MailPublisherの評判は?料金・できること・向いている会社を調査
MailPublisherは、東京都千代田区のエンバーポイント株式会社が提供する国産のメール配信システムです。1999年から提供されています。今は「MailPublisher Smart Edition」と、2026年5月に発表された「MailPublisher Next」の2つがあります。ITreviewの満足度は3.7(4件)で、口コミは多くありません。条件で宛先を選べる点や、基本機能の使いやすさを評価する声があります。一方で、画面デザインが古い、HTMLメールの設定は初心者には難しいという声もあります。料金は要件を聞いて見積もる形で、金額は公開されていません。Smart Editionには1か月間の無料トライアルがあります。配信量が多い会社や、ECやCDPなど他のシステムと連携して配信したい会社に向いています。

- 調査日:2026年10月29日
- 調べた情報源:エンバーポイントの公式サイト(MailPublisher Smart Edition・MailPublisher Nextのページ)、同社のプレスリリース、公式の導入事例、ITreview・BOXIL・ASPIC・PRONIアイミツの掲載と口コミ
- この記事で扱うのはツール利用者の評判です。
MailPublisherの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | エンバーポイント株式会社(東京都千代田区有楽町。1999年12月設立、資本金1億円、代表 五十嵐真人) |
| 日本での提供・サポート | 国内の会社が提供する国産製品で、日本語に対応。Nextのページでは、問い合わせ対応後のアンケートで満足度96%以上としています(自社発表)。拠点は東京都と新潟県(PRONIアイミツ) |
| タイプ | 一斉配信型(クラウド)。API・SFTPでのシステム連携に対応 |
| 主な機能 | HTMLエディター、ノーコードのセグメント作成、ステップメール・シナリオメール、効果測定(開封・クリック・コンバージョン)、送信ドメイン認証、リストクリーニング、操作ログ、SFTP・API連携 |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(要件を聞いて見積もり) |
| 無料プラン・トライアル | 無料プランは確認できませんでした。Smart Editionは1か月間の無料トライアル。Nextも無料トライアルあり(期間はページで確認できず) |
| 公式サイト | MailPublisher Smart Edition、MailPublisher Next |
出典:エンバーポイント、MailPublisher Smart Edition、MailPublisher Next、Next発表のリリース、PRONIアイミツ

Smart EditionとNextの違い
| 項目 | MailPublisher Smart Edition | MailPublisher Next |
|---|---|---|
| 位置づけ | 従来から提供している製品 | 2026年5月に発表された新製品 |
| 公式ページに載っている主な機能 | ドラッグ&ドロップのHTMLエディター、SPF/DKIM/DMARC・START TLS・S/MIME、リストクリーニング、効果測定(開封・クリック・コンバージョン)、操作ログ、SFTP・API連携 | HTMLエディター、ステップメール、シナリオメール(分岐)、ノーコードのセグメント作成。シナリオ配信やA/BテストをブラウザのUIで操作できる |
| 外部連携 | SFTP・API連携 | API・SFTP連携はオプション |
| Gmailへの対応 | Gmailの送信者ガイドラインに対応 | 「最新のGmail送信ガイドラインに完全対応」(自社発表) |
| 無料トライアル | 1か月間 | あり(期間はページで確認できず) |
| 料金 | 公式サイトに記載なし | 要件を聞いて見積もり(金額の掲載なし) |
Smart Editionの提供終了や名称変更の発表は見つかりませんでした。製品名は「Mail Publisher」「MailPublisher」「Mail Publisher Smart Edition」と表記にゆれがあります。この記事の評判は、主にITreviewの「MailPublisher」ページのものです。
MailPublisherの良い評判・口コミ
利用者の声(公式以外)
ITreviewの「MailPublisher」で満足度3.7(4件)、カテゴリは「メール配信」です。アワードの表示は見つかりませんでした。「MailPublisher Smart Edition」は別ページで、レビューは0件です。BOXILでは3.75(4件)、ITトレンドではレビュー0件です。(ITreview、ITreview:Smart Edition、BOXIL)
- 利用者は、条件で宛先を選んで送れ、メールのほかTeamsやSlackにも送れる点を評価している。(ITreview)
- 別の利用者は、基本機能がシンプルで使いやすく、担当者の引き継ぎもスムーズだったと挙げている。(ITreview)
- ワンクリックでの配信解除への対応を評価する利用者の声が、ASPICに掲載されている。(ASPIC)
公式の導入事例(自社発表)
- 株式会社ジュン:メール制作を内製化し、1通あたりの制作時間が1週間から1時間に短くなった。セグメント配信でクリック率が最大5〜7%になった。制作には「Mail Publisher HTML editor」を使っている(公式事例、2026年1月15日公開)。(リリース、事例)
- 株式会社ビービーエフ:150以上のECサイトの配信基盤としてAPIで連携した。ベンチマークで配信の遅延がないことを確かめた。改善率などの数値の記載は見つからなかった(公式リリース、2026年10月7日)。(リリース)
