Abin

KNOW-HOW

マーケティング記事

Marketing

2026.10.29

アイデミーの評判は?AI研修(Aidemy Business)の料金・実績・向いている会社を調査

アイデミーの評判は?AI研修(Aidemy Business)の料金・実績・向いている会社を調査

アイデミーは、法人向けのAI・DX研修「Aidemy Business」を提供する、東京都千代田区の会社です。アクセンチュアのTOBで同社の子会社になり、2025年11月6日に上場廃止の予定と開示しました。研修は、全社員に人数無制限で配れるベースライセンスと、専門人材に1人単位で足すプロフェッショナルライセンスの2段構えです。コースは250種以上で、経産省のデジタルスキル標準に準拠しているとしています。公式サイトでは、人材開発支援助成金の申請が可能としています。E資格対策講座は、経産省のReスキル講座に再認定されています。公式資料の事例では、シスメックスで全社員の約20%がデジタル人材のレベルを得たとしています。一方で、料金は公式サイトに載っていません。第三者の口コミも、ITreviewで1件と少なめです。全社員の底上げと専門人材の育成を、同じ学習基盤でまとめて進めたい会社に向いています。

アイデミーのロゴ
出典:アイデミー公式サイト
  • 調査日:2026年10月29日
  • 調べた情報源:Aidemy Businessの公式サイト、公式のサービス紹介資料(2025年9月版、PDF)、適時開示資料、経産省のReスキル講座の認定一覧、ITreview・ITトレンド・アイミツSaaS・BOXILの掲載ページ、プレスリリース
  • この記事で扱うのは法人研修を発注した会社と受講者の評判です。社員の口コミ(転職の評判)は扱いません。

アイデミーの概要

項目 内容
社名 株式会社アイデミー
本社 東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi Oneタワー6F
設立 2014年6月
上場/親会社 親会社はアクセンチュア株式会社(TOBで議決権の94.01%)。2025年11月6日に上場廃止の予定と開示(証券コード5577)
代表者 代表取締役 執行役員 社長 石川聡彦(2025年9月版の公式資料の表記)
従業員 連結130名・単体81名(2025年5月31日時点、正社員)
法人向けAI研修のサービス名 Aidemy Business
研修の形式 eラーニング中心(動画、環境構築が要らない演習、確認テスト)、実践型研修「Aidemy Practice」、オーダーメイド教材(年間500万円以上の契約)。対面の可否は確認できませんでした
料金 公式サイトに記載なし(要問い合わせ)。ベースライセンス(プラン基本料金)とプロフェッショナルライセンス(1人あたり追加)の区分のみ公開
公式サイト Aidemy Business

出典:Aidemy Business、サービス紹介資料、適時開示(上場廃止)、事業計画及び成長可能性に関する資料、TOBのニュース記事

アイデミーの公式サイト
出典:アイデミー公式サイト(2026年10月29日撮影)

アクセンチュア株式会社のTOBが成立し、議決権の94.01%を持たれて同社の子会社になりました。株式売渡請求により、2025年11月6日に上場廃止の予定と開示しています。公式サイトのロゴには「Part of Accenture」と表示されています。子会社化のあと、社名・所在地・代表に変更があったかは確認できませんでした。上場廃止のあとは、IRの数値も更新されていません。(適時開示、Aidemy Business)

Aidemyのサービス全体の累計ユーザーは35万人超としています(自社発表)。これはAidemy Businessだけの数字ではありません。2025年8月の資料では、過去12か月の顧客企業数が237社、長期継続顧客の比率が86%としています。2025年4月には、累計600以上の企業・組織にDXを支援したとしています。Aidemy Businessだけの導入社数は、見つかりませんでした。資本金は5,400万円です。(サービス紹介資料、成長可能性資料、ノーリツのリリース)

アイデミーの良い評判・口コミ

発注者・受講者の声(公式以外)

ITreviewの「Aidemy Business」は、レビュー1件・評価2.5です。ITトレンドは満足度4.0(5件、2023年1月31日更新)です。BOXILのサービスページは開けませんでした。件数が少ないため、参考程度に見てください。

