Cuenote FCの評判は?料金・できること・向いている会社を調査
Cuenote FCは、ユミルリンク株式会社が提供する国産のメール配信システムです。独自開発の配信エンジンを使い、ドラッグ&ドロップのHTMLエディター、ステップメール・シナリオメール、開封率・クリック率の効果測定がそろっています。料金はPremiumプランが月5,000円〜(宛先2,000件〜、月間配信数は無制限)、初期費用30,000円〜で、無料トライアルがあります。ITreviewの満足度は4.0(11件)です。配信数に関わらず料金が変わらない点を評価する声がある一方、初期設定の専門用語が分かりにくいという声もあります。なお、同社は2026年10月16日に一部システムへの不正アクセスを確認し、Cuenote FCの49システムで情報漏洩が発生したと公表しています。漏洩のおそれがある件数は延べ51,628,280件で、調査中です。生成AIの機能は確認できませんでした。登録アドレス数で課金し、大量のメールを送りたい会社に向いています。

- 調査日:2026年10月29日
- 調べた情報源:Cuenote FCの公式サイト(製品ページ・料金ページ・不正アクセスに関するお知らせ)、ユミルリンクの適時開示資料・リリース、報道、ITreview・BOXIL・ITトレンド・ASPIC・PRONIアイミツの掲載と口コミ
- この記事で扱うのはツール利用者の評判です。
Cuenote FCの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | ユミルリンク株式会社(東京都渋谷区代々木、1999年7月設立、東証グロース上場・証券コード4372) |
| 日本での提供・サポート | 国産で、日本語に対応。有償の運用支援「メルサポ」とマーケティング支援「デジサポ」がある |
| タイプ | 一斉配信型(クラウドとオンプレミス)。API連携あり。SMTPリレーは別製品「Cuenote SR-S」 |
| 主な機能 | ドラッグ&ドロップのHTMLエディター、セグメント配信、効果測定(開封率・クリック率、時間別・デバイス別)、ステップメール・シナリオメール、SPF・DKIM・S/MIME、操作ログと権限管理 |
| 料金 | Premiumプラン 月額5,000円〜・初期費用30,000円〜(宛先2,000件〜、月間配信数は無制限)。税の表記は確認できませんでした |
| 無料プラン・トライアル | 無料トライアルあり(相談・申込制)。無料プランは確認できませんでした |
| 公式サイト | Cuenote FC |
出典:Cuenote FC、料金、ユミルリンク 適時開示資料、ASPIC

高速配信のシステムは2002年から開発・販売し、SaaS版の「Cuenote FCプレミアム」は2010年から提供しています。大阪支店と北海道オフィスがあります。公式サイトのトップには、配信実績89億通/月、導入実績2,900社以上、稼働率99.99%(2018年以降)が載っています(いずれも自社発表)。
Cuenote FCの良い評判・口コミ
利用者の声(公式以外)
ITreviewで満足度4.0(11件)です。カテゴリはメールマーケティングツール(10件)とカゴ落ち対策(1件)です。同じITreviewのプロフィールページでは3.9(11件)と表示され、ページにより数字が違います。アワードの表示は見つかりませんでした。BOXILでは4.18(22件)、ITトレンドでは4.3(40件)です。(ITreview、BOXIL、ITトレンド)
- 利用者は、配信数に関わらず料金が変わらない点を評価している。配信が確実で、低コストで本格的に始められる点も挙げている(2025年9月)。(ITreview)
- 別の利用者は、画面が分かりやすく、マニュアルが充実しているとしている。テスト配信が便利な点も挙げている(2024年12月)。(ITreview)
公式の導入事例(自社発表)
顧客名と数字がそろった公式事例は、確認できませんでした。ASPICには、社名を出さないベンダー掲載の事例が2つあります。
公式サイトをもとにした導入企業名として、サッポロビール、サイバーエージェント、KDDI、LIXIL、神奈川県などがPRONIアイミツに載っています(数字はなし)。シリーズの契約数は、2,500超(2024年12月)、2,800件超(2026年5月)、2,900以上(ASPIC掲載)と、時点により違います(いずれも自社発表)。(PRONIアイミツ、適時開示資料、2026年5月のリリース)
Cuenote FCの気になる評判・注意点
- 2026年10月の不正アクセスと情報漏洩:ユミルリンクの公式発表(2026年10月26日17時更新、第二報)の内容は次のとおりです。(公式発表)
- 2026年10月16日に、一部のシステムで不正アクセスを確認した。
- プログラム(ライブラリ)の脆弱性により、Cuenote FCの49システム(単一企業向けシステム)で情報漏洩が発生した。
- 漏洩のおそれがある件数は延べ51,628,280件。調査中のシステムが16あり、件数は増える可能性がある。
- 同社の顧客管理システム「Cuenote BASE」で、契約者情報190件(企業名・氏名・電話番号・メールアドレス)が閲覧できる状態だった。
- Cuenote SR-S、SMS、Auth、Survey、Push、安否確認は影響なしとしている。
