WinActorの評判は?料金・機能・向いている会社を調査
WinActor(ウィンアクター)は、NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)が提供する国産のRPAです。2010年にNTTの研究所で生まれ、2014年1月に発売されました。Windows PCにインストールして、Windowsのソフト全般とWebブラウザを操作します。ITreviewの満足度は3.6(103件)です。日本語の画面やサンプルの多さを評価する声がある一方、Chromeの更新でシナリオが止まる、エラーが分かりにくいという声もあります。料金はノードロックのフル機能版が年908,000円(税別)で、無料トライアルは見つかりませんでした。販売パートナーの支援を受けながら、PCの作業を広く自動化したい会社に向いています。

- 調査日:2026年10月29日
- 調べた情報源:WinActorの製品サイト・公式価格表・公式の導入事例、NTT-ATのプレスリリース、IT系メディアの報道、ITreview・BOXIL・ITトレンドの口コミ
- この記事で扱うのはツール利用者の評判です。
WinActorの概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 提供元 | NTTアドバンステクノロジ株式会社(東京都新宿区。代表取締役社長 伊東匡(2025年7月のリリース記載)) |
| 日本での提供・サポート | 国産で、日本語の画面と資料。公式は「販売パートナーが直接サポート」するとしています。販売はNTTデータ、NTTドコモビジネスなどのパートナー経由が中心 |
| タイプ | デスクトップ型(Windows PCにインストール。ノードロック/フローティングのライセンス) |
| 主な機能 | 操作の記録とフロー図でのシナリオ作成、Windowsのソフト全般とWebブラウザの操作、スケジューリング、生成AIとの対話によるシナリオ作成 |
| 料金 | ノードロック フル機能版 年908,000円/月83,233円(税別) |
| 無料プラン・トライアル | 無料版・無料トライアルは見つかりませんでした。有償のトライアルパック(2カ月、120,000円〜)に60日間のフル機能版トライアルが含まれる |
| 対応OS(Mac対応か) | Windows。Mac対応の記載は見つかりませんでした |
| 公式サイト | WinActor |
出典:WinActor、WinActor 価格表、ITreview:WinActor、NTT-ATのリリース(2025年7月)

WinActorの良い評判・口コミ
利用者の声(公式以外)
ITreviewで満足度3.6(103件)です。Grid Award 2026 FallのRPAツール部門でLeaderで、5年連続です。大企業・中堅企業・中小企業の各部門でもLeaderです。BOXILでは4.04(47件)、ITトレンドでは3.8(133件)です。(ITreview、ITreview Grid Award、BOXIL、ITトレンド)
- 利用者は、画面がシンプルで直感的に操作でき、タスクスケジューラと組み合わせて自動で起動できる点を評価している。(ITreview)
- 別の利用者は、国産で日本語のサポートやサンプルが多く、初心者でも取り組みやすいとしている。(ITreview)
公式の導入事例(自社発表)
- ジェーシービー:デビットカード・プリペイドカードの売上データを照合する業務を自動化。月2名分、約370時間/月を削減した。(事例集)
- 読売テレビ放送:パソナのRPA人材と導入。年換算で約2,000数百時間を削減し、四半期の収支集計は約3日から1.5〜2時間になった。2018年11月から試行した事例で、時点が古い。(事例)
公式は、導入社数が8,500社を突破したとしています(2025年3月末、自社発表)。
WinActorの気になる評判・注意点
- Chromeの更新で止まる:Chromeの自動更新でWebドライバーと合わなくなり、シナリオが止まるという声がある。(ITreview)
- エラーが分かりにくい:実行時のエラーメッセージが分かりにくく、原因の特定に時間がかかるという声がある。(ITreview)
- 無料トライアルは見つからない:無料版も見つからず、試用は有償のトライアルパックになる。
- 料金体系と税表示が混在:ノードロック版は公式価格表で税別、AI連携ライセンス(フローティング)は税込の金額が報道されている。比べるときは体系をそろえる必要がある。
- 窓口で価格やサポートが違う可能性:販売はパートナー経由が中心で、複数年契約の価格はパートナーに問い合わせる。
- 第三者の価格と公式が一致しない:BOXILのフル機能版は月83,050円で、公式価格表の月83,233円(税別)と違う。
- 生成AIの使用量に上限の予定:AI連携ライセンスの生成AI使用量は、2026年10月以降に上限を設ける予定と報道されている。
- AiActorは別製品:2027年春に提供予定の「AiActor」は、WinActorの後継や提供終了の発表ではない。
WinActorの料金
| プラン | 料金(税別。税込と書いたものを除く) | 主な内容 |
|---|---|---|
| ノードロック フル機能版 | 年908,000円/月83,233円 | シナリオの作成と実行。サポート込み |
| ノードロック 実行版 | 年248,000円/月23,000円 | シナリオの実行のみ。サポート込み |
| フローティング | オープン価格 | 販売パートナーに問い合わせ |
| AI連携ライセンス(フローティング) | フル機能版 年2,198,000円、実行版 年601,000円(いずれも税込、報道) | Azure OpenAIの利用権を同梱。2025年10月中旬発売 |
| WinDirector | 年2,280,000円 | ロボットの管理(100ロボットまで) |
