Mailchimpの評判は?料金・できること・向いている会社を調査
Mailchimp(Intuit Mailchimp)は、米Intuitの傘下にあるメールマーケティングツールです。2001年に創業し、本社は米ジョージア州アトランタにあります。無料プランがあり、Standard以上のプランでは生成AIを追加料金なしで使えます。ITreviewの満足度は3.8(81件)です。ドラッグ&ドロップでスマホでも崩れないメールを作れるという声がある一方、画面がほぼ英語で用語が分かりにくいという声もあります。管理画面に日本語はなく、料金は米ドル建てです。無料プランは連絡先250件・月500通に縮小しています。英語の画面に抵抗がなく、海外のツールとつないで使いたい会社に向いています。

- 調査日:2026年10月29日
- 調べた情報源:Mailchimpの公式サイト(料金・AI機能・開発者向けページ・ヘルプ・導入事例)、Intuitのヘルプ、ITreview・ITトレンドの掲載情報と口コミ、海外の解説記事
- この記事で扱うのはツール利用者の評判です。
Mailchimpの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | Intuit Mailchimp(米Intuit Inc.の傘下)。Mailchimpは2001年にBen ChestnutとMark Armstrongが創業し、本社は米ジョージア州アトランタ。Intuitが2021年11月1日に買収を完了。親会社のIntuitは米Nasdaq上場 |
| 日本での提供・サポート | 日本法人と国内代理店は確認できませんでした。管理画面は英語・スペイン語・フランス語・ポルトガル語・ドイツ語・イタリア語の6言語で、日本語は含まれません。日本語サポートも確認できませんでした |
| タイプ | 一斉配信型が中心。API・SMTPでの配信は、有料オプションの「Mailchimp Transactional」で対応 |
| 主な機能 | メールエディタ、テンプレート、LP作成、セグメント配信、効果測定、ステップメール・自動化、A/Bテスト、生成AI(Write with AI)、API連携 |
| 料金 | Essentials 月13ドル〜、Standard 月20ドル〜、Premium 月350ドル〜(米ドル、税の記載なし。表示は最初の12か月の価格) |
| 無料プラン・トライアル | Freeプラン(連絡先250件、月500通)。StandardとEssentialsは14日間の無料トライアル(支払い情報が必要、対象国のみ)。Premiumは営業経由で1か月 |
| 公式サイト | Mailchimp |
出典:Mailchimp 料金、Mailchimp 言語設定、Mailchimp 開発者向け、Wikipedia:Mailchimp、ITreview

Mailchimpの良い評判・口コミ
利用者の声(公式以外)
ITreviewで満足度3.8(81件、2026年10月21日時点)です。カテゴリはメールマーケティングツールで、Grid Award 2026 FallではLeader(5年連続)です。項目別では、価格4.1、機能満足度4.2、サポート品質3.0です。ITトレンドには掲載がありますが、レビューは0件です。BOXILでの掲載は確認できませんでした。(ITreview、ITトレンド)
- 利用者は、ドラッグ&ドロップでスマホでも崩れないメールを作れると評価している。リスト管理や予約配信も簡単だという。(ITreview)
- 別の利用者は、低いコストでテンプレートが使いやすい点を挙げている。開封時刻のレポートを見て、配信時間を見直せるという(2022年12月のレビュー)。(ITreview)
公式の導入事例(公式事例)
- Vårdväskan(スウェーデンの医療従事者向けEC):2024年5月に移行。メール施策のROIが30倍、クリック率がベンチマーク比で315%高く、ウェルカムシリーズの開封率は58.7%(2024年10月〜2025年3月)。(事例)
- Patasbox(スペインの犬用品サブスクEC):2020年末の売上が前年比49%増、取引数21%増、客単価約23%増。数値はPatasboxの提供で、Mailchimpは検証していないと注記しています。(事例)
公式は、顧客1,400万、1日10億通の配信としています(自社発表)。また「#1 email marketing and automations platform」と表示しています(自社発表)。根拠は「競合の顧客数に関する2025年5月時点の公開データ」という脚注だけで、具体的な数字や出典は記載されていません。
Mailchimpの気になる評判・注意点
- 画面がほぼ英語:画面のほぼすべてが英語で、専門用語も分かりにくいという声がある。無料は500件までだったため、有料プランを比較したという。(ITreview)
- セグメントの仕組みが分かりにくい:オーディエンスとタグなど、セグメントの仕組みが重なっていて分かりにくいという声がある。英語なのでさらに難しいという。(ITreview)
- 日本語化を求める声:公式の日本語対応、特にヘルプの日本語化を求める声が多い。ITreviewのサポート品質は3.0です。(ITreview)