  • 専門外でも少しずつ学べる:専門外のエンジニアでも、動画で少しずつ学べるという声があります。難易度別のコースで、復習しやすいとも書かれています。(ITトレンド)
  • 管理者が進捗を確認できる:受講者の進み具合を、管理者が確認できる点が評価されています。(ITトレンド)
  • 隙間時間に見やすい:1回5分前後の細切れの講義で、隙間時間に見やすいという声があります。自動車・輸送機器の1000人以上の会社のレビューです(2024年1月16日)。(ITreview)

公式の導入事例

  • シスメックス:全社員約3,000名に学習の機会を提供しました。2024年度末に、全社員の約20%がデジタル人材像のいずれかのレベルを得たとしています(公式事例)。(サービス紹介資料)
  • キヤノン:全社員約2.5万名を対象にしたDXリテラシー研修です。2023年度に4,000名が受講する予定としています(公式事例)。成果の数値は載っていません。(サービス紹介資料)

公式サイトには、栗田工業や北電情報システムサービスなどの担当者インタビューも載っています。成果の数値は確認できませんでした。ノーリツは、2024年4月に生産本部で始め、2025年4月から営業本部に広げたとしています。2段階で育成する形で、成果の数値はありません。(Aidemy Business、ノーリツのリリース)

アイデミーの気になる評判・注意点

  • アクセンチュアの子会社になった:TOBで子会社になり、上場廃止の予定と開示しています。「東証グロース上場」の情報は古いので注意してください。契約の窓口や条件に変化があるかは、確認できませんでした。
  • 料金が公式に載っていない:ライセンスの区分は公開されていますが、金額は見つかりませんでした。最低人数や、1名から契約できるかも確認できませんでした。
  • 講義の聞き取りやすさへの不満:講師の言い淀みや言葉遣いが気になり、聞き取りにくいという声があります。不満の声は、ほかに見つかりませんでした。(ITreview)
  • 口コミの件数が少ない:ITreviewは1件、ITトレンドは5件です。ITトレンドの更新は2023年です。
  • 個人向け講座と混同しやすい:個人向けの「Aidemy Premium」と、法人向けの「Aidemy Business」は別のサービスです。BOXILの記事にある272,800円は、個人向け講座の価格です。
  • 別会社の料金が混ざっている記事がある:AI経営総合研究所の記事は、「アイデミー(AI Academy)」として別会社のサイト(aiacademy.co.jp)を出典にしています。そこにある「月額2万円〜・企業向け10万円〜」は、アイデミーの料金ではありません。(AI経営総合研究所)
  • 「35万人超」はサービス全体の数字:Aidemy Businessだけの受講者数ではありません。
  • 手厚い支援は大型契約が条件:専任担当の定例支援やオーダーメイド教材は、年間500万円以上の契約企業が対象です。
  • 助成金の制度情報が古い:公式資料の助成金の情報は、2023年2月8日時点のものです。最新の要件は、都道府県労働局・厚生労働省で確かめる必要があります。
  • 対面研修と経営層専用コースは確認できない:対面で研修できるかは見つかりませんでした。経営層専用のコースも、明示は見つかりませんでした。

アイデミーの料金

コース・プラン 料金 条件
ベースライセンス 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) プラン基本料金。全社員に配布でき、発行数は無制限。約70コースが見放題
プロフェッショナルライセンス 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) 1人あたり追加。全250コース
動画買い切り型プラン 確認できませんでした 公式のPDF資料はあるが、開けませんでした
オーダーメイド教材・専任担当の定例支援 公式サイトに記載なし(要問い合わせ) 年間500万円以上の契約企業が対象
第三者サイトの掲載 要問合せ(アイミツSaaS、2021年3月29日更新)、別途問い合わせ(ITトレンド、2023年1月31日更新) 金額の掲載はなし
個人向け「Aidemyの生成AI活用 実践講座」(参考) 272,800円(税込) 12週間。BOXILの記事(2026年4月28日更新)の掲載。法人向けとは別

