追加ユーザー1件1,900円/月。AIクレジットは無料が月150、Proが月1,000。税込・税抜の記載なし(米ドルなどの通貨も選択可)
提供元 株式会社ベンチマークジャパン(運営法人は米国のPolaris Software, LLC、2004年創業)

Benchmark Emailは、米国のPolaris Software, LLCが運営し、日本では株式会社ベンチマークジャパン(東京都千代田区)が提供するメール配信システムです。2025年10月に画面と料金体系を全面リニューアルしたと報じられています。公式料金ページによると、無料・有料のすべてのプランで全機能を使えます。ドラッグ&ドロップエディタ、テンプレート、HTMLコードエディタでメールを作り、登録フォームやポップアップで読者を集められます。タグ・リスト・フィルターでセグメントを分けて送り、レポートでは開封率・クリック率、クリック分析、時間グラフを見られます。エディタ内のAIアシスタントで文章を作り、画像を生成できます。マーケティングオートメーション(EMA)、A/Bテスト、ホットリードの機能もあります。到達率の対策では、ドメイン認証機能でSPF・DKIM・DMARCを設定できます。認証していない場合は、Benchmarkの認証済みの代理ドメインから送り、Google・Yahoo!の新しい要件に合わせるとしています。外部とはAPIとZapier(8,000以上のアプリ)でつなげます。日本語の画面とサポートに加え、アカウントマネージャーや東京オフィスでの個別相談も案内しています。公式は、全世界50万社以上が利用としています(自社発表)。(料金、サービス紹介、ドメイン認証の解説、ITreview、リニューアルの記事)

事例

  • かまわぬ(てぬぐいの販売):公式のユーザーインタビューの見出しで「配信日はECサイト売上2倍」「ROAS1000%超え」(2024年8月)。数値の根拠は本文で確認できませんでした。(事例一覧)
  • スターフェスティバル「ごちクル」:駅弁特集のメールからの購入率15%(公式事例。2014年の古い事例です)。(事例)

利用者の声:インポート・エクスポートが分かりやすく、ドラッグ&ドロップのメール作成が初心者にも扱いやすいという声や(ITreview)、テンプレートから画像入りのメールを簡単に作れ、開封率やエラー率も確認しやすいという声があります(ITreview)。一方で、テンプレートが海外向け中心で、日本向けのものがほしいという声や(ITreview)、海外製のため英語や分かりにくい用語が出てくるという声もあります(ITreview)。

注意点:公式料金ページでは、Proプラン(500件)に¥1,800/月と¥1,500/月の2つの表示があります。月額・年額の切り替えに対応する表示とみられますが、どちらがどちらかは確認できませんでした。税込・税抜の記載はなく、米ドルなどの通貨も選べます。比較サイトや報道の金額(ITreviewの1,500円・4,000円、アイミツや報道の月4,700円〜)は公式の表示と一致しないため、契約前に公式で確かめてください。無料の枠は、公式は「無料トライアル」と書いていますが、期間の制限はありません(コンタクト500件、月1,000通まで)。Proの月の送信数は、ドメイン認証済みなら登録アドレス数の上限の10倍、未認証なら2倍までです。年払いから月払いへの変更は、契約満了時だけです。ワンクリックでの登録解除、専用IP、エラーアドレスの自動停止の記載は見つかりませんでした(オプトアウトした読者の自動除外はあります)。運営法人は米国の企業で、2025年10月以前の旧版は「クラシック版」として事例ページなどに残っています。(料金、料金(ITreview))

Benchmark Emailの評判はBenchmark Emailの評判記事で詳しくまとめています。

3位 Synergy!|顧客データベースと一体でメールを送る

Synergy!の公式サイト
出典:Synergy!公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:顧客データ、フォーム、メール配信を一つにまとめたい会社。問い合わせや申込の情報を使い、属性や行動で絞り込んだメールを送りたい会社。国産のツールで、人による伴走支援を受けたい会社。

項目 点数・内容
合計 22点
機能 4点:WYSIWYGエディタとデザインテンプレート、属性・行動・嗜好でのセグメント、開封率・クリック率・コンバージョン率のダッシュボード、ステップメール・A/Bテスト(いずれもITreviewのベンダー掲載)。到達率の対策は公式で確認できず
始めやすさ 4点:公式料金ページで公開(税別)、14日間の無料トライアル
日本語・支援 5点:国産の日本語画面、人による伴走支援(サポート満足度80%以上、自社発表)
AI 5点:「AInergy ABテスト(β)」で、作成したメールからAIが件名・CTAの別案を生成(2026年5月19日に提供開始)
利用者の評価 4点:ITreview 満足度4.0(106件、製品全体)
料金 データベース/フォーム(基本機能、必須)月22,000円〜・初期118,000円+メール配信 月14,000円〜・初期30,000円=月36,000円〜・初期148,000円(税別、公式料金ページ)。顧客レコード数で課金。通常の最低契約期間は6か月(公式リリース)。ドラッグ&ドロップの「デザインエディター」は月3,000円(税抜)のオプション
提供元 シナジーマーケティング株式会社(2000年設立、大阪市)

Synergy!は、シナジーマーケティング株式会社が2005年から提供する、CRMを中心にしたマーケティングSaaSです。顧客データベースとフォームを基本機能とし、メール配信、LINEへの配信、ポップアップ、Webパーツ、名刺OCR、リードダッシュボードなどを組み合わせて使います。メールはWYSIWYGエディタとデザインテンプレートで作り、年齢・性別などの属性や、開封・クリック・購入などの行動で絞り込んで送れます。キャンペーンごとの開封率・クリック率・コンバージョン率をダッシュボードで見られます。ステップメール、誕生日などの固定日配信、件名・内容・配信日のA/Bテスト(最大3パターン)にも対応します(ITreviewのベンダー掲載など)。2026年5月19日に提供を始めた「AInergy ABテスト(β)」では、作成したメールからAIが件名とCTAの別案を作ります。2026年4月28日には、送信前に件名の誤り、本文のリンク切れ、配信停止の文言の有無をAIが確かめる「AI配信前チェック(β)」も発表しました。外部とは公開API、CSVのバッチ連携(オプション)、Salesforce、kintone、Zapier、Shopify、LINEなどとつなげます(BOXILのベンダー掲載)。公式は、約9,400件の導入実績(製品トップ)、人による伴走支援(サポート満足度80%以上)としています(自社発表)。ITreview Grid Award 2026 Fallでは、メールマーケティングツールのカテゴリでLeaderに選ばれています。(料金、トライアル、製品トップ、ITreview、AInergy ABテストの発表、AI配信前チェックの発表)

事例

  • タカノ:メールの開封率が10%向上し、月の問い合わせが20件から71件に(公式事例)。(事例)
  • チョイスホテルズジャパン:メルマガ経由のホテル予約が130%UP(公式事例)。(事例)

利用者の声:メール配信の機能だけを使っていて、HTMLの知識がなくてもHTMLメールを作れ、開封率・クリック率・エラー件数をすぐ見られるという声や(BOXIL)、問い合わせへの返答が早く丁寧で、Googleの送信者ガイドラインへの対応も教えてもらえたという声があります(ITreview)。一方で、エラーになったアドレスは自動で配信から外れるが、除外の一覧は配信後にしか分からず自分で解除もできない、デザインエディターが有償オプション、という声や(ITreview)、レポート画面の初期表示が分かりにくく、開封率・クリック率を一目で見たいという声もあります(ITreview)。