- 日本語の画面と窓口:管理画面の言語に日本語は含まれません。ヘルプの日本語版、日本法人と国内代理店も確認できませんでした。メール本文や登録フォームは、50以上の言語に翻訳できます。
- 米ドル建て:料金は米ドルで表示されます。税や円換算の表示は確認できませんでした。
- 無料プランの縮小:2026年に、連絡先250件・月500通・1日250通に縮小しました。自動化と予約配信は使えず、Mailchimpのロゴが入ります。メールサポートは最初の30日だけです。ネット上には「500件・月1,000通」や「2,000件」など、古い条件の記事が多くあります。Intuitのヘルプも古い数字のままです。
- 表示価格は最初の12か月:料金ページの有料プランの価格は、最初の12か月のものです。その後の通常価格は、料金ページでは確認できませんでした。第三者の記事(Activepieces、2026年10月23日)はStandardの販促価格を17ドルとしており、公式の表示と食い違います。
- 超過は自動で課金:有料プランは送信上限を超えると自動で課金されます。超過分の単価は表示されていません。無料プランは送信が止まります。
- AIの一部はベータ:Intuit Assistなど一部のAIは、ベータ版で一部の国・英語のみです。日本のアカウントで使えるかは確認できませんでした。
- 口コミの時期:ITreviewの口コミは2022〜2025年のもので、2026年の料金改定後の声は確認できませんでした。
Mailchimpの料金
| プラン | 料金(米ドル、税の記載なし) | 主な内容 |
|---|---|---|
| Free | 0ドル | 連絡先250件まで、月500通・1日250通まで。ユーザー1人。自動化・予約配信なし。ロゴ表示。メールサポートは最初の30日のみ |
| Essentials | 月13ドル〜(0〜500連絡先) | 月の送信上限は連絡先上限の10倍。生成AIは対象外 |
| Standard | 月20ドル〜(0〜500連絡先) | 月の送信上限は12倍(500連絡先で月6,000通)。生成AIを追加料金なしで利用可 |
| Premium | 月350ドル〜(10,000連絡先) | 月の送信上限は15倍(月150,000通まで)。生成AIを追加料金なしで利用可 |
課金の単位は連絡先数で、送信数の上限があります。表示価格は最初の12か月の価格で、連絡先1万件以上は最初の12か月が15%引きです。その後の通常価格は、料金ページに表示がありません。有料プランは、上限を超えると自動で課金されます。年契約はPremiumとStandard(1万件以上)で、営業経由です。非営利団体は申請で15%引きになります。使った分だけクレジットを買う「Pay As You Go」もあります。初期費用と最低契約期間は確認できませんでした。(Mailchimp 料金)
第三者の情報では、Activepieces(2026年10月23日の記事)がStandardに12か月間の17ドルの販促価格があるとしています。beehiiv(2026年2月24日の記事)は、無料枠を2009〜2022年が2,000件・月10,000通、2023〜2025年が500件・月2,500通、2026年からが250件・月500通としています。(Activepieces、beehiiv)
Mailchimpでできること
- HTMLメールの作成(エディタ・テンプレート):ITreviewのベンダー掲載では、デザインと同時にHTMLを作るWYSIWYGエディタ、テンプレート、LP作成があります。無料プランはテンプレートが限られ、作ったカスタムテンプレートはアップグレードしないと送れません(公式)。
- リスト管理とセグメント配信:属性・行動・嗜好でのターゲティング、リスト管理、オプトイン/オプトアウト管理があります(ITreviewのベンダー掲載)。公式は、AIセグメントと予測属性も挙げています。無料プランのオーディエンスは1つです。
- 効果測定(開封・クリック):キャンペーンごとの開封率・クリック率・コンバージョン率のダッシュボードと、セグメント別の分析があります(ITreviewのベンダー掲載)。StandardとPremiumには、売上につながったキャンペーンや自動化を説明する「Analytics AI」があります(公式)。
- ステップメール・シナリオ配信:ステップメール、予約・固定日の配信、A/Bテストがあります(ITreviewのベンダー掲載)。公式は、AIがメールを作る既製のマーケティングフローも挙げています。無料プランでは自動化と予約配信を使えません。
- 到達率の対策(SPF・DKIM・DMARC、Gmailの送信者ガイドライン):独自ドメインの認証で、DKIM(CNAME2件)とDMARC(TXT1件)を設定します。公式ヘルプは、GmailとYahooが独自の認証を求めていると説明しています。24時間でGmail・Yahoo宛てに5,000通を超えて送る送信者は、DMARCが必須と明記しています。ハードバウンスしたアドレスは、原則として自動で「Cleaned」になり、以後は配信されません(Intuitのヘルプ)。SPFの扱いと、マーケティング配信の専用IPは確認できませんでした。