公式は、月間85億通超の配信実績があるとしています(自社発表)。2024年7月時点のリリースでは83億通でした。導入社数は確認できませんでした。(MailPublisher Next、2024年8月のリリース)
Smart Editionのページは「17年連続Eメール配信システム市場No.1」と表示しています(自社表示)。Next発表のリリースでは、デロイト トーマツ ミック経済研究所「マーテック市場の現状と展望2025年度版 クラウド型CRM市場編」で、2024年度のEメール大量配信システム市場のベンダー売上高シェアNo.1としています。「17年連続」の期間は、出典の脚注には書かれていません。富士キメラ総研の市場調査(2026年7月17日発行)で、メール配信プラットフォームSaaS/PaaS市場の2025年度売上シェアNo.1ともしています(いずれも自社発表)。調査ごとに、市場の定義と年度が違います。(Next発表のリリース、2026年のリリース)
MailPublisherの気になる評判・注意点
- 画面が古い、操作が分かりにくい:画面デザインが古く、HTMLの知識がなくてもドラッグ&ドロップで作れる機能がほしいという声がある(2024年4月)。下書き保存のボタンが分かりにくいという指摘もある。なお、Smart Editionの今の公式ページには、ドラッグ&ドロップのHTMLエディターが載っている。(ITreview)
- 初心者にはハードルがある:差し込みやHTMLメールの設定は、初心者には難しいという声がある。(ITreview)
- 料金が公開されていない:金額は要件を聞いての見積もりで、公式サイトに載っていない。初期費用や最低契約期間も確認できませんでした。
- エディションが2つある:Smart EditionとNextで、載っている機能や外部連携の扱いが違う。Nextでは、API・SFTP連携がオプション。検討するときは、どちらのエディションかを確かめる必要がある。
- 口コミが少ない:ITreviewは4件、BOXILも4件で、利用者の評価の裏付けとしては件数が少ない。
- AI機能は確認できなかった:生成AIの機能は公式サイトで確認できませんでした。
- No.1の根拠が複数ある:ミック経済研究所と富士キメラ総研の調査にまたがり、市場の定義と年度が違う。
MailPublisherの料金
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| MailPublisher Smart Edition | 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) | 1か月間の無料トライアル。SFTP・API連携、効果測定、送信ドメイン認証など |
| MailPublisher Next | 公式サイトに記載なし(要件を聞いて見積もり) | 無料トライアルあり。API・SFTP連携はオプション |
税の表記、通貨、課金の単位(登録アドレス数か配信通数か)は、公式サイトでは確認できませんでした。第三者の掲載も、PRONIアイミツは「要問合せ」(2024年12月24日更新)、ASPICは「お問い合わせください」です。BOXILは金額の掲載がなく、無料プランなし、無料トライアルありとしています。ITトレンドには参考価格「1円〜」の表示がありますが、実際の金額を示すものかは確認できませんでした。(PRONIアイミツ、ASPIC、BOXIL、ITトレンド)
MailPublisherでできること
- HTMLメールの作成(エディタ・テンプレート):Smart Editionはドラッグ&ドロップのHTMLエディター、NextはHTMLエディターを公式ページに載せている。ジュンの事例では「Mail Publisher HTML editor」で制作を内製化した。HTMLメールのテンプレートもある(BOXIL)。
- リスト管理とセグメント配信:Nextは、ノーコードでセグメントを作れる。Smart Editionにはリストクリーニングがある。セグメント配信と高度なターゲティング(ITreviewのベンダー掲載)、デバイス別やパーソナライズ配信(BOXIL)もある。
- 効果測定(開封・クリック):Smart Editionは、開封・クリック・コンバージョンを測れる。配信成功率・開封率・クリック率のレポートとA/Bテストもある(ITreviewのベンダー掲載)。NextではA/BテストをブラウザのUIで操作できる。
- ステップメール・シナリオ配信:Nextの公式ページに、ステップメールとシナリオメール(分岐)がある。PRONIアイミツは、開封・クリックを起点にしたシナリオメールやトランザクションメールを掲載している。
- 到達率の対策(SPF・DKIM・DMARC、Gmailの送信者ガイドライン):Smart Editionは、SPF/DKIM/DMARCの送信ドメイン認証、START TLS、S/MIMEに対応し、Gmailの送信者ガイドラインにも対応している。Nextは「最新のGmail送信ガイドラインに完全対応」としています(自社発表)。2024年12月には、Gmailの迷惑メール対策の強化に合わせて機能を更新した(リリース)。500種類以上のエラーメールを自動で解析するエンジンがあり(2024年8月のリリース)、恒久的なエラーのアドレスは自動で止まる(PRONIアイミツ)。公式は、配信能力を毎時4,100万通、到達率を99.9%以上としています(自社発表)。専用IPは公式サイトでは確認できませんでした。
