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2026.10.29

Microsoft Power Appsの評判は?料金・できること・向いている会社を調査

Microsoft Power Appsの評判は?料金・できること・向いている会社を調査

Microsoft Power Appsは、Microsoftが提供するノーコード・ローコードの業務アプリ作成ツールです。SharePoint・Excelなど200以上のデータソースにつないでアプリを作れます。ITreviewの満足度は3.7(製品全体68件)です。Microsoft製品との連携を評価する声がある一方、起動の遅さを指摘する声もあります。料金はPremiumが1ユーザー月2,998円相当(年払い、税抜)です。開発者向けプランは無料です。Microsoft 365を使っている会社が、社内の業務アプリを内製したい場合に向いています。

Microsoft Power Appsのロゴ
出典:Microsoft Power Apps公式サイト
  • 調査日:2026年10月29日
  • 調べた情報源:Microsoftの公式ドキュメント・料金ページ(日本・豪州版)・価格改定の告知・公式ブログ・News Center、ITreviewの口コミ、第三者のライセンス解説記事
  • この記事で扱うのはツール利用者の評判です。

Microsoft Power Appsの概要

項目 内容
提供元 米Microsoft Corporation(日本法人は日本マイクロソフト株式会社、東京都港区)
日本での提供・サポート 日本法人と日本語の公式ドキュメントがあります。日本語の画面表示や問い合わせ窓口を明記した公式ページは確認できませんでした
作れるもの 業務アプリ・データベース(キャンバスアプリ、モデル駆動型アプリ)。Web・モバイル・タブレット向けのアプリ。Webサイトは別製品のPower Pagesで作ります
主な機能 Dataverse(データ保存)、200以上のデータソースへの接続、アプリ内のPower Automateフロー、Copilotでのアプリ作成
料金 Premium 1ユーザー月2,998円相当(年払い、税抜)。2,000シート以上は月1,799円相当
無料プラン・トライアル 開発者向けプランが無料(開発・テスト用で本番利用は不可)。料金ページに「無料で試す」ボタンがありますが、期間は確認できませんでした
公式サイト Microsoft Power Apps

出典:Power Apps ドキュメント、料金(日本)、料金(豪州版)、価格改定の告知、日本マイクロソフト 会社概要

Microsoft Power Appsの公式サイト
出典:Microsoft Power Apps公式サイト(2026年10月29日撮影)

Microsoft Power Appsの良い評判・口コミ

利用者の声(公式以外)

ITreviewで満足度3.7(製品全体68件)です。カテゴリ別の件数は、ノーコードWebデータベース43件、ローコード開発ツール52件です。Grid Award 2026 Fallでは、ノーコードWebデータベース部門(3.7・39件)とローコード開発ツール部門(3.7・49件)でLeaderです。(ITreview)

  • 利用者は、SharePoint・Excel・TeamsなどMicrosoft製品との連携がスムーズだと評価している。Microsoft 365の契約があれば、基本機能を追加費用なしで使える場合があるとも述べている。(ITreview)
  • 別の利用者は、社内のちょっとした要望をすぐアプリにできる点を挙げている。ドメインに所属するユーザーだけが使えるので安心だとしている。(ITreview)

公式の導入事例(自社発表)

  • 花王:和歌山工場で、IT経験のない社員が原材料の在庫アプリを作成。300種類超の紙カードを置き換え、月約480時間を削減した。2023年の公式ブログです。(事例)
  • 経済産業省:Gビズフォームの開発期間を、従来の1年から1カ月に短縮した。Power Platform全体の事例紹介です(2022年の日本マイクロソフト発表)。(News Center)

Microsoft Power Appsの気になる評判・注意点

  • SharePointの読み込みに上限:Microsoft 365付属のライセンスでは、SharePointからのデータ読み込みに上限があり、上限近くだと時間がかかるという声がある。(ITreview)
  • 起動の遅さと関数の違い:アプリの起動に時間がかかることがあるという声がある。Power Automateと関数の書き方が一部違い、混乱するという指摘もある。(ITreview)
  • 米ドル価格は2027年1月に値上げ:米国の告知では、Premiumが$20から$22に上がります。既存の契約は期間満了まで現行価格です。日本円の価格が改定されるかは確認できませんでした。
  • アプリ単位ライセンスは新規販売終了:2026年1月2日に終えたと第三者の記事が伝えています。「1アプリ月額○円」の古い記事に注意が必要です。
  • Microsoft 365付属の範囲は限られる:第三者の記事によると、付属の範囲はTeams内での動作とSharePointのデータが中心です。Dataverseやプレミアムコネクタを使うにはPremiumが必要です。(Aurant Technologies)
  • Copilot関連の多くはプレビュー:キャンバスアプリの説明作成、Copilotコントロールなどはプレビューです。

Microsoft Power Appsの料金

プラン 料金 主な内容
開発者向けプラン 無料 開発・テスト用。開発者環境3つ、プレミアム・カスタムコネクタ可。本番利用不可、Copilot ChatやAI機能なし(豪州版の料金ページ)
Power Apps Premium 1ユーザー月2,998円相当(年払い、税抜) 無制限のアプリを作って展開でき、Power Pagesも使える。Dataverseの容量(データベース250MB・ファイル2GB)、1か月あたり最大750の自動化フロー、アプリでのエージェント機能・Microsoft 365 Copilot チャット
Power Apps Premium(最小2,000シート) 1ユーザー月1,799円相当(年払い、税抜) 大口向け。営業担当者に問い合わせ
Dataverse容量アドオン 1GBあたり月AU$59.90(豪州版、GST別) 容量の追加