- 外部連携(API・SMTP・CRM等):Marketing APIがあります。API・SMTPで送るイベント起点のメールやSMSは、Mailchimp Transactional(旧Mandrill)で対応します。これはStandardとPremium向けの追加オプションです。開発者が作った連携は300を超えるとしています(自社発表)。StandardとPremiumでは、ChatGPT・Claude・Perplexity・Codex・Google Workspace用のコネクタもあります(公式)。
- AI機能:Write with AIで、新旧どちらのエディタでも本文を作れます。配信時刻・曜日の最適化、AIセグメント、予測属性、ECストア連携のおすすめもあります(公式)。生成AIはStandardとPremiumで追加料金なしで使え、EssentialsとFreeは対象外です。「Intuit Assist」はベータ版で、一部の国・英語のみです。「Intuit Intelligence」もベータ版です。インサイトから施策を作る機能は「Coming soon」(提供予定)です。
- 多言語のメール:登録フォームとメール本文は、50以上の言語に翻訳できます。
Mailchimpが向いている会社・向いていない会社
向いている会社
- 英語の管理画面とヘルプで、問題なく運用できる
- 連絡先が少なく、まず無料か低い価格で始めたい
- 海外のECやSaaS、AIツールとつないでメールを使いたい
向いていない会社
- 日本語の画面と日本語のサポートが必要
- 円建ての料金で予算を管理したい(料金は米ドル建て)
- 無料プランで自動化や予約配信まで使いたい(無料プランでは使えない)
他のメール配信システムとの比較
無料から始められる海外製の製品同士で比べました。Mailchimpは、ITreviewの件数が多い一方で、日本語の画面がない点が違います。
| 項目 | Mailchimp | Brevo | Benchmark Email |
|---|---|---|---|
| タイプ | 一斉配信型が中心(API・SMTPは有料オプションのTransactional) | 一斉配信型とAPI・SMTP型の両方 | 一斉配信型(API連携も可) |
| 料金 | Essentials 月13ドル〜、Standard 月20ドル〜(米ドル、税の記載なし、最初の12か月の価格)。連絡先数で課金 | Starter 月9ドル(円表示は月1,140円)、税別。送信通数で課金 | Pro 500件で¥1,800/月・¥1,500/月の2表示、初期費用0円。登録アドレス数で課金 |
| 無料で試せるか | Freeプラン(連絡先250件・月500通)、Standard・Essentialsは14日間のトライアル | 無料プラン(1日300通、カード不要) | 500件まで期間無制限(公式の表記は「無料トライアル」) |
| 日本語 | 管理画面は6言語で日本語は含まれない | 管理画面は6言語で日本語は含まれない | 日本語の画面・サポート |
| 到達率の対策 | DKIM・DMARCの設定、ハードバウンスの自動除外 | DKIM・DMARCの設定、ワンクリック配信停止ヘッダーの自動付与、ハードバウンスの自動ブロック、専用IP(Professionalの追加オプション、Enterpriseに付属) | ドメイン認証でSPF・DKIM・DMARC |
| AI | Write with AI(Standard・Premium)。一部はベータで英語のみ | Aura AI(件名・本文の生成) | AIアシスタント(文章作成・画像生成) |
| ITreview | 3.8(81件) | 4.0(1件、旧名sendinblue) | 4.0(54件) |
出典:Mailchimp 料金、Brevo 料金、Brevo ヘルプ(料金・専用IP)、Brevo 言語設定、Benchmark Email 料金、ITreview:sendinblue、ITreview:Benchmark Email
Brevoの評判とBenchmark Emailの評判も調べています。
10製品の比較は「メール配信システムおすすめ10選」で見られます。
Mailchimpを掲載しているおすすめ記事
よくある質問
Mailchimpは日本語で使えますか?
管理画面は6言語で、日本語は含まれません。日本語サポートと国内代理店も確認できませんでした。メール本文や登録フォームは、50以上の言語に翻訳できます。
無料プランでは何ができますか?
連絡先250件まで、月500通・1日250通まで送れます。自動化と予約配信は使えず、Mailchimpのロゴが入ります。
料金はいくらですか?
Essentialsが月13ドル〜、Standardが月20ドル〜、Premiumが月350ドル〜です。米ドル建てで、税の記載はありません。表示は最初の12か月の価格です。
生成AIでメールを作れますか?
StandardとPremiumでは、Write with AIで本文を作れます。追加料金はかかりません。Intuit Assistなど一部はベータ版で、一部の国・英語のみです。
情報の確認日と出典
- 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
- 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。
出典
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