Twilio SendGridの評判は?料金・できること・向いている会社を調査
Twilio SendGridは、米国のTwilio Inc.が提供するメール配信サービスです。自社のシステムにAPIやSMTPで組み込んで送る型が中心で、メルマガの一斉配信は「Marketing Campaigns(マーケティングキャンペーン)」で行います。日本では株式会社構造計画研究所が正規代理店で、円での料金と日本語のサポートを提供しています。ITreviewの満足度は4.0(317件)です。届きやすさや配信の速さを評価する声がある一方、管理画面が英語、送る量が増えると費用が上がるという声もあります。料金は構造計画研究所経由で月3,000円(税抜)からです。無料プランは終わり、今は60日間の無料トライアルがあります。通知などのメールを、自社のシステムから大量に送りたい会社に向いています。

- 調査日:2026年10月29日
- 調べた情報源:構造計画研究所のSendGrid料金ページ、Twilioの公式サイト(料金ページ・変更履歴・日本語の代理店ページ)、Twilioの公式導入事例、ITreview・BOXILの口コミ
- この記事で扱うのはツール利用者の評判です。
Twilio SendGridの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | Twilio Inc.(米国サンフランシスコ、ニューヨーク証券取引所に上場)。SendGridは2009年に米デンバーで創業し、Twilioが2019年2月に買収を完了 |
| 日本での提供・サポート | 株式会社構造計画研究所(東京都中野区)が正規代理店。Twilioの日本語ページは「国内唯一の正規代理店」としています。構造計画研究所経由なら日本語ドキュメントと無料サポートあり。管理画面は主に英語。Twilio直接の契約は日本語サポートの対象外(BOXILの構造計画研究所掲載) |
| タイプ | API・SMTP型が中心。一斉配信はMarketing Campaignsで対応 |
| 主な機能 | Web API・SMTPリレー、HTMLエディタ・テンプレート、開封・クリックの測定、Event Webhook、SPF/DKIM、配信停止・自動バウンス処理、固定IP(Proのみ) |
| 料金 | 構造計画研究所経由:月3,000円〜(税抜、月5万通)。Twilio直接:月19.95ドル〜(税は別途の場合あり) |
| 無料プラン・トライアル | 無料プランは終了。60日間の無料トライアル(1日100通まで、クレジットカード登録不要) |
| 公式サイト | 構造計画研究所 SendGrid、Twilio SendGrid Email API |
出典:構造計画研究所 料金プラン、Twilio Email API 料金、Twilio 構造計画研究所のご紹介、BOXIL

構造計画研究所は1959年5月の設立で、構造計画研究所ホールディングス(東証スタンダード)の完全子会社です。2015年には、SendGridの国内代理店としてIDCフロンティアと提携したと報じられています(@IT)。
Twilio SendGridの良い評判・口コミ
利用者の声(公式以外)
ITreviewで満足度4.0(317件、2026年7月29日付の製品ページ表示)です。カテゴリ別では、メールマーケティングツール4.0(192件)、トランザクションメール4.1(227件)です。Grid Award 2026 Fallでは両カテゴリでLeaderです。BOXILでは3.88(17件、メールリレーサービス)です。(ITreview、BOXIL)
- 利用者は、3年以上安定して動いており、Gmailで迷惑メールに入る問題も解消したと評価している。(ITreview)
- 別の利用者は、到達率が高く配信が速いこと、ドキュメントが充実しサポートの返事が早いことを挙げている。(ITreview)
- ダッシュボードで、開封・クリック・バウンスをリアルタイムに確認できるという声がある。kintone連携やAzureとの相性に触れる声もある。(ITreview、ITreview)
公式の導入事例(自社発表)
- ANA(全日本空輸):欠航や遅延などの運航情報メールに利用。到達率97.7%、平均バウンス率0.095%で、開発期間は3〜4か月。(事例)
- Chatwork:ピーク時に1時間4万通、1日40万通を配信。配信時間は従来の100分の1になった。SMTP APIへの移行とIPウォームアップを3か月で終え、メール管理の工数を100%削減した。構造計画研究所のエバンジェリストが導入のきっかけ。(事例)