- 外部連携(API・SMTP・CRM等):Smart EditionはSFTP・API連携に対応する。Nextでは、API・SFTP連携はオプション。CDP・MA・EC・レコメンドエンジンとの連携実績がある(2024年8月のリリース)。Treasure Data CDPとの連携、LINE・SMSの配信もある(BOXIL)。SMTPリレーは公式サイトでは確認できませんでした。
- AI機能:公式サイトでは確認できませんでした。BOXILのFAQには「宛先ごとの状況に合わせた文面を自動生成」とありますが、AIという言葉はなく、差し込み機能の説明の可能性があります。
- 運用と安全:操作ログがある。作成者と承認者を分ける権限管理で、誤配信を防ぐとしている。BOXILでは、ISO/IEC 27001の取得と多言語配信を掲載している。
MailPublisherが向いている会社・向いていない会社
向いている会社
- 配信量が多く、毎時数千万通規模の配信能力を求めている
- ECやCDPなど、他のシステムとAPIやSFTPでつないで配信したい
- 契約前に、1か月の無料トライアルで試したい(Smart Edition)
向いていない会社
- 料金を、問い合わせ前に比べたい(金額は非公開)
- 口コミの件数を見て判断したい(ITreviewは4件)
- AIで件名や本文を作りたい(公式で確認できず)
他のメール配信システムとの比較
国産で、大量配信や他システムとの連携に強いサービスと比べると、MailPublisherは料金が見積もりで、ITreviewの件数が少ない点が違います。
| 項目 | MailPublisher | WEBCAS e-mail | Cuenote FC | Synergy! |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | 一斉配信型(API・SFTP連携) | 一斉配信型とシステム組み込み型の両方 | 一斉配信型(SMTPリレーは別製品のCuenote SR-S) | 一斉配信型(CRM・フォームと一体) |
| 料金 | 公式サイトに記載なし(見積もり) | 月1万円〜・初期3万円〜(税の表記は確認できず) | Premium 月5,000円〜・初期30,000円〜(最低6か月)。専用ASP 月167,500円〜 | データベース・フォーム+メール配信 月36,000円〜・初期148,000円(税別) |
| 無料で試せるか | Smart Editionは1か月間の無料トライアル | 無料トライアル(相談・申込制) | 無料トライアル(相談・申込制) | 14日間の無料トライアル |
| 日本語 | 国産。問い合わせ後アンケートで満足度96%以上(自社発表) | 国産。メルマガ制作・運用代行 | 国産。有償の運用支援(メルサポ・デジサポ) | 国産。日本語の伴走支援 |
| 到達率の対策 | SPF/DKIM/DMARC、Gmailガイドライン対応、エラーメールの自動解析 | DKIM、S/MIME、DMARCレポート支援・BIMI導入支援 | SPF・DKIM標準対応、S/MIME、Gmail送信者ガイドライン対応済み | 公式の機能ページでは確認できず(BOXILのベンダー掲載でSPF/DKIM、エラー停止) |
| AI | 生成AIの記載は見つからず | AIによる件名・プリヘッダー生成 | 記載は見つからず | AInergy ABテスト(β、件名・CTA案を生成) |
| ITreview | 3.7(4件) | 4.2(141件) | 4.0(11件。ページにより3.9) | 4.0(106件、製品全体) |
出典:MailPublisher Smart Edition、WEBCAS e-mail、Cuenote FC 料金、Synergy! 料金、Synergy! トライアル、ITreview:MailPublisher、ITreview:WEBCAS e-mail、ITreview:Cuenote FC、ITreview:Synergy!
Cuenote FCは、2026年10月16日に一部システムへの不正アクセスを確認し、Cuenote FCの49システムで情報漏洩が起きたと公表しています(公式発表、2026年10月26日の第二報)。Synergy!はメール配信だけの契約はできず、基本機能(データベース・フォーム)が必須です。
WEBCAS e-mailの評判、Cuenote FCの評判、Synergy!の評判も調べています。
10製品の比較は「メール配信システムおすすめ10選」で見られます。
MailPublisherを掲載しているおすすめ記事
よくある質問
MailPublisherの料金はいくらですか?
金額は公開されていません。要件を聞いたうえでの見積もりです。初期費用や最低契約期間も、公式サイトでは確認できませんでした。
無料で試せますか?
Smart Editionには1か月間の無料トライアルがあります。Nextにも無料トライアルがありますが、期間はページで確認できませんでした。
Smart EditionとNextは何が違いますか?
Nextは2026年5月に発表された新製品で、ステップメールやシナリオメール(分岐)、ノーコードのセグメント作成をブラウザで操作できます。NextではAPI・SFTP連携がオプションです。Smart Editionの提供終了の発表は見つかりませんでした。
Gmailの送信者ガイドラインに対応していますか?
Smart Editionは対応しており、SPF/DKIM/DMARCの送信ドメイン認証も使えます。Nextは「最新のGmail送信ガイドラインに完全対応」としています(自社発表)。
情報の確認日と出典
- 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
- 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。
出典
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