- サーバの切り離しや、脆弱性の修正などを行った。
- 個別の連絡がない利用者については、現時点で漏洩を確認していないとしている。
- 公式発表(第二報)では、サービス停止の記載は見つかりませんでした(2026年10月29日時点)。
- 初期設定の用語が分かりにくい:初期設定の専門用語が分かりにくいという声がある(2026年1月)。(ITreview)
- HTMLの入力欄が狭い:HTMLの入力欄を広げられず、入力しづらいという声がある(2022年7月)。(ITreview)
- 標準コネクタの要望:IDaaSや人事SaaSとの標準コネクタがほしいという声がある(2025年9月)。(ITreview)
- 生成AIの機能は確認できなかった:公式サイト、ITreviewの機能一覧、ASPIC、BOXILのいずれでも、AI機能の記載は見つからなかった。
- 最低利用期間は6か月:ASPのプランは最低6か月の利用が必要です。(料金)
- 税の表記が媒体で違う:公式の料金ページでは、確認した範囲で税の表記が見つからなかった。ASPICは税別と明記している。
- SMTPリレーは別製品:システムからの通知メールをSMTPで送る場合は、別製品の「Cuenote SR-S」になる。
- 口コミの件数が少ない:ITreviewは11件で、2019年のレビューが多く、直近のものは少ない。
- 数字が資料で違う:シリーズの契約数(2,500超/2,800超/2,900以上)や、月間の配信数(81億通/89億通)が資料ごとに違う。記事では出典と時点を添えて書いています。
Cuenote FCの料金
| プラン | 料金 | 主な内容 |
|---|---|---|
| Premiumプラン(ASP・SaaS) | 月額5,000円〜、初期費用30,000円〜 | 宛先2,000件〜。月間配信数は無制限。最短2営業日で利用開始。最低利用期間6か月 |
| 専用ASPプラン | 月額167,500円〜、初期費用200,000円〜 | 宛先は無制限。IPアドレスとリソースを占有(ITreviewの掲載。登録15万件以上、要件により変動) |
| オンプレミス(ライセンス) | 初期費用3,250,000円〜、保守 月額54,000円〜 | 自社の環境で運用する |
- 課金は登録アドレス(宛先)数によるもので、配信数は無制限です。
- 公式の料金ページでは、確認した範囲で税の表記が見つかりませんでした。ASPICは、初期30,000円〜・月5,000円〜(2,000アドレスまで)を税別と明記しています。
- PRONIアイミツ(2026年8月7日更新)は、Premiumで5,000アドレス以上の場合は初期費用50,000円、月額はアドレス数で変わるとしています。段階ごとの金額は掲載されていません。
- ITトレンドの投稿者の参考価格は、初期10万〜49万円、年間50万〜99万円です。
- 有償の運用支援「メルサポ」は月3万円(税別)×6回、マーケティング支援「デジサポ」は月25万円(税別)です(2024年7月の発表)。
- 無料トライアルは相談・申込制です。期間は確認できませんでした。
(料金、ITreview 価格、ASPIC、PRONIアイミツ、ITトレンド、クラウド Watch)
Cuenote FCでできること
- HTMLメールの作成(エディタ・テンプレート):ドラッグ&ドロップのHTMLエディターで作る。WYSIWYGのエディタとデザインテンプレートは、ITreviewのベンダー掲載で確認した。
- リスト管理とセグメント配信:ターゲティング、リストの作成・管理、オプトイン・オプトアウトの管理ができる(ITreviewのベンダー掲載)。セグメント別の配信もできる(BOXIL掲載)。
- 効果測定(開封・クリック):開封率・クリック率を、時間別・デバイス別に見られる。コンバージョンの測定とABテストの自動化は、ASPICの掲載で確認した。
- ステップメール・シナリオ配信:ステップメールと、開封・クリックの有無で内容を変えるシナリオメールを送れる。シナリオ配信は2020年1月28日に標準機能になり、追加料金はかからない(コンバージョンでの分岐はプランによる)。カートリマインド(カゴ落ちメール)もある。
- 到達率の対策(SPF・DKIM・DMARC、Gmailの送信者ガイドライン):公式サイトに「Gmail送信者ガイドライン対応済み」とある。SPF・DKIMは標準で対応し、S/MIMEにも対応する。DMARCとSTARTTLSはBOXILの掲載で確認した。キャリア・ISPごとの送信の最適化と、送りすぎの自動抑制もある(ASPIC掲載)。専用ASPプランでは、IPアドレスを占有できる。ワンクリックの配信停止と、エラーアドレスの自動停止は、公式サイトでは確認できませんでした。
- 外部連携(API・SMTP・CRM等):システム連携用のAPIがある(ITreviewのベンダー掲載)。顧客データベースと連携した配信もできる(PRONIアイミツ掲載)。SMTPリレーは別製品の「Cuenote SR-S」です。CRM・MA・ECとの標準コネクタは、公式サイトでは確認できませんでした。
- AI機能:公式サイトでは確認できませんでした。