構造計画研究所は、配信実績を月間2,000億通以上としています(自社発表)。Twilioの比較ページは、月1,900億通超、2025年は年2.4兆通としています(自社発表)。国内の導入社数は確認できませんでした。
Twilio SendGridの気になる評判・注意点
- 管理画面が英語:画面や設定のほとんどが英語で、トラブル時の原因調査に時間がかかるという声がある。日本語化を求める声も多い。(ITreview)
- 送る量が増えると費用が上がる:ボリュームディスカウントや柔軟なプランがほしいという声がある。(ITreview)
- 無料プランの終了:以前の無料プランが終わり、全プランが有料になったという声がある。(ITreview)
- 送信エラー時の自動リトライ:エラー時に自動で再送しない点を挙げる声がある。(ITreview)
- 料金体系が2つある:構造計画研究所経由は円建て(税抜)で、日本語サポートと請求書払い(Proのみ)がある。Twilio直接は米ドル建てで、税や超過料金が別にかかる場合がある。日本語サポートは対象外。
- 無料プランの終了時期:Twilio直接は2025年5月27日から順次廃止した。構造計画研究所経由は2026年3月31日に終了し、4月1日に最大60日の無料トライアルへ移った。5月31日に送信が止まり、7月30日までに有料化しなければ解約という流れだった(構造計画研究所のお知らせを引いた記事)。無料プランを前提にした古い記事に注意。(Twilio 変更履歴、roboin)
- 古い無料プランの記述が残る:Twilio Marketing Campaignsの料金ページのFAQに「無料プラン(連絡先2,000件・月6,000通)」の古い記述があり、トライアルの条件と食い違う。(Marketing Campaigns 料金)
- ステップメールの扱いが掲載で違う:BOXIL(構造計画研究所掲載)は、ステップメール・シナリオメールを非対応としている。Twilio公式では、Marketing CampaignsのAdvanced以上で自動化が使える。製品の違いによる可能性がある。
- ITreviewの件数表示が2つある:製品ページは317件、レビュー一覧のタイトルは296件。
- 生成AIの機能は確認できなかった:メール作成向けの生成AIの記載は確認できませんでした。
Twilio SendGridの料金
構造計画研究所経由(円建て、税抜、月額、配信通数による課金)
| プラン | 料金(税抜、月額) | 主な内容 |
|---|---|---|
| Essentials 50K | 3,000円 | 月5万通。超過1通0.200円 |
| Essentials 100K | 5,400円 | 月10万通。超過1通0.132円(BOXIL掲載) |
| Pro 100K | 14,000円 | 月10万通。固定IP、SSO、請求書払いはProのみ。超過1通0.165円(BOXIL掲載) |
| Pro 300K | 37,500円 | Proの上の段階 |
| Pro 700K | 75,000円 | Proの上の段階 |
| Pro 1.5M | 125,000円 | Proの上の段階 |
| Pro 2.5M | 165,000円 | Proの上の段階。超過1通0.071円(BOXIL掲載) |
初期費用は0円で、料金はすべて税抜です。60日間の無料トライアルがあり、クレジットカードの登録は不要です。マーケティングキャンペーン(一斉配信)の宛先は2,000件まで無料で、10,000件ごとに月1,500円です。最低契約期間の記載は見つかりませんでした。(構造計画研究所 料金プラン、BOXIL)
Twilio直接(米ドル建て、月額。料金ページに「Taxes and overages may apply」と記載)
| プラン | 料金(月額) | 主な内容 |
|---|---|---|
| Email API Free Trial | 0ドル(60日間) | 1日100通まで、カード不要 |
| Email API Essentials | 19.95ドル〜 | 通数の段階は〜3,000/5万/10万/30万/70万/150万/250万/500万通以上 |
| Email API Pro | 89.95ドル〜 | 専用IP1つ、サブユーザー、SSO、メール検証2,500件 |
| Email API Premier | 公式サイトに記載なし(個別見積もり) | 大規模向け |