注意点:メール配信だけの契約はできず、基本機能のデータベース/フォーム(月22,000円〜・初期118,000円)が必要です。そのため、メールを送るための最低額は月36,000円〜・初期148,000円(税別)です。公式トライアルページのFAQにある「初期費用118,000円〜、月額費用22,000円〜」は、基本機能だけの金額です。料金は顧客レコード数で決まり、配信通数の上限や従量課金の記載は見つかりませんでした。ドラッグ&ドロップの「デザインエディター」は月3,000円(税抜)の有償オプションです。到達率の対策(SPF・DKIM、エラーアドレスの自動停止)はBOXILのベンダー掲載にありますが、公式の機能ページでは確認できませんでした。DMARC、専用IP、SMTPリレーの記載も見つかりませんでした。AI機能はどちらもβ版で、料金と提供範囲は公開されていません。14日間の無料トライアルは延長できず、自社での利用に限られます(代理店は不可)。点数には、ITreviewの製品全体の数字(4.0、106件)を使っています。メールマーケティングツールのカテゴリでは4.1(37件)で、この数字を使うと利用者の評価は3点、合計21点になります(順位は変わりません)。(料金の発表、BOXIL)

Synergy!の評判はSynergy!の評判記事で詳しくまとめています。

4位(同率) Mailchimp|無料プランと生成AIを英語の画面で使う

Mailchimpの公式サイト
出典:Mailchimp公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:英語の管理画面に抵抗がなく、無料プランから試したい会社。ECストアと連携し、AIの提案も使ってメールを運用したい会社。ChatGPTやClaudeなどのAIツールとつないで使いたい会社。

項目 点数・内容
合計 20点(Brevoと全項目が同点のため同率)
機能 5点:WYSIWYGエディタとテンプレート、属性・行動・嗜好でのセグメント、開封率・クリック率・コンバージョン率のダッシュボード、ステップメール・A/Bテスト、DKIM・DMARCのドメイン認証とハードバウンスの自動除外
始めやすさ 5点:公式料金ページで公開(米ドル)、Freeプラン
日本語・支援 2点:管理画面は6言語で、日本語はなし。日本法人・国内代理店は見つからず
AI 5点:「Write with AI」で本文を生成(Standard・Premiumは追加料金なし)
利用者の評価 3点:ITreview 満足度3.8(81件)
料金 Free 0ドル(連絡先250件、月500通・1日250通、自動化・予約配信なし)。Essentials 月13ドル〜、Standard 月20ドル〜(いずれも0〜500連絡先)、Premium 月350ドル〜(10,000連絡先)。税の記載なし。月の送信上限は連絡先の上限の、Essentials 10倍、Standard 12倍、Premium 15倍。連絡先1万件以上は最初の12か月15%引き。有料プランは上限を超えると自動で課金
提供元 Intuit Inc.(米国、Nasdaq上場。ブランド名はIntuit Mailchimp)

Mailchimpは、2001年に米国で生まれたメールマーケティングのサービスで、2021年にIntuitが買収しました。WYSIWYGエディタとテンプレートでメールを作り、ランディングページも作れます。属性・行動・嗜好でのセグメント、キャンペーンごとの開封率・クリック率・コンバージョン率のダッシュボード、ステップメール、予約配信、A/Bテストに対応します(ITreviewのベンダー掲載)。Standard・Premiumでは生成AIを追加料金なしで使え、新旧どちらのエディタでも「Write with AI」で本文を作れます。ほかに、配信時刻・曜日の最適化、AIによるセグメントと予測属性、ECストアと連携したおすすめ、どのキャンペーンや自動化が売上を生んだかを説明する「Analytics AI」(Standard・Premium)があります。到達率の対策では、独自ドメインの認証としてDKIMとDMARCを設定できます。ハードバウンスしたアドレスは原則として自動で「Cleaned」になり、以後は配信されません。外部とはMarketing APIでつながり、開発者が作った連携は300超です(自社発表)。システムからの通知メールは、Standard・Premium向けの追加オプション「Mailchimp Transactional」(旧Mandrill)で、API・SMTPから送れます。ChatGPT、Claude、Perplexity、Google Workspaceなどとつなぐコネクタもあります(Standard・Premium)。公式は、顧客1,400万、1日10億通の配信としています(自社発表)。「#1 email marketing and automations platform」とも表示していますが、根拠は競合の顧客数に関する2025年5月時点の公開データとの脚注だけで、具体的な数字と出典は書かれていません(自社発表)。(料金、AI機能、ドメイン認証のヘルプ、開発者向け、ITreview)

事例

  • Vårdväskan(スウェーデンの医療従事者向けEC):メール施策のROIが30倍、クリック率がベンチマークより315%高く、ウェルカムシリーズの開封率は58.7%(2024年10月〜2025年3月、公式事例)。(事例)
  • Patasbox(スペインの犬用品のサブスクEC):2020年末の売上が前年比49%増、取引数21%増、客単価約23%増(公式事例。数値はPatasboxの提供で、Mailchimpは検証していないと注記)。(事例)

利用者の声:ドラッグ&ドロップでスマホでも崩れないメールを作れ、リスト管理や予約配信が簡単という声や(ITreview)、低コストでテンプレートが使いやすく、開封時刻のレポートで配信時間を見直せるという声があります(ITreview)。一方で、画面のほぼすべてが英語で専門用語も分かりにくいという声や(ITreview)、オーディエンスやタグなどセグメントの仕組みが重なっていて分かりにくいという声もあります(ITreview)。

注意点:料金は米ドル建てで、税と円の表示はありません。管理画面は英語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語・ドイツ語・イタリア語の6言語で、日本語はありません。日本語のサポート、日本法人・国内代理店も見つかりませんでした。無料プランは2026年に連絡先250件・月500通・1日250通まで縮小し、自動化と予約配信は使えません。メールでのサポートも最初の30日だけです。ネット上には「2,000件」「500件・月1,000通」と書いた古い記事が多く、Intuitのヘルプも古い条件のままです。連絡先1万件以上の割引は最初の12か月だけで、その後の通常価格は料金ページで確認できませんでした。第三者の記事はStandardに12か月間の17ドルの販促価格があるとしていて、公式の表示と食い違います。有料プランは送信上限を超えると自動で課金され、超過の単価は表示されていません。Standard・Essentialsの14日間の無料トライアルは支払い情報が必要で、対象国だけです。日本が対象国に入るかは確認できませんでした。AIのうち「Intuit Assist」はベータ版で、一部の国・英語だけです。日本のアカウントで使えるAIの範囲は確認できませんでした。マーケティング配信の専用IPの記載は見つかりませんでした。ITreviewの口コミは2022〜2025年のもので、2026年の料金改定後の声はありません。(言語設定のヘルプ、料金)

Mailchimpの評判はMailchimpの評判記事で詳しくまとめています。

4位(同率) Brevo|送信通数で課金し、一斉配信と通知メールを一つで

Brevoの公式サイト
出典:Brevo公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:連絡先は多いが、配信の回数は少ない会社。メルマガと、システムからの通知メールを一つのサービスで送りたい会社。英語の管理画面で使えて、無料プランから試したい会社。

項目 点数・内容
合計 20点(Mailchimpと全項目が同点のため同率)
機能 5点:ドラッグ&ドロップ・HTMLのエディタと40以上のテンプレート、動的リスト、開封・クリック・バウンスのリアルタイム表示、ワークフロー、DKIM・DMARC・ワンクリック配信停止・ハードバウンスの自動ブロック・専用IP(いずれも公式)
始めやすさ 5点:公式料金ページで公開(税別)、Freeプラン(1日300通、クレジットカード不要)
日本語・支援 2点:日本語の公式サイトはあるが、管理画面に日本語なし。日本語サポートの明記なし
AI 5点:「Aura AI」で件名・本文を生成し、トーンを調整
利用者の評価 3点:ITreview 満足度4.0(1件、旧名「sendinblue」のページ)
料金 Free 0円(1日300通)。Starter 月9ドル(円表示 月1,140円)、Standard 月18ドル(月2,445円)、Professional 月499ドル(月81,400円、15万通分を含む)、Enterprise 個別見積もり。税別。StarterとStandardは月5,000通が基本で、通数を増やすと上がる。年払いは10%引き(Starter 年97ドル・年12,312円、Standard 年194ドル・年26,406円など)
提供元 Brevo(フランス・パリ。2012年にSendinblueとして創業し、2023年5月に改称)