- セキュリティと運用管理:操作ログと権限管理がある。ISO/IEC 27001・27017の認証、FISC安全対策基準への対応、国内の複数拠点でのデータの分散保管が掲載されている(BOXIL・ASPIC)。ASPICの「ASP・SaaSの安全・信頼性に係る情報開示認定」を取得している。
- 配信の速さ:独自開発の配信エンジン(MTA)で、毎時1,300万通としています(ASPIC掲載、自社発表)。多言語の配信にも対応する(ITreview掲載)。
(Cuenote FC、ITreview 機能、ITreview プロフィール、BOXIL、ASPIC、ECのミカタ、Web担当者Forum)
Cuenote FCが向いている会社・向いていない会社
向いている会社
- 登録アドレス数で課金され、配信数は無制限の料金体系がよい
- 月5,000円から始め、規模に合わせて専用ASPやオンプレミスに広げたい
- 有償の運用支援を受けながら、メール施策を回したい
向いていない会社
- 生成AIで件名や本文を作りたい(公式サイトで確認できず)
- 6か月より短い期間で契約したい
- システムからの通知メールも同じ製品で送りたい(SMTPリレーは別製品)
他のメール配信システムとの比較
国産で大量配信に対応するサービスと比べると、次のとおりです。Cuenote FCは、Premiumプランの月5,000円〜・初期費用30,000円〜を公式サイトで公開しています。
| 項目 | Cuenote FC | WEBCAS e-mail | MailPublisher | 楽楽メールマーケティング |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | 一斉配信型(SMTPリレーは別製品) | 一斉配信型+システム組み込み型 | 一斉配信型(API・SFTP連携) | 一斉配信型 |
| 料金 | Premium 月5,000円〜・初期30,000円〜(宛先数で課金、配信数は無制限、最低6か月) | 初期費用3万円〜・月額1万円〜(税の表記は確認できず) | 要件を聞いて見積もり(公式サイトに金額なし) | 公式サイトに金額なし(要問い合わせ)。登録アドレス数で課金、配信回数は無制限 |
| 無料で試せるか | 無料トライアル(相談・申込制) | 無料トライアル(相談・申込制) | 無料トライアル(Smart Editionは1か月) | 無料トライアル(期間は確認できず) |
| 日本語 | 日本語、有償の運用支援 | 日本語、メルマガ制作・運用代行 | 日本語、問い合わせ後アンケートで満足度96%以上(自社発表) | 日本語の画面・無料サポート、配信代行 |
| 到達率の対策 | Gmail送信者ガイドライン対応済み、SPF・DKIM、専用ASPでIP占有 | DKIM、DMARCレポート支援・BIMI導入支援、エラーメール自動処理 | Gmail送信者ガイドライン対応、SPF・DKIM・DMARC(Smart Edition) | SPF・DKIM、STARTTLS、配信エラーの自動処理 |
| AI | 確認できず | AIで件名・プリヘッダーを生成 | 生成AIの記載は見つからず | AI-HTMLメール生成(Bridge向けβ) |
| ITreview | 4.0(11件) | 4.2(141件) | 3.7(4件) | 3.9(121件) |
出典:Cuenote FC 料金、WEBCAS e-mail、MailPublisher Smart Edition、MailPublisher Next、楽楽メールマーケティング、ITreview:Cuenote FC、ITreview:WEBCAS e-mail、ITreview:MailPublisher、ITreview:楽楽メールマーケティング
WEBCAS e-mailの評判、MailPublisherの評判、楽楽メールマーケティングの評判も調べています。
10製品の比較は「メール配信システムおすすめ10選」で見られます。
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よくある質問
Cuenote FCの料金はいくらですか?
Premiumプランが月額5,000円〜・初期費用30,000円〜で、宛先2,000件からです。月間の配信数は無制限です。ASPのプランは最低6か月の利用が必要です。
無料で試せますか?
無料トライアルがあり、相談・申込制です。期間は確認できませんでした。無料プランは確認できませんでした。
2026年10月の情報漏洩はどんな内容ですか?
同社は2026年10月16日に不正アクセスを確認しました。プログラム(ライブラリ)の脆弱性により、Cuenote FCの49システムで情報漏洩が発生し、漏洩のおそれがある件数は延べ51,628,280件です。調査中のシステムがあり、件数は増える可能性があります(2026年10月26日の第二報)。検討中の場合は、公式発表の続報を確認してください。
AIでメールを作れますか?
生成AIで件名や本文を作る機能は、公式サイトでは確認できませんでした。
情報の確認日と出典
- 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
- 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。
出典
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