出典:サービス紹介資料、動画買い切り型プランの資料、アイミツSaaS、ITトレンド、BOXIL

公式サイトでも、料金の掲載は見つかりませんでした。金額は問い合わせて確かめる必要があります。

助成金について

公式サイトには、Aidemy Businessは厚生労働省の「人材開発支援助成金」の申請が可能と書かれています。支給を約束するものではない旨の注記もあります。

公式資料にも、経費助成の対象になり得るとの記載があります(2023年2月8日時点の情報)。受講時間などの条件があり、制度は変わることがあります。人材開発支援助成金の対象になり得ますが、支給を約束するものではありません。最新の要件は、都道府県労働局・厚生労働省で確認してください。(Aidemy Business、サービス紹介資料)

アイデミーのAI研修でできること

AI/DXの学習コースは250種以上で、デジタルスキル標準に準拠したコースと生成AI関連コースがあります。生成AIのコースは、年50本以上追加する予定としています(自社発表)。企業別の専用カリキュラムもつくれます。(Aidemy Business、サービス紹介資料)

  • 全社員向けの生成AI基礎:ベースライセンスを全社員に配れます。発行数は無制限で、基礎と生成AIを含む約70コースが見放題です。
  • 職種・業務別の実践:生産技術部向けの「現場課題の見える化と生成AIによる改善設計」があります。研究開発部向けには、ナレッジ検索やレポートの自動化を扱うコースがあります。AI/DXの実践型研修「Aidemy Practice」もあります。
  • エンジニア・DX人材向けの専門研修:プロフェッショナルライセンスで、全250コースを受けられます。DX推進スキル標準の5つの人材像に対応しています。E資格対策講座があります。G検定対策は見つかりませんでした。
  • 経営層・管理職向け:本部長向けの「データ活用・生成AI理解」があります。役職別のカリキュラムも提案するとしています。経営層専用のコースの明示は、見つかりませんでした。
  • 研修後の定着・伴走支援:人材育成のゴール設定、受講データの分析や習熟度テストによる中間観測、ライセンス運用の提案をします。年間500万円以上の契約企業には、専任担当が定例で支援し、施策も提案します。チューターへの質問(2営業日以内に回答)、進捗管理、AIアシスタント「My Aide」、ユーザー会もあります。DX/GXの研修から、テーマ選定、PoC、開発、運用まで一貫して支援するとしています。

公的な認定として、E資格対策講座が経産省のReスキル講座に再認定されています(第14回の認定一覧)。公式サイトでは、経産省のデジタルスキル標準に準拠しているとしています。(経産省、ASCII.jp、成長可能性資料)

アイデミーが向いている会社・向いていない会社

向いている会社

  • 全社員に人数無制限で配り、そのうえで専門人材を1人単位で育てたい
  • 人材開発支援助成金の申請に対応した研修を選びたい
  • 受講データや習熟度テストで、育成の進み具合を確かめたい

向いていない会社

  • 料金を公式の情報で比べてから、候補を絞りたい
  • 講師が来る対面研修を中心にしたい
  • 少額の契約で、専任担当の手厚い支援まで受けたい

他のAI研修会社との比較

eラーニングの学習基盤を持つSIGNATEとSchoo、AI人材育成が中心のキカガクと比べました。アイデミーは、助成金の申請対応と公的な認定の両方が公式で確認できます。人数無制限のライセンスがある点も特徴です。一方で、料金は公式に載っていません。

項目 アイデミー(Aidemy Business) SIGNATE(SIGNATE Cloud) キカガク Schoo(Schoo for Business)
得意な対象 全社員(人数無制限のライセンス)とDX専門人材(250種以上のコース) DX人材(データサイエンティスト・ビジネスアーキテクト)と全社員の生成AI活用 経営層から全社員までの階層別研修、DX推進人材、実データのPBL 全社員向けの動画学習(生成AI研修パッケージ)
形式 eラーニング中心、実践型研修、オーダーメイド教材 eラーニング、ハンズオン研修、補修研修(集合型) eラーニング、