Brevoは、2012年にフランス・パリでSendinblueとして創業し、2023年5月4日に今の名前に変わったサービスです。改称とともに、メール配信から、メール・SMS・WhatsApp・チャットなどをまとめたCRM一体型のサービスへ広げています。ドラッグ&ドロップまたはHTMLのエディタと、40以上のレスポンシブテンプレートでメールを作り、端末・メールソフト別にプレビューできます。リストはフィルタや属性で分けられ、行動で自動的に更新される動的リストも作れます。配信・開封・クリック・バウンスはリアルタイムで見られ、メールの反応やWeb上の行動をきっかけにしたワークフローも組めます。到達率の対策では、DKIM・DMARCのドメイン認証は利用者が設定し、ワンクリックの配信停止ヘッダーと配信停止リンクはBrevoが自動で付けます。ハードバウンスしたアドレスは、自動でブロックリストに入ります。専用IPは、公式ヘルプではProfessionalの追加オプション(年251ドル)で、Enterpriseには1つ付きます。トランザクションメールはマーケティングのプランに含まれ、REST API・SMTP・Webhookで送れます。Shopify、WordPress、Stripe、Zapierなど150以上のサービスとつながります。AIは「Aura AI」の名前でまとめられ、件名・本文の生成とトーンの調整(Starter)、AIによる配信時間の最適化(Standard)、文面作成やセグメントを担う「Marketing Agent」などがあります。件名ジェネレーターは、すべてのメールマーケティングのプランで使えます。公式は、顧客60万超としています(日本語ページは「世界中で50万人以上」、いずれも自社発表)。「99.98%のメールが20秒以内に到着」ともしています(自社発表)。(料金(日本語)、料金(英語)、一斉配信の紹介、メールマーケティングの紹介、Gmail・Yahooの要件のヘルプ)

事例

  • Great British Chefs(英国の料理メディア):クリックの履歴でのセグメント配信で、開封率が25%から35%に。Enterpriseプランで専用IPとウォームアップを使用(公式事例)。(事例)
  • Suntransfers:売上が40%超増加(公式のメールマーケティング紹介ページに掲載、自社発表)。(紹介ページ)

利用者の声:メール配信に特化していて使いやすく、小規模向けのプランと柔軟な料金がよいという声や(ITreview、2019年)、画面がすっきりしていて、ドラッグ&ドロップのエディタが使いやすく、サポートの対応も早いという声があります(Capterra日本版)。一方で、送信から配信までに時間差があり、LP作成やCRMは有料プランが必要という声や(ITreview)、連絡先の上限を超えると自動でプランが上がるので事前に承認を求めてほしい、エディタの自動保存が作業の邪魔になる、という声もあります(Capterra日本版)。

注意点:管理画面は英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語で、日本語はありません。サポートは6言語で24時間ですが、日本語の明記はありません。メールでのサポートは無料、チャット・電話は有料です。日本法人・国内代理店は見つかりませんでした。料金は米ドル・ユーロ・円など、通貨ごとに個別の金額が並びます(例:Starter 9ドル、7ユーロ、1,140円)。いずれも税別で、所在地に応じた税が決済時に加わります。料金は保存した連絡先の数ではなく送信通数で決まり、StarterとStandardは月5,000通からです。Starterで「Brevo」のロゴを消すには追加料金がかかり、料金データ(月12ドル)とヘルプ(月9ドル)で金額が食い違います。専用IPの提供条件も、ヘルプ(Professionalの追加オプション、Enterpriseは付属)と紹介ページ(Enterprise)で書き方が違います。無料トライアルは確認できず、無料プランで試す形です。ITreviewは旧名「sendinblue」のページに1件だけで、日本語の口コミはとても少なくなっています。(言語設定のヘルプ、料金・専用IPのヘルプ)

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6位 楽楽メールマーケティング|BtoBの商談獲得と配信代行まで(旧・配配メール)

楽楽メールマーケティングの公式サイト
出典:楽楽メールマーケティング公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:メールでBtoBの商談やセミナーの申込を増やしたい会社。無料のサポートを受けながら始めたい会社や、メールの作成・配信を代行してほしい会社。同じリストに何度も送るため、配信回数を気にせず使いたい会社。

項目 点数・内容
合計 20点(Mailchimp、Brevoと同点。始めやすさの点で下位)
機能 5点:ドラッグ&ドロップのHTMLメールエディタ、セグメント配信、開封率・クリック率の分析とヒートマップ、ステップメール・シナリオメール、SPF・DKIM認証と配信エラーの自動処理
始めやすさ 2点:料金は資料・料金表の請求で案内(ページに金額の掲載なし)、無料トライアル
日本語・支援 5点:国産の日本語画面、導入から運用までの無料サポート(電話・メール)、配信代行、プレミアムサポート
AI 5点:AIがWebサイトや製品資料からメール文面を生成(2026年8月からBridgeプラン向けのβ版)
利用者の評価 3点:ITreview 満足度3.9(121件)
料金 非公開(資料・料金表の請求で案内)。初期費用と月額利用料。月額は利用プランと登録アドレス数で決まり、配信回数に制限なし(定額)。公式資料は税抜表記で、最低利用期間は課金開始から12か月後の月末まで。プランはBridge、Standard、専用サーバプラン(公式資料)
提供元 株式会社ラクス(2000年設立、東証上場)

楽楽メールマーケティングは、株式会社ラクスが提供する国産のメール配信システムです。2025年10月23日に「配配メール」から名前が変わり、「楽楽クラウド」のブランドにまとまりました。契約条件・料金の変更はないとしています。ドラッグ&ドロップのHTMLメールエディタでメールを作り、CSVでリストをまとめて読み込めます。一斉配信・予約配信、開封率・クリック率の分析とヒートマップ(平均値との比較)、ステップメール・シナリオメール、フォームの作成に対応します。公式資料には、コンバージョンの計測、A/Bテスト、トリガーメール、配信エラーの分析・自動処理もあります。BtoB向けのBridgeプランでは、企業データベース「BIZMAPS」から企業リストをダウンロードできます。2026年4月には、Web来訪の通知と日程調整の機能も発表しました。到達率の対策では、SPF・DKIMの認証とSTARTTLSの暗号化に対応し、24時間365日で監視しています。kintone・Salesforceとの連携は、API連携オプションで行います(公式資料)。AIでは、Webサイトや製品資料からAIが製品の概要・ターゲット・訴求点を取り出し、商談獲得やセミナー集客などの目的別にメール文面を複数作る「AI-HTMLメール生成機能」を、2026年8月にBridgeプラン向けのβ版で始めました。作成の工数は1通1〜2時間から約30分になるとしています(自社発表)。導入から運用までの電話・メールのサポートは無料で、配信代行やプレミアムサポートも用意しています。最短4営業日で使い始められます。公式は、導入実績10,000社超(2025年12月末時点)、サポート満足度95%(ユーザーアンケート)としています(自社発表)。(公式サイト、サービス資料、AI-HTMLメール生成の記事、名称変更の記事、来訪通知・日程調整の発表)

事例

  • 日本経営協会:配信作業を約70%削減(公式サイトに掲載の事例)。(公式サイト)
  • ネタもと(Bridgeプラン):商談を打診するメールで、配信から1週間で約300件の問い合わせ。直近半年のウェビナー申込約1,100件のうち、約550件がメルマガ経由(BOXILのPR記事。公式事例ページの本文は確認できませんでした)。(記事)

