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2026.10.29

Power Automateの評判は?料金・機能・向いている会社を調査

Power Automateの評判は?料金・機能・向いている会社を調査

Power Automateは、米Microsoftが提供する自動化ツールです。クラウドで動く「クラウドフロー」と、Windowsで動くデスクトップ版(Power Automate for desktop)を一つの製品で扱えます。ITreviewのRPAツールのカテゴリでは、満足度3.9(75件)です。定例作業の自動化や履歴の見やすさを評価する声がある一方、フローが増えると管理が難しいという声もあります。デスクトップ版はWindows 11に最初から含まれ、無料で始められます。ただし、スケジュール実行や共有、無人実行には有償ライセンスが必要です。有償はPremiumの月2,248円/ユーザー(税抜・年払い)からです。Microsoft 365を使っていて、Windowsの作業から自動化を始めたい会社に向いています。

Power Automateのロゴ
出典:Power Automate公式サイト
  • 調査日:2026年10月29日
  • 調べた情報源:Power Automateの公式料金ページ、Microsoft Learnのドキュメント、公式の導入事例、ITreview・ITトレンドの口コミ
  • この記事で扱うのはツール利用者の評判です。

Power Automateの概要

項目 内容
提供元 Microsoft Corporation(米国)。日本法人は日本マイクロソフト株式会社(東京都港区港南、代表取締役社長 津坂美樹)
日本での提供・サポート 日本語の料金ページとドキュメントあり。導入支援や研修の公式メニューは確認できませんでした
タイプ クラウド型(クラウドフロー)+デスクトップ型(Windowsにインストールするデスクトップ版)
主な機能 操作の記録とドラッグ&ドロップでのフロー作成、クラウドフローのコネクタ、Copilot
料金 Premium 月2,248円/ユーザー〜(税抜・年払い)
無料プラン・トライアル デスクトップ版はWindows 10で追加費用なし、Windows 11に最初から含まれる。30日間の無料試用版あり
対応OS(Mac対応か) デスクトップ版はWindows 10/11とWindows Server 2016〜2025。ARM端末は非対応。macOSの記載は見つかりませんでした
公式サイト Power Automate

出典:Power Automate 料金、デスクトップ版の要件、日本マイクロソフト 会社概要、窓の杜

Power Automateの公式サイト
出典:Power Automate公式サイト(2026年10月29日撮影)

Power Automateの良い評判・口コミ

利用者の声(公式以外)

ITreviewでは、製品全体で満足度4.0(174件)です。カテゴリ別では、RPAツール3.9(75件)、iPaaS 4.1(89件)です。Grid Award 2026 Fallでは、RPAツールとiPaaSの部門でLeaderです。ITトレンドでは4.3(98件)で、RPAではなくPaaSのカテゴリに載っています。BOXILの掲載は見つかりませんでした。(ITreview、ITreview Grid Award、ITトレンド)

  • 利用者は、定例メールの送信や集計を自動化し、フローを共有して属人化を解消できたとしている。スケジュール実行と即時実行の両方に対応する点も挙げている。(ITreview)
  • 別の利用者は、ステップごとの履歴や変数の値を確認でき、原因を調べやすいと評価している。(ITreview)

公式の導入事例(自社発表)

  • 早稲田大学:2022年4月から業務改革の主要ツールに採用。2年で400を超える業務を変え、口座登録業務の工数を5〜6割削減した。依頼から登録まで最短1週間かかっていたものが20〜30分になった。デスクトップ版をAzure Virtual Desktop上で動かしている。(事例)
  • パソナJOB HUB:業務報告書の依頼から回収、OneDriveへの保存までを自動化し、月約60時間を削減。非エンジニアが約1カ月半でリリースした。クラウドフローの事例で、デスクトップ版のRPAではない。(事例)

公式は、Gartnerの2023年のRPAのMagic QuadrantでLeaderに選ばれたとしています(自社発表、2023年版)。

Power Automateの気になる評判・注意点

  • フローが増えると管理が難しい:フローの数が増えると管理しにくい、トリガーを変えると設定や式が消える、ブラウザ版が重いという声がある。(ITreview)
  • 無償の範囲では足りない:サブスクに含まれる無償の利用では全機能を使えず、使い込むほど不足を感じるという声がある。(ITreview)
  • 「無料」はデスクトップ版の範囲だけ:クラウドからのトリガーやスケジュール実行、共有、集中管理、AI Builder、プレミアムコネクタ、無人実行には有償ライセンスが必要。
  • Copilotの言語に制限:クラウドフローのCopilotは、モデルの対応言語が英語のみ(2026年2月21日更新のFAQ)。職場・学校アカウントも必要。デスクトップ版の一部AI機能は、当面は米国拠点のアカウントに限るとの報道がある。
  • 価格は改定されることがある:料金は税抜・年払いの月額で、円建ての価格は改定されることがある。
  • ITreviewの数字は2種類:製品全体(174件)とRPAカテゴリ(75件)で件数が違う。比較表ではRPAカテゴリの数字を使う。