円の金額は日本の公式料金ページによるもので、「価格には消費税は含まれていません」と書かれています。購入にはクレジットカードが必要です。「無料で試す」ボタンがありますが、期間は確認できませんでした。米国の価格改定告知(2026年9月9日公表)では、2027年1月1日にPremiumが$20から$22へ、2,000席以上が$12から$14へ上がります。日本円の価格が改定されるかは確認できませんでした。(料金(日本)、価格改定の告知、料金(豪州版))

Microsoft Power Appsでできること

  • 作れるアプリ:白紙の画面から作る「キャンバスアプリ」(Web・モバイル・タブレット向け)と、Dataverseのテーブルから画面を自動生成する「モデル駆動型アプリ」があります。Teamsの中でも作れます。WebサイトはPremiumに含まれるPower Pagesで作ります。ストア公開やオフライン対応は、公式サイトでは確認できませんでした。
  • ワークフロー・自動化:Premiumには、1か月あたり最大750の自動化フローが含まれます(日本の料金ページ)。承認・通知の専用画面は、公式サイトでは確認できませんでした。
  • 外部連携:キャンバスアプリは200以上のデータソースに接続します。プレミアム・カスタムコネクタは開発者向けプランとPremiumで使えます。Slack・kintone・Googleスプレッドシートとの連携は、公式サイトでは確認できませんでした。
  • 権限・セキュリティ:IPファイアウォールで、許可したIP範囲以外からのDataverseへのアクセスを拒否できます。ただしマネージド環境が必要で、利用者にMicrosoft 365 E5などの追加契約が要ります。SSO・ISMAPのPower Apps単体の記載は確認できませんでした。
  • テンプレート・プラグイン:公式の概要ページでは確認できませんでした。テンプレート数百種類との記載は、日本マイクロソフト提供のスポンサー記事(2021年)のものです。
  • 生成AIでのアプリ作成・AI機能:Copilotとの会話でテーブルとアプリを作れます(日本語を含む7言語で一般提供)。Power Fxの数式作成やフォーム入力支援もあります。Copilotコントロールなど一部はプレビューです。

Microsoft Power Appsが向いている会社・向いていない会社

向いている会社

  • Microsoft 365・Teams・SharePointを社内で使っている
  • Dynamics 365のデータを使って業務アプリを作りたい
  • 無料の開発者向けプランで、契約前に作り方を試したい

向いていない会社

  • Google WorkspaceやSlackが社内の中心で、Microsoft製品を使っていない
  • 関数(Power Fx)を覚える時間をとれない
  • IPアドレス制限を手軽に使いたい(マネージド環境とMicrosoft 365 E5などが必要)

他のノーコード開発ツールとの比較

業務アプリを作るツール同士で比べると、Power AppsはMicrosoft製品とのつながりが違います。

項目 Microsoft Power Apps Google AppSheet kintone
作れるもの 業務アプリ(Web・モバイル・タブレット)。WebサイトはPower Pages 業務アプリ(スプレッドシートから作成)。サインイン不要の公開アプリ 業務アプリ(データベース型)。社外公開・独自スマホアプリは別料金の連携サービス
料金 Premium 月2,998円相当/ユーザー(年払い、税抜) Starter 月$5〜/ユーザー(税の記載なし) ライト月1,000円・スタンダード月1,800円/ユーザー(税抜、最小10ユーザー)
無料で試せるか 開発者向けプラン(本番不可) テストユーザー10人まで期限なしで無料 無料お試しあり
日本語 日本語の公式ドキュメント 日本語ヘルプあり。エディタの日本語表示は公式で確認できず 国産で日本語の画面・サポート
AI Copilotでアプリ作成(一部プレビュー) アプリ作成用Gemini(有料ライセンスに同梱) kintone AI(スタンダード以上。アプリ作成AIなど、2026年6月正式提供)
ITreview 3.7(68件) 3.8(22件) 3.9(583件)

出典:Power Apps 料金、AppSheet 料金、kintone 料金、ITreview:AppSheet、ITreview:kintone

Google AppSheetの評判とkintoneの評判も調べています。

12ツールの比較は「ノーコード開発ツールおすすめ12選」で見られます。

Microsoft Power Appsを掲載しているおすすめ記事

よくある質問

Power Appsの料金はいくらですか?
Premiumが1ユーザー月2,998円相当(年払い、税抜)です。2,000シート以上は月1,799円相当です。米ドル価格は2027年1月1日に上がると告知されていますが、日本円の改定は確認できませんでした。

Microsoft 365に含まれていますか?
第三者の記事によると、付属の範囲はTeamsとSharePoint中心です。Dataverseなどを使うにはPremiumが必要です。

無料で使えますか?
開発者向けプランは無料ですが、開発・テスト用で本番では使えません。

日本語でAIにアプリを作らせられますか?
Copilotでのアプリ作成は、日本語を含む7言語で一般提供されています。

情報の確認日と出典

  • 確認日:2026年10月29日。料金や機能は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
  • 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。

出典

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