利用者の声:CSVの取り込みで項目の紐づけが自動で行われ、HTMLエディタのオプションで特別な知識なしにリッチなメールを作れるという声や(BOXIL)、機能がシンプルで初めてでも扱いやすく、リスト数で課金されるので同じ相手に何度送ってもコストを抑えられるという声があります(ITreview)。一方で、オプションの申込がExcelのやり取りで手間という声や(BOXIL)、開封率・クリック率のグラフで対象の配信を選べず、条件の違う配信がまとめて集計されるという声もあります(ITreview、2022年)。

注意点:料金は公開されておらず、資料・料金表を請求して確認します。月額は利用プランと登録アドレス数で決まり、配信回数に制限はありません(定額)。公式資料は税抜表記で、最低利用期間は課金開始から12か月後の月末までです。無料トライアルは本番環境のまま試せますが、期間は確認できませんでした。AI-HTMLメール生成は2026年8月時点でBridgeプラン向けのβ版で、全プランへの拡大は2027年の予定です。追加料金の記載は見つかりませんでした。DMARCやGmail・Yahoo!の送信者ガイドラインへの対応の公式記載は見つかりませんでした。プランの構成は、公式資料(Bridge、Standard、専用サーバプラン)とBOXIL(Bridge、Standard、Premium)で違います。導入社数は、サービス資料の「12,000社」と公式サイトの「10,000社超」で食い違います。公式が掲げる「費用対効果が高いメールマーケティングサービスNo.1」は、2021年4月のショッパーズアイのイメージ調査(利用者274名・10社の比較)によるもので、古い調査です(自社発表)。ITreviewのページのURLは旧名(haihaimail)のままです。(ITreview、BOXIL、No.1の発表)

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7位 Cuenote FC|宛先数で課金し配信数は無制限、専用環境にも対応

Cuenote FCの公式サイト
出典:Cuenote FC公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:同じ宛先に何度も送るため、配信数を気にせず使いたい会社。月5,000円から始め、規模に応じて専用環境やオンプレミスに広げたい会社。外部の支援を受けながら、メールの運用を改善したい会社。

項目 点数・内容
合計 19点
機能 5点:ドラッグ&ドロップのHTMLエディター、セグメント配信、開封率・クリック率(時間別・デバイス別)、ステップメール・シナリオメール、SPF・DKIMの標準対応とGmail送信者ガイドラインへの対応
始めやすさ 4点:公式料金ページで公開、無料トライアル(相談・申込制)
日本語・支援 5点:国産の日本語画面、有償の運用支援「メルサポ」とマーケティング支援「デジサポ」
AI 2点:AI機能の記載は見つからず
利用者の評価 3点:ITreview 満足度4.0(11件)
料金 Premiumプラン(ASP・SaaS)月5,000円〜・初期30,000円〜(宛先2,000件〜、月間配信数無制限)。専用ASPプラン(宛先無制限)月167,500円〜・初期200,000円〜。オンプレミス(ライセンス)保守 月54,000円〜・初期3,250,000円〜。ASPの最低利用期間は6か月。税の表記は確認できず(ASPICの掲載は税別)
提供元 ユミルリンク株式会社(1999年設立、東証グロース上場)

Cuenote FCは、ユミルリンク株式会社が2002年から開発・販売している国産のメール配信システムで、SaaS版は2010年から提供しています。公式の製品ページは「Gmail送信者ガイドライン対応済み」としています。ドラッグ&ドロップのHTMLエディターでメールを作り、開封率・クリック率を時間別・デバイス別に測れます。開封・クリックの有無で内容を変えるステップメール・シナリオメールや、カートリマインド(カゴ落ちメール)にも対応します。到達率の対策では、SPF・DKIMに標準で対応し、S/MIMEも使えます。BOXILの掲載では、DMARCにも対応しています。専用ASPプランでは、IPアドレスとリソースを占有できます(ITreview)。操作ログと権限管理を備え、システム連携用のAPIもあります。SMTPリレーは、別製品の「Cuenote SR-S」で提供しています。有償の運用支援として、「メルサポ」(月3万円×6回、税別)とマーケティング支援の「デジサポ」(月25万円、税別)を2024年7月に発表しました。公式は、配信実績89億通/月、導入実績2,900社以上、稼働率99.99%(2018年以降)としています(自社発表)。ISO/IEC 27001・27017を取得し、FISCの安全対策基準に対応しています(BOXIL・ASPIC掲載)。(製品ページ、料金、ITreview、運用支援の記事、ASPIC)

事例

  • 金融機関:約120種類のメールの条件配信にかかる時間が、数日から数時間に(ASPICのベンダー掲載。社名の出た事例ではありません)。(ASPIC)
  • EC事業者:カートリマインド経由のコンバージョン率が、一斉配信の4倍以上に(同じくASPICのベンダー掲載)。顧客名と数字のそろった公式事例は見つかりませんでした。導入企業としては、サッポロビール、KDDI、LIXIL、神奈川県などの名前が挙がっています(PRONIアイミツの掲載)。(ASPIC)

利用者の声:配信数にかかわらず料金が変わらず、配信が確実で、低コストで本格的に始められるという声や(ITreview)、UIが分かりやすくマニュアルが充実していて、テスト配信が便利という声があります(ITreview)。一方で、初期設定の専門用語が分かりにくいという声や(ITreview)、HTMLの入力欄を広げられず入力しづらいという声もあります(ITreview、2022年)。

注意点:2026年10月に、不正アクセスによる情報漏洩が公表されています。ユミルリンクの公式発表(2026年10月26日17時更新の第二報)によると、2026年10月16日に一部システムで不正アクセスを確認しました。プログラム(ライブラリ)の脆弱性により、Cuenote FCの49システム(単一企業向けシステム)で情報漏洩が発生し、漏洩のおそれがある件数は延べ51,628,280件です。調査中のシステムが16あり、件数は増える可能性があるとしています。同社の顧客管理システム「Cuenote BASE」では、契約者情報190件(企業名・氏名・電話番号・メールアドレス)が閲覧できる状態でした。Cuenote SR-S、SMS、Auth、Survey、Push、安否確認は影響がないとしています。同社はサーバの切り離しや脆弱性の修正などを行い、個別の連絡がない利用者については、現時点で漏洩を確認していないとしています。公式発表(第二報)にサービス停止の記載は見つかりませんでした(2026年10月29日時点)。最新の状況は公式のお知らせで確認してください。そのほか、料金ページの税の表記は確認できませんでした(ASPICの掲載は税別)。月額は宛先の件数で上がりますが、段階ごとの金額は確認できませんでした。ASPの最低利用期間は6か月です。AI機能の記載は見つかりませんでした。ITreviewの満足度は、製品トップで4.0、プロフィールページで3.9(いずれも11件)と表示が違い、レビューは2019年のものが多くなっています。シリーズの契約数は、2,500超(2024年12月)、2,800件超(2026年5月)、2,900以上(ASPIC)と、時点によって違います。(不正アクセスに関するお知らせ、BOXIL)

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8位 Twilio SendGrid|システムからの通知メールをAPI・SMTPで送る

Twilio SendGridの公式サイト
出典:Twilio SendGrid公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:自社のWebサービスやアプリから、会員向けの通知メールを大量に送りたい会社。開発者がAPI・SMTPで送信を組み込める会社。円での支払いと日本語のサポートで使いたい会社(構造計画研究所との契約)。