Power Automateの料金

プラン 料金(税抜、年払い) 主な内容
デスクトップ版(Windows付属) 追加費用なし フロー作成とアテンド型の実行。クラウド連携・共有・AI Builder・無人実行は不可
Premium 月2,248円/ユーザー クラウドフロー+アテンド型のデスクトップフロー、プロセス・タスクマイニング50MBなど
Process 月22,488円/ボット 非アテンド型(無人実行)。1ボット=1マシンで、一度に1つのフローを実行
Hosted Process 月32,233円/ボット Microsoftがホストする仮想マシン付き
プロセスマイニングアドオン 月749,625円/テナント プロセスマイニングの追加

30日間の無料試用版があります。対象はUIベースのクラウドフローと標準コネクタで、クレジットカードが必要です。Microsoft 365に付属する使用権でも、クラウドフローを使えます。初期費用と最低契約期間の記載は見つかりませんでした。従量課金の金額は料金ページに記載がありません。(料金、デスクトップ版の要件)

Power Automateでできること

  • プログラミングなしでロボットを作れる:デスクトップ版はレコーダーとドラッグ&ドロップのデザイナーで作る。既製のアクションは400以上。クラウドフローは800以上のコネクタで、プログラミングなしに連携できる(2023年1月時点の公式ガイド)。
  • Webブラウザとデスクトップアプリの両方を操作:デスクトップアプリとWeb(Edge・Chrome・Firefox)を一つのフローで操作できる。SAP、メインフレーム(AS400)、Java、Citrix向けのアクションもある。
  • スケジュール実行:クラウドフローからのトリガーやスケジュールで、デスクトップフローを起動できる(有償ライセンス)。
  • ロボットの集中管理:フローの共有、集中管理、レポートを使える(有償ライセンス)。無人実行はProcessライセンスで行う。
  • SaaS・APIとの連携:クラウドフローのコネクタでSaaSとつなぐ。プレミアムコネクタとカスタムコネクタは有償。
  • 生成AI・AIエージェントとの組み合わせ:デスクトップ版のCopilotで、自然言語からフローを作れる(2024年9月17日にパブリックプレビュー)。クラウドフローのCopilotは英語のみ。AI Builder(紙の書類の読み取りや予測)は有償。デスクトップフローからローカルのAIモデルにつなぐ機能は、2026年リリースウェーブ1の計画で2026年6月30日のプレビューとされている。AIエージェント機能は公式サイトでは確認できませんでした。

Power Automateが向いている会社・向いていない会社

向いている会社

  • Microsoft 365を使っており、クラウドフローとデスクトップ版を組み合わせたい
  • Windows付属のデスクトップ版で、費用をかけずに試したい
  • Webとデスクトップアプリをまたぐ作業を一つのフローで動かしたい

向いていない会社

  • Macで自動化したい(デスクトップ版はWindowsのみ)
  • クラウドフローのCopilotを日本語で使いたい(英語のみ)
  • 無料の範囲で、スケジュール実行や無人実行まで済ませたい

他のRPAツールとの比較

Webとデスクトップアプリの両方を動かせるツール同士で比べると、Power AutomateはWindows付属のデスクトップ版から始められ、有償の料金が円建てのユーザー単位で公開されている点が違います。

項目 Power Automate UiPath WinActor
タイプ クラウドフロー+デスクトップ版 クラウド(Automation Cloud)とオンプレミス(Automation Suite) デスクトップ型(Windows)
料金 Premium 月2,248円/ユーザー(税抜・年払い) ベーシック 月額$25から(ドル建て) フル機能版 年908,000円/月83,233円(税別、ノードロック)
無料で試せるか Windows付属のデスクトップ版、30日間の試用版 Community(永久無料)、60日のトライアル 無料トライアルは見つからず(有償の2カ月パック)
Web/デスクトップ 両方 両方 両方
AI Copilotで自然言語からフロー作成(プレビュー) Autopilot、AIエージェントのAgent Builder 生成AIと対話してシナリオ作成
ITreview(RPAツール) 3.9(75件) 3.8(64件) 3.6(103件)

出典:Power Automate 料金、UiPath 料金、WinActor 価格表、ITreview:UiPath、ITreview:WinActor

UiPathの評判とWinActorの評判も調べています。

12ツールの比較は「RPAツールおすすめ12選」で見られます。

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よくある質問

Power Automateは無料で使えますか?
Windows付属のデスクトップ版は無料で使えます。スケジュール実行、共有、無人実行などは有償ライセンスが必要です。

有償版の料金はいくらですか?
Premiumが月2,248円/ユーザー、無人実行のProcessが月22,488円/ボットです。いずれも税抜・年払いです。

Macで使えますか?
デスクトップ版の対応OSはWindows 10/11とWindows Serverです。macOSの記載は見つかりませんでした。

AIでフローを作れますか?
デスクトップ版のCopilotで、自然言語からフローを作れます(プレビュー)。クラウドフローのCopilotは英語のみです。

情報の確認日と出典

  • 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
  • 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。

出典

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