| Marketing Campaigns Free Trial | 0ドル(60日間) | 連絡先100件、1日100通まで |
| Marketing Campaigns Basic | 15ドル〜 | 連絡先5,000〜10万件、月1.5万〜30万通。自動化なし |
| Marketing Campaigns Advanced | 60ドル〜 | 連絡先1万〜20万件、月5万〜100万通。自動化、専用IP |
| Marketing Campaigns Custom | 金額の記載は確認できませんでした | 連絡先50万件から |
Email APIは配信通数、Marketing Campaignsは連絡先数と通数で料金が決まります。構造計画研究所経由のMarketing Campaignsの円価格は、宛先件数の料金以外は確認できませんでした。(Twilio Email API 料金、Twilio Marketing Campaigns 料金)
Twilio SendGridでできること
- HTMLメールの作成(エディタ・テンプレート):構造計画研究所の機能表に、HTMLエディタ・テンプレートがある。Twilio公式では、Email APIの全プランで「Dynamic templates(エディタ)」が使える。BOXIL(構造計画研究所掲載)では、HTMLを直接書くコードエディタ、プレビュー、テスト配信、過去メールの複製もある。ドラッグ&ドロップの明記は公式サイトでは確認できませんでした。
- リスト管理とセグメント配信:Marketing Campaignsは全プランでセグメントを作れる。登録フォームはBasicで5個、Advancedで15個まで。差し込み配信もある(BOXIL)。
- 効果測定(開封・クリック):開封・クリックの測定、Email Logs、Activity Feedでの配信状況の確認、配信レポートがある。Event Webhookで配信イベントを自社システムに送れる(Twilio直接ではEssentials 2本、Pro 5本)。コンバージョン計測は公式サイトでは確認できませんでした。
- ステップメール・シナリオ配信:Twilio公式では、Marketing CampaignsのAdvanced・Custom・トライアルで自動化が使える。Basicには自動化がない。BOXIL(構造計画研究所掲載)はステップメール・シナリオメールを非対応、予約配信は対応としている。
- 到達率の対策(SPF・DKIM・DMARC、Gmailの送信者ガイドライン):SPF/DKIMの設定、配信停止・自動バウンス処理・迷惑メール報告の処理がある。固定IPはProのみ。Twilio直接ではEmail APIのPro・Premierに専用IPが1つ付き、Marketing CampaignsではAdvancedのみ。クラスメソッドの技術記事(2026年4月8日)は、ドメイン認証の手順でDMARCレコードも作られると紹介している。同記事では、ワンクリック配信停止に使うSubscription Trackingは初期設定がオフで、Gmail・Yahooの大量送信者の要件にも触れている。Twilioは、エンゲージメント品質スコア(SEQ)を全顧客に追加料金なしで提供するとしています(自社発表)。(クラスメソッド)
- 外部連携(API・SMTP・CRM等):Web APIとSMTPリレーで自社システムから送れる。Python・Java・PHP・Rubyなどの公式ライブラリ、Webhook、GA4・WordPress・kintoneとの連携がある(BOXIL)。
- AI機能:メール作成向けの生成AI(件名・本文の作成、配信時間の最適化)は公式サイトでは確認できませんでした。受信メールの解析(Inbound Parse)と生成AIを組み合わせる、開発者向けのチュートリアルはある。
- セキュリティ:二要素認証、IPアクセス制限、SSO(Proのみ)がある。BOXIL(構造計画研究所掲載)では、SOC 2 Type 2とISO/IEC 27001・27017・27018を挙げている。
Twilio SendGridが向いている会社・向いていない会社
向いている会社
- 運航情報や通知などのメールを、自社のシステムからAPIやSMTPで送りたい
- 月数万通から数百万通まで、通数に合わせてプランを選びたい
- 円での支払いと日本語のドキュメントを使いつつ、開発担当が設定できる
向いていない会社
- マーケ担当が日本語の管理画面だけで操作したい(管理画面は主に英語)