項目 点数・内容
合計 17点(WiLL Mailと同点。利用者の評価の点で上位)
機能 5点:HTMLエディタ・テンプレート、セグメント(Marketing Campaigns)、開封・クリックの測定、自動化(Marketing CampaignsのAdvanced)、SPF/DKIM・固定IP(Pro)・自動バウンス処理
始めやすさ 4点:構造計画研究所の公式料金ページで円の価格を公開(税抜)、60日間の無料トライアル
日本語・支援 2点:管理画面は主に英語。構造計画研究所との契約では日本語ドキュメント・無料サポートあり
AI 2点:メール作成の生成AIは見つからず
利用者の評価 4点:ITreview 満足度4.0(317件)
料金 構造計画研究所(税抜、初期費用0円):Essentials 50K ¥3,000/月(5万通、超過¥0.200/通)、Essentials 100K ¥5,400/月(10万通)、Pro 100K ¥14,000/月、300K ¥37,500/月、700K ¥75,000/月、1.5M ¥125,000/月、2.5M ¥165,000/月。マーケティングキャンペーンの宛先は2,000件まで無料、10,000件ごとに¥1,500/月。Twilio直接(米ドル、税は別途):Email API Essentials 月19.95ドル〜、Pro 月89.95ドル〜、Marketing Campaigns Basic 月15ドル〜、Advanced 月60ドル〜
提供元 Twilio Inc.(米国、NYSE上場)。国内代理店は株式会社構造計画研究所

Twilio SendGridは、米国のTwilioが提供するメール送信サービスです(SendGridは2009年創業、2019年にTwilioが買収を完了)。日本では株式会社構造計画研究所が国内唯一の正規代理店で、日本語のドキュメントとサポート、日本円での決済を提供しています(Twilioの日本語ページ)。中心は、自社のシステムからWeb APIやSMTPリレーでメールを送る使い方です。Python・Java・PHP・Rubyなどの公式ライブラリやWebhookもあります。構造計画研究所の料金ページの機能表には、マーケティングキャンペーン(一斉配信)、HTMLエディタ・テンプレート、開封・クリックの測定、Email Logs・Activity Feedでの配信状況の確認、Event Webhook、配信レポート、配信停止・自動バウンス処理・迷惑メール報告の処理が並びます。到達率の対策では、SPF/DKIMの認証と固定IP(Proのみ)があり、エンゲージメント品質スコア(SEQ)を全顧客に標準で提供しています(自社発表)。技術記事によると、ドメイン認証の手順でDMARCのレコードも作れます。Twilio公式の料金ページでは、Marketing CampaignsのAdvancedで自動化を使えます。セキュリティでは、二要素認証、SSO(Proのみ)、IPアクセス制限を備えます。構造計画研究所は、配信実績を月間2,000億通以上としています(自社発表)。ITreviewでは、メールマーケティングツールとトランザクションメールの両カテゴリで、Grid Award 2026 FallのLeaderに選ばれています。(構造計画研究所の料金、Email APIの料金、Marketing Campaignsの料金、正規代理店の案内、ITreview)

事例

  • ANA(全日本空輸):欠航・遅延などの運航情報のメールに使い、到達率97.7%、平均バウンス率0.095%。開発期間は3〜4か月(公式事例)。(事例)
  • Chatwork:ピーク時に1時間4万通・1日40万通を送り、配信時間が従来の100分の1に。SMTP APIへの移行とIPのウォームアップを3か月で終え、メール管理の工数を100%削減(公式事例)。(事例)

利用者の声:3年以上安定して動き、Gmailで迷惑メールに入る問題も解消したという声や(ITreview)、到達率が高く配信が速く、ドキュメントが充実していてサポートの返答も早いという声があります(ITreview)。一方で、管理画面や設定のほとんどが英語で、トラブル時の原因調査に時間がかかるという声や(ITreview)、送信量が増えるとコストが上がるので、ボリュームディスカウントがほしいという声もあります(ITreview)。

注意点:料金体系が2つあります。構造計画研究所との契約は円建て(税抜)で、日本語のサポートがあり、請求書払いはProだけです。Twilioと直接契約すると米ドル建てで、税は別にかかり、日本語サポートの対象外です。無料プランは、Twilio直接で2025年5月27日から順次、構造計画研究所経由で2026年3月31日に終わりました。今は60日間の無料トライアル(BOXILの掲載では1日100通まで)だけで、無料プランを前提にした古い記事に注意が必要です。Twilio公式のMarketing Campaignsの料金ページのFAQには、「無料プラン(連絡先2,000件・月6,000通)」という古い記述が残っています。管理画面は主に英語です。ステップメール・シナリオメールは、BOXIL(構造計画研究所の掲載)では「非対応」とされ、Twilio公式のMarketing Campaigns Advancedの自動化と食い違います。メール作成の生成AIは見つかりませんでした。送信エラー時の自動リトライがないという声もあります。ITreviewの件数は、製品ページの317件とレビュー一覧の296件で違います。(無料プラン終了の告知、BOXIL)

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9位 WiLL Mail|月4,000円から、配信通数で払う国産システム

WiLL Mailの公式サイト
出典:WiLL Mail公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:月数千通からのメルマガを、低い月額で始めたい会社。HTMLの知識がなくても、テンプレートで毎週のメルマガを作りたい会社。承認ワークフローや二要素認証など、社内のルールに合わせて運用したい会社。

項目 点数・内容
合計 17点(Twilio SendGridと同点。利用者の評価の点で下位)
機能 5点:ドラッグ&ドロップのHTMLエディタ、ターゲットDBでのセグメント(プレミアム)、開封・クリックの分析、ステップメール(プレミアム)、DKIMの設定・SPFの補助機能・配信エラーの分析
始めやすさ 4点:公式料金ページで公開(税別)、2週間の無料トライアル
日本語・支援 3点:国産の日本語画面。問い合わせ窓口・導入支援の記載は今回の調査で確認できず
AI 2点:生成AIの機能は見つからず
利用者の評価 3点:ITreview 満足度4.0(8件)
料金 シンプル 月4,000円〜、プレミアム 月12,000円〜(同じ料金ページの別の表では月10,000円〜)。税別、配信通数で課金(ITreviewの掲載では、シンプルは毎月5,000通まで4,000円、プレミアムは毎月10,000通まで10,000円)。初期費用不要、最低利用期間1か月〜、プランの変更は管理画面から
提供元 株式会社サパナ(東京都品川区)

WiLL Mailは、株式会社サパナが提供する国産のメール配信システムです。2026年7月の発表では、ドラッグ&ドロップのHTMLエディタとスマホ向けの自動最適化、開封率・クリック率・コンバージョン・ヒートマップでの効果測定を案内しています。公式の機能ページには、開封分析・クリック分析・メルマガ推移分析(全プラン)、ステップメール配信(プレミアム)、承認ワークフロー、二要素認証、API(配信完了一覧など)が並びます。リストはシンプルDBとターゲットDBがあり、高度なターゲティングはプレミアムで使えます(ITreview)。到達率の対策では、DKIMの設定、SPF・Sender-IDの補助機能(全プラン、有効かを自動でチェック)、配信エラー(リターンメール)の分析があります。公式サイトは「Gmail送信者ガイドライン対応済み」とし、2024年2月のGmailの一斉送信ガイドラインに合わせた利用ガイドラインを設けています。オペレーターは最大100ライセンスまで使えます。公式は、累計導入社数3,200社以上としています(自社発表)。ITトレンドの年間ランキングのメール配信システム部門で7年連続1位(2019〜2025年)、2026年上半期のBOXIL資料請求数ランキングでメール配信システム総合部門1位とも表示しています(いずれも自社発表。BOXILは資料請求数での集計)。(料金、機能、公式サイト、2026年7月の発表)

事例

  • 花キューピット:メールの制作時間がこれまでの半分に。
  • JAFサービス:開封率40%、クリック率15%。
  • いずれも、第三者の記事が公式サイトのノウハウ記事を出典として引用したもので、公式ページの本文は確認できませんでした。(記事)