| 画面OCRライブラリ | 年112,500円 | OCRのオプション |
| トライアル2カ月パック | 120,000円(集合研修・3名まで)/190,000円(訪問・10名まで) | 60日間のフル機能版トライアル(インストール数無制限)を含む |
| 導入初期支援スタートパック | 500,000円 | 任意の導入支援 |
買い切りはなく、年・月・複数年(2〜5年)の契約です。初期費用という独立した項目は見つかりませんでした。BOXIL掲載では、フル機能版が月83,050円・最低1年、期間限定のトライアルが2カ月110,000円です。(価格表、IT Leaders、BOXIL)
WinActorでできること
- プログラミングなしでロボットを作れる:操作を記録するレコード機能と、フロー図でシナリオを作る。専門知識なしで作れるという利用者の評価が多い。
- Webブラウザとデスクトップアプリの両方を操作:Windows上で動くソフト全般と、Webブラウザを操作できる。ChromeはWebドライバー経由。
- スケジュール実行:スケジューリングとトリガーでの起動に対応(ITreviewのベンダー掲載)。
- ロボットの集中管理:管理製品のWinDirector(100ロボットまで)と、WinActor Manager on Cloudがある。
- SaaS・APIとの連携:製品サイトに「APIや画面操作など」で連携できるとの記載がある。Box連携、Pythonの利用、Microsoft 365向けのOutlook操作ライブラリもある。
- 生成AI・AIエージェントとの組み合わせ:Ver.7.5.0(2024年7月)で、生成AIとの対話や文章からシナリオのひな型を作る機能と、シナリオから生成AIを呼ぶ機能が入った。Ver.7.6.0(2025年7月17日発売)で、画像内のデータ抽出と対話によるシナリオ作成に対応。Ver.7.7.0(2026年9月1日発売)では、生成AIの「AIヘルプ」と、VBSからPythonへの移行のAI支援が加わった。AIエージェント機能は公式サイトでは確認できませんでした。チャットでAIがシナリオを作る別製品「AiActor」は、2027年春に提供予定と報道されています。
WinActorが向いている会社・向いていない会社
向いている会社
- Excelや基幹システムなど、Windowsのソフトを広く自動化したい
- 日本語の画面と資料、販売パートナーのサポートを重視したい
- WinDirectorでロボットを集中管理する規模で使いたい
向いていない会社
- 無料トライアルで、費用をかけずに試してから決めたい
- Macで自動化したい(Mac対応の記載は見つからず)
- シナリオを作るライセンスを、月数万円以内で始めたい(フル機能版は月83,233円、税別)
他のRPAツールとの比較
PCのソフトを操作できるツール同士で比べると、WinActorは無料で試す方法が見つからず、料金が税別の年額・月額で公開されている点が違います。
| 項目 | WinActor | UiPath | Power Automate | ロボパットAI |
|---|---|---|---|---|
| タイプ | デスクトップ型 | クラウドとオンプレミス | クラウドフロー+デスクトップ版 | デスクトップ型 |
| 料金 | フル機能版 年908,000円/月83,233円(税別) | ベーシック 月額$25から(ドル建て) | Premium 月2,248円/ユーザー(税抜・年払い) | 月5万円(実行専用)/14万円(フル機能)から(税表記なし) |
| 無料で試せるか | 無料トライアルは見つからず(有償パック) | Community(永久無料)、60日のトライアル | Windows付属のデスクトップ版、30日間の試用版 | 1か月の無料トライアル |
| Web/デスクトップ | 両方 | 両方 | 両方 | 両方 |
| AI | 生成AIと対話してシナリオ作成 | Autopilot、Agent Builder | Copilotで自然言語からフロー作成(プレビュー) | AI-OCR、AIアドバイザー |
| ITreview | 3.6(103件) | 3.8(64件) | 3.9(75件、RPAツール) | 4.7(313件) |
出典:WinActor 価格表、UiPath 料金、Power Automate 料金、ロボパットAI、ITreview:UiPath、ITreview:ロボパットAI
Power Automateの評判とロボパットAIの評判も調べています。
12ツールの比較は「RPAツールおすすめ12選」で見られます。
WinActorを掲載しているおすすめ記事
よくある質問
WinActorの料金はいくらですか?
ノードロックのフル機能版が年908,000円(月83,233円)、実行版が年248,000円(月23,000円)です。いずれも税別で、サポート込みです。
無料で試せますか?
無料版や無料トライアルは見つかりませんでした。有償のトライアル2カ月パック(120,000円〜、税別)に、60日間のフル機能版トライアルが含まれます。
生成AIは使えますか?
Ver.7.5.0(2024年7月)から、生成AIとの対話や文章でシナリオのひな型を作れます。Ver.7.6.0では、対話によるシナリオ作成も加わりました。Azure OpenAIの利用権を同梱した「AI連携ライセンス」もあります。
どこから購入しますか?
NTTデータやNTTドコモビジネスなど、販売パートナー経由が中心です。
情報の確認日と出典
- 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
- 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。
出典
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