- ステップメールやシナリオ配信を細かく組みたい(掲載によって対応が違う)
- AIで件名や本文を作りたい、無料プランで長く使いたい
他のメール配信システムとの比較
海外製や、システム組み込みにも対応するサービスと比べると、SendGridはAPI・SMTP型が中心で、ITreviewの件数が多い点が違います。
| 項目 | Twilio SendGrid | Brevo | Mailchimp | WEBCAS e-mail |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | API・SMTP型が中心(一斉配信はMarketing Campaigns) | 一斉配信型とAPI・SMTP型の両方 | 一斉配信型が中心。API・SMTPは有料オプションのTransactional | 一斉配信型とシステム組み込み型の両方 |
| 料金 | 構造計画研究所経由 月3,000円〜(税抜、月5万通)。Twilio直接 月19.95ドル〜 | Starter 月9ドル(円表示 月1,140円)〜、税別。送信通数で課金 | Essentials 月13ドル〜(最初の12か月の価格。連絡先数で課金) | 月1万円〜・初期3万円〜(税の表記は確認できず) |
| 無料で試せるか | 60日間の無料トライアル(1日100通) | 無料プラン(1日300通、カード不要) | 無料プラン(連絡先250件・月500通)。Essentials・Standardは14日間のトライアル | 無料トライアル(相談・申込制) |
| 日本語 | 管理画面は主に英語。構造計画研究所経由で日本語ドキュメント・サポート | 管理画面に日本語なし。日本語サポートの明記なし | 管理画面に日本語なし | 国産。メルマガ制作・運用代行あり |
| 到達率の対策 | SPF/DKIM、自動バウンス処理、固定IP(Proのみ) | DKIM・DMARC(利用者が設定)、ワンクリック配信停止の自動付与、ハードバウンスの自動ブロック | DKIM・DMARCのドメイン認証、ハードバウンスの自動除外 | DKIM、S/MIME、DMARCレポート支援・BIMI導入支援 |
| AI | 生成AIの記載は見つからず | Aura AI(件名・本文の生成) | Standard・Premiumで生成AI(Intuit Assistは一部の国・英語のみのベータ) | AIによる件名・プリヘッダー生成 |
| ITreview | 4.0(317件) | 4.0(1件、旧名sendinblue) | 3.8(81件) | 4.2(141件) |
出典:構造計画研究所 料金プラン、Brevo 料金、Mailchimp 料金、WEBCAS e-mail、ITreview:SendGrid、ITreview:sendinblue、ITreview:Mailchimp、ITreview:WEBCAS e-mail
Brevoの評判、Mailchimpの評判、WEBCAS e-mailの評判も調べています。
10製品の比較は「メール配信システムおすすめ10選」で見られます。
Twilio SendGridを掲載しているおすすめ記事
よくある質問
SendGridは無料で使えますか?
無料プランは終了しました。今は60日間の無料トライアルがあり、1日100通まで送れます。クレジットカードの登録は不要です。
SendGridの料金はいくらですか?
構造計画研究所経由なら、Essentials 50Kが月3,000円(税抜、月5万通)からです。Twilioと直接契約する場合は、Email APIが月19.95ドルからです。
日本語で使えますか?
管理画面は主に英語です。構造計画研究所経由で契約すると、日本語のドキュメントと無料サポートを使えます。Twilio直接の契約は、日本語サポートの対象外です。
メルマガの一斉配信はできますか?
Marketing Campaignsで一斉配信ができます。自動化はTwilio公式ではAdvanced以上で使えますが、BOXIL(構造計画研究所掲載)はステップメールを非対応としています。
情報の確認日と出典
- 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
- 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。
出典
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