利用者の声:低コストで運用でき、テンプレート化で週数回のメルマガ作成の手間が減ったという声や(ITreview)、コードを書けなくても簡単に配信でき、初心者に向いているという声があります(ITreview)。一方で、画像の標準の幅が650pxで、スマホでは2カラムが1カラムになり、細かな調整にはHTMLの編集が必要という声や(ITreview)、SPF・DKIM・DMARCの設定が必須で、社内の事情で設定できず困ったという声もあります(ITreview)。

注意点:公式料金ページの中で、プレミアムプランの月額が「12,000円〜」と「10,000円〜」(いずれも税別)の2通りで書かれています。比較サイトでも、ITreviewは10,000円、BOXIL・アイミツ・ASPICは12,000円と分かれます。契約前に見積もりで確かめてください。料金は配信通数で決まるため、配信の回数が多いと、登録アドレス数で払う製品より高くなる場合があります。ステップメールとターゲットDBはプレミアムだけです。独自ドメインはオプションです(BOXIL掲載)。無料トライアルは通常2週間で、配信件数に制限があります(BOXILの掲載では1回5通まで)。生成AIの機能は見つかりませんでした。導入社数は、3,000社以上(2026年1月)、3,100社以上(2026年6月)、3,200社以上(公式サイト)と時期によって違います。ITreviewのレビューは8件と少なめです。提供元は株式会社サパナです。(料金(ITreview)、BOXIL)

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10位 MailPublisher|大量配信とシナリオ配信を備える国産システム

MailPublisherの公式サイト
出典:MailPublisher公式サイト(2026年10月29日撮影)

向いている会社:会員や顧客が多く、大量のメールを安定して送りたい会社。ECサイトやCDPなど、自社のシステムとAPIでつないで配信したい会社。メールの作成者と承認者を分けて、誤配信を防ぎたい会社。

項目 点数・内容
合計 16点
機能 5点:ドラッグ&ドロップのHTMLエディター(Smart Edition)、ノーコードのセグメント作成、開封・クリック・コンバージョンの測定、ステップメール・シナリオメール、SPF/DKIM/DMARCとリストクリーニング
始めやすさ 2点:料金は要件を聞いて見積もり(金額の掲載なし)、1か月の無料トライアル(Smart Edition)
日本語・支援 4点:国産の日本語画面、問い合わせ対応(対応後アンケートの満足度96%以上、自社発表)
AI 2点:生成AIの機能は見つからず
利用者の評価 3点:ITreview 満足度3.7(4件)
料金 非公開(要件を聞いて見積もり)。初期費用・最低契約期間は確認できず
提供元 エンバーポイント株式会社(1999年設立、東京都千代田区)

MailPublisherは、エンバーポイント株式会社が1999年から提供する国産のメール配信システムです。今は「MailPublisher Smart Edition」と、2026年5月に発表した「MailPublisher Next」があります。Smart Editionの製品ページには、ドラッグ&ドロップのHTMLエディター、SPF/DKIM/DMARCの送信ドメイン認証、START TLS・S/MIME、リストクリーニング、開封・クリック・コンバージョンの効果測定、操作ログ、SFTP・API連携が並び、Gmailの送信者ガイドラインに対応したとしています。Nextでは、HTMLエディター、ステップメール、分岐のあるシナリオメール、ノーコードでのセグメント作成、A/Bテストを、ブラウザの画面から操作できます。NextのAPI・SFTP連携はオプションです。2024年8月の発表では、500種類以上のエラーメールを自動で解析するエンジンを紹介しています。作成者と承認者を分ける権限管理で、誤配信を抑えるとしています。LINE・SMSへの配信や、Treasure Data CDPとの連携もあります(BOXIL掲載)。公式は、配信能力は毎時4,100万通、月間85億通超の配信実績としています(自社発表)。Smart Editionのページは「17年連続Eメール配信システム市場No.1」と表示しています(自社発表)。2026年5月の発表では、根拠をデロイト トーマツ ミック経済研究所の調査(2024年度のEメール大量配信システム市場のベンダー売上高シェア)としています。富士キメラ総研の調査(2025年度のメール配信プラットフォームSaaS/PaaS市場の売上シェア)でもNo.1としています(自社発表)。メール配信システム全体の順位ではありません。(MailPublisher Next、Smart Edition、Nextの発表、エラー解析の発表)

事例

  • ジュン:メール制作を内製化し、1通の制作時間を1週間から1時間に。セグメント配信でクリック率が最大5〜7%(公式事例、2026年1月)。(発表)
  • ビービーエフ:150以上のECサイトの配信基盤としてAPIでつなぎ、ベンチマークで配信の遅延がないことを確認(公式発表、2026年10月。改善率などの数値はなし)。(発表)

利用者の声:条件で宛先を選んで送れ、メール以外にTeams・Slackにも送れるという声や(ITreview)、基本の機能がシンプルで使いやすく、担当者の引き継ぎもスムーズという声があります(ITreview、2021年)。一方で、画面のデザインが古く、HTMLの知識なしでドラッグ&ドロップで作れる機能がほしいという声や(ITreview、2024年4月。Smart Editionの製品ページには、今はドラッグ&ドロップのHTMLエディターが載っています)、差し込みやHTMLメールの設定は初心者にはハードルが高いという声もあります(ITreview、2022年)。

注意点:料金は公開されておらず、要件を聞いて見積もる形です。初期費用と最低契約期間も確認できませんでした。無料トライアルは、Smart Editionが1か月、Nextは期間を確認できませんでした。製品名は「Mail Publisher」「MailPublisher」「Mail Publisher Smart Edition」と表記がゆれ、2026年5月にNextが加わりました。既存製品の提供終了の発表は見つかりませんでしたが、どのエディションを契約するかを確かめてください。No.1の主張は、市場の定義と年度が違う複数の調査にまたがります。生成AIの機能と専用IPの記載は見つかりませんでした。ITreviewのレビューは4件(Smart Editionのページは0件)と少なく、利用者の評価の裏付けは弱めです。(ITreview、料金(PRONIアイミツ))

MailPublisherの評判はMailPublisherの評判記事で詳しくまとめています。

今回順位を付けていないサービス

次の2つは、2026年10月29日時点でサービスの全部または一部を停止しているため、今回は順位と点数を付けていません。いずれも提供元の公式発表の事実だけを書いています。サービスの再開後に、あらためて調べて評価します。

ブラストメール(株式会社ラクスライトクラウド)

  • 停止の状況:2026年10月21日0:30から全サービスを緊急停止しています。管理画面・APIとも使えず、メール配信も10月21日1:00頃から止まっています。公式サイトも、セキュリティの確認作業のため公開を一時停止しています。
  • 公表された内容:外部の第三者がAPI用のサーバー2台に侵入し、販売管理システムとサービスのデータベースからデータを持ち出しました。全契約者の契約者情報(会社名・担当者名・電話番号・メールアドレス・請求先メールアドレス・契約と支払いの履歴など)の持ち出しを確認しています。クレジットカード番号は保持していないとしています。一部の契約者では配信先リストなども漏えいし、契約者情報以外の漏えいが確認された契約は345件です。全件に個別に連絡したとしています。侵入経路は調査中です。
  • 再開の見通し:11月11日頃の再開を目指して対応中です(日程は変わる可能性があり、OEM版は未定)。
  • 届け出:個人情報保護委員会、JIPDEC、総務省関東総合通信局へ報告し、警視庁へ通報しています。利用者向けに、個人情報保護委員会への連名報告・代行報告の手続きを案内しています。
  • 提供元:株式会社ラクスライトクラウド(株式会社ラクスの100%子会社)。

(公式のお知らせ(2026年10月29日12時更新)、ウェブサイト一時停止のお知らせ)

アララ メッセージ(アララ株式会社)

  • 公表された内容:2026年10月28日に一部システムで不正アクセスを確認し、該当するサーバーをネットワークから切り離しました。Webサーバーの脆弱性を第三者に悪用され、1システム(対象環境 bvam001)で、利用企業が保有するエンドユーザーのメールアドレス約301万件が外部に持ち出されました。メールアドレス以外の流出は確認されていないとしています。
  • 停止の状況:対象環境のサービスを一時停止しており、再開時期は未定です(10月28日時点)。10月22日にも、PHPの脆弱性に対応する緊急メンテナンスでサービスを止めると告知していました。
  • 提供元:アララ株式会社(ペイクラウドホールディングス株式会社の100%子会社)。

(公式のお知らせ(10月29日)、公式のお知らせ(10月28日))

目的別のおすすめ

合計点よりも、自社の目的に合うかどうかが大切です。目的ごとに候補を挙げます。

無料・低予算で始めたい

  • Benchmark Email:コンタクト500件・月1,000通まで、期間の制限なく無料で全機能を試せる。
  • Brevo:Freeプランで1日300通まで、クレジットカード不要。有料は送信通数で決まり、Starterは月9ドル(円表示 月1,140円、税別)から。
  • Mailchimp:Freeプランは連絡先250件・月500通まで。自動化と予約配信は使えない。
  • WiLL Mail:シンプルプランは月4,000円〜(税別)、初期費用不要、1か月から。
  • Cuenote FC:月5,000円〜・初期30,000円〜で宛先2,000件から、配信数は無制限(最低6か月)。2026年10月の情報漏洩の公表内容もあわせて確認。

BtoBの商談につなげたい

  • 楽楽メールマーケティング:Bridgeプランで企業リスト(BIZMAPS)のダウンロード、Web来訪の通知、日程調整。AIによるメール文面の生成(β)もある。
  • Synergy!:顧客データベース・フォームとメールが一体。リードダッシュボードや名刺OCRも使える。
  • Benchmark Email:ホットリードの機能とマーケティングオートメーション(EMA)がある。

大量配信・大企業

  • WEBCAS e-mail:毎時1,000万通以上の配信(自社発表)。ISMAP-LIUに登録。オンプレミスの導入型もある。
  • MailPublisher:配信能力は毎時4,100万通(自社発表)。作成者と承認者を分ける権限管理がある。
  • Cuenote FC:IPアドレスを占有する専用ASPプラン(月167,500円〜)や、オンプレミス版がある。

システムからの通知メールを送りたい

  • Twilio SendGrid:Web API・SMTPリレー、公式ライブラリ、Event Webhook。構造計画研究所との契約なら日本語のサポートがある。
  • Brevo:トランザクションメールがマーケティングのプランに含まれ、REST API・SMTPで送れる。
  • Mailchimp:Standard・Premium向けの追加オプション「Mailchimp Transactional」で送れる。

CRMと一緒に使いたい

  • Synergy!:CRM(顧客データベース)を中心に、フォーム、メール、LINEへの配信をまとめて使える。Salesforce・kintoneとも連携。
  • Brevo:メール・SMS・WhatsApp・チャットなどを一つにしたCRM一体型。
  • 楽楽メールマーケティング:kintone・Salesforceと連携できる(API連携オプション)。

メール配信システムの選び方

課金の数え方(アドレス数か配信通数か)を確かめる

料金を何で数えるかは製品ごとに違います。月額だけで比べると見誤ります。

  • 登録アドレス(連絡先)数で決まる:Benchmark Email、楽楽メールマーケティング、Cuenote FC、Mailchimp、Synergy!(顧客レコード数)、WEBCAS e-mailのASP型スタンダードプラン(リスト件数、比較サイトの掲載)。楽楽メールマーケティングとCuenote FCは配信数が無制限です。Mailchimpは連絡先数に加えて月の送信上限があり、超えると自動で課金されます。
  • 配信通数で決まる:Twilio SendGrid、Brevo、WiLL Mail、WEBCAS e-mailのASP型シンプルプラン(契約通数、超過は1通0.5〜3円、比較サイトの掲載)。

同じ相手に何度も送るなら、登録アドレス数で決まる製品のほうが費用を抑えやすくなります。リストは大きいが送る回数が少ないなら、配信通数で決まる製品が合う場合があります。

あわせて、次の点も確かめましょう。

  • 初期費用:Synergy!は148,000円(税別)、Cuenote FCは30,000円〜、WEBCAS e-mailは3万円〜です。Benchmark Email、Twilio SendGrid(構造計画研究所)、WiLL Mailは初期費用がかかりません。
  • 最低契約期間:楽楽メールマーケティングは12か月、Synergy!とCuenote FC(ASP)は6か月、WiLL Mailは1か月〜です。
  • 税と通貨:Mailchimpは米ドル、Brevoは通貨ごとの表示(税別)、Twilio SendGridは構造計画研究所が円(税抜)、Twilio直接が米ドルです。税の表記を確認できなかった製品もあります。

到達率とGmail送信者ガイドラインへの対応を確かめる

作ったメールも、迷惑メールに振り分けられると読まれません。次の点を確かめます。

  • 送信ドメイン認証(SPF・DKIM・DMARC):Benchmark Email、Brevo、Mailchimp(DKIM・DMARC)、MailPublisher、Cuenote FC(SPF・DKIMは標準)、Twilio SendGrid(SPF/DKIM)、楽楽メールマーケティング(SPF・DKIM)、WiLL Mail(DKIMの設定とSPFの補助)などが対応しています。WEBCAS e-mailは、DMARCレポートの支援とBIMIの導入支援も用意しています。Benchmark Emailは、ドメインを認証していないとProの月の送信数が登録アドレス数の上限の2倍まで(認証済みは10倍)になります。
  • ワンクリックの配信停止:Brevoは配信停止のヘッダーを自動で付けます。Twilio SendGridの配信停止の追跡(Subscription Tracking)は初期設定でオフと、技術記事が伝えています。
  • エラーアドレスの自動停止:Brevo、Mailchimp(ハードバウンス)、Twilio SendGrid(自動バウンス処理)、WEBCAS e-mail(エラーメールの自動処理)、楽楽メールマーケティング(配信エラーの自動処理)、MailPublisher(リストクリーニング)などが対応しています。
  • 専用IP:Twilio SendGridのPro(固定IP)、BrevoのProfessional(オプション)とEnterprise、Cuenote FCの専用ASPプランで使えます。

Cuenote FC、WiLL Mail、MailPublisherは、公式サイトでGmailの送信者ガイドラインに対応済みとしています。Synergy!の公式の機能ページでは、到達率の対策の記載は確認できませんでした(BOXILのベンダー掲載にはSPF・DKIMとエラーアドレスの自動停止があります)。

効果測定と自動化の範囲を確かめる

10製品すべてで、開封とクリックを測れます。違いが出るのはその先です。

  • コンバージョンの計測:Synergy!、Mailchimp、MailPublisher(Smart Edition)、楽楽メールマーケティング(公式資料)、WiLL Mail(2026年7月の発表)。
  • ヒートマップ:楽楽メールマーケティング、WiLL Mail。
  • A/Bテスト:Synergy!(最大3パターン、AIが別案を生成するβ版あり)、Mailchimp、Benchmark Email、楽楽メールマーケティング(公式資料)、MailPublisher。
  • ステップメール・シナリオ:プランで使えるかが変わります。WiLL Mailのステップメールはプレミアムだけで、MailchimpのFreeプランは自動化を使えません。Twilio SendGridのMarketing Campaignsは、Advancedで自動化を使えます。Cuenote FCとMailPublisher(Next)は、開封・クリックで分岐するシナリオメールに対応します。

サポートと日本語を確かめる

MailchimpとBrevoは、管理画面に日本語がありません。Twilio SendGridも管理画面は主に英語ですが、構造計画研究所との契約なら日本語のドキュメントと無料サポートがあります。英語の画面に慣れた担当者がいない場合は、国産の製品が向いています。

運用まで支援を受けたいなら、WEBCAS e-mail(メルマガ制作・運用代行)、楽楽メールマーケティング(無料サポート、配信代行、プレミアムサポート)、Cuenote FC(有償のメルサポ・デジサポ)、Synergy!(伴走支援)が候補です。Benchmark Emailは海外製ですが、日本語の画面とアカウントマネージャー、東京オフィスでの個別相談を案内しています。

セキュリティ事案の公表状況と対応を確認する

メール配信システムには、顧客のメールアドレスなどの個人情報を預けます。2026年10月には、次の3つのサービスの提供元が不正アクセスを公表しました(いずれも公式発表の要約)。

  • ブラストメール:10月21日から全サービスを緊急停止。全契約者の契約者情報の持ち出しを確認し、契約者情報以外の漏えいが確認された契約は345件。11月11日頃の再開を目指しています。(公式のお知らせ)
  • アララ メッセージ:10月28日に不正アクセスを確認。1システム(bvam001)でメールアドレス約301万件が持ち出され、対象環境は停止中で再開時期は未定です(10月28日時点)。(公式のお知らせ)
  • Cuenote FC:10月16日に不正アクセスを確認。49システムで情報漏洩が発生し、漏洩のおそれがある件数は延べ51,628,280件(調査中、増える可能性あり)。公式発表(第二報)にサービス停止の記載は見つかりませんでした(2026年10月29日時点)。(公式のお知らせ)

契約中・検討中のサービスについては、次の点を確かめましょう。

  • 提供元が、事案の有無と内容(日付、対象、件数、サービスの状況)を公式に発表しているか
  • 自社が対象に入るか、提供元から個別の連絡があるか
  • サービスの再開や、再発防止の対応が示されているか
  • 自社側でできる対策の機能があるか(例:Twilio SendGridの二要素認証・IPアクセス制限、WiLL Mailの二要素認証・承認ワークフロー、Cuenote FC・MailPublisherの操作ログ)
  • 第三者の認証や登録(WEBCAS e-mailのISMAP-LIU登録、ISO/IEC 27001など)

よくある質問

無料で使えるメール配信システムは?

10製品のうち、無料のプランや期間の決まっていない無料枠を確認できたのは次の3つです。

  • Benchmark Email:コンタクト500件・月1,000通まで、期間無制限です(公式の表記は「無料トライアル」)。
  • Brevo:Freeプランで1日300通までです。
  • Mailchimp:Freeプランで連絡先250件・月500通までです。自動化と予約配信は使えません。

このほか、Twilio SendGrid(60日)、Synergy!(14日)、WiLL Mail(2週間)、MailPublisher(Smart Editionは1か月)、Mailchimp(Standard・Essentialsは14日、対象国のみ)は、期間を決めて無料で試せます。WEBCAS e-mail、楽楽メールマーケティング、Cuenote FCにも無料トライアルがありますが、公式で期間は確認できませんでした(WEBCAS e-mailとCuenote FCは相談・申込制。WEBCAS e-mailはBOXILの掲載で原則1週間)。

BCC配信との違いは?

BCC配信は、ふだんのメールソフトで追加の費用なしに送れます。ただし、宛先をToやCCに入れる操作ミスで、受信者全員のアドレスが見えるおそれがあります。開封・クリックの測定は難しく、配信停止の受付や届かないアドレスの整理も手作業です。メール配信システムは、HTMLメールの作成、リスト管理、効果測定、エラーアドレスの自動停止、送信ドメイン認証などを仕組みで支えます。詳しくは「メール配信システムの2つのタイプ(一斉配信型とAPI・SMTP型)と、BCC配信との違い」で説明しています。

Gmailの送信者ガイドラインとは?

Gmailが、メールを送る送信者に求めているルールです。Cuenote FCの発表によると、Gmailは2023年10月に新しいガイドラインを発表しました。WiLL Mailは、2024年2月のGmailの一斉送信ガイドラインに合わせた利用ガイドラインを設けています。Brevoの公式ヘルプでは、GmailとYahooの新しい要件への備えとして、ドメイン認証(DKIM・DMARC)、ワンクリックで配信停止できるヘッダー、苦情率を0.3%未満に保つことを挙げています(Brevoのヘルプ)。Mailchimpの公式ヘルプは、24時間でGmail・Yahoo宛てに5,000通を超えて送る送信者には、DMARCが必須としています(Mailchimpのヘルプ)。各製品の対応は「到達率とGmail送信者ガイドラインへの対応を確かめる」でまとめています。

料金の相場は?

今回の10製品で確認できた有料プランの最低額は、月1,000円台から月数万円まで幅があります。

  • 月1,000〜5,000円台:Brevo Starter 月1,140円(円表示、税別)、Benchmark Email Pro ¥1,500/月または¥1,800/月(500件)、Twilio SendGrid Essentials ¥3,000/月(5万通、税抜)、WiLL Mail シンプル 月4,000円〜(税別)、Cuenote FC Premium 月5,000円〜(初期30,000円〜)。Mailchimp Essentialsは月13ドル〜です。
  • 月1万円以上:WEBCAS e-mail 月1万円〜(初期3万円〜)、Synergy! 月36,000円〜(初期148,000円、税別)。
  • 非公開:楽楽メールマーケティング、MailPublisher。

大量に送る場合は、Cuenote FCの専用ASPプランが月167,500円〜、Twilio SendGridのPro 2.5Mが月¥165,000(税抜)です。料金は登録アドレス数や配信通数で上がるため、自社のリストの件数と月の配信数を決めてから見積もりを取りましょう。

メルマガとステップメールの違いは?

メルマガは、登録している読者に同じ内容を一斉に送るメールです。ステップメールは、資料請求や会員登録などの日を起点に、あらかじめ決めた順番と間隔で自動的に送るメールです。開封やクリックの有無で内容を変えるものは、シナリオメールと呼ばれます(Cuenote FCなど)。ステップメールはプランによって使えないことがあります。WiLL Mailはプレミアムだけ、MailchimpのFreeプランは自動化を使えません。

まとめ

合計点では、WEBCAS e-mailとBenchmark Emailが24点で並び、利用者の評価の点でWEBCAS e-mailが1位、Benchmark Emailが2位でした。3位はSynergy!(22点)です。ただし、点数は「公式に情報が出ているか」「日本語で使えるか」を多く見ているため、目的に合うかを優先して選んでください。迷ったら、無料プランやトライアルで2〜3製品を試し、自社のリストで配信と効果測定ができるか確かめるのがおすすめです。2026年10月に不正アクセスを公表したサービスは、公式発表の最新の内容も確認してください。

  • 無料・低予算で始めたい:Benchmark Email、Brevo、WiLL Mail
  • BtoBの商談につなげたい:楽楽メールマーケティング、Synergy!
  • 大量配信・大企業:WEBCAS e-mail、MailPublisher、Cuenote FC
  • システムからの通知メールを送りたい:Twilio SendGrid、Brevo
  • CRMと一緒に使いたい:Synergy!、Brevo

各製品の口コミや注意点は、比較表の製品名のリンクから確認できます。

情報の確認日と出典

  • 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は各社の公式サイトで確認してください。
  • セキュリティ事案は、2026年10月29日までに各社が公式に発表した内容です。最新の状況は各社のお知らせで確認してください。
  • 料金を公開していない製品や、公式で確認できなかった点は、公式資料・比較サイト・報道の掲載で補い、本文に出所を書いています。
  • 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。

出典(各製品の事例と口コミの出典は、本文の各製品紹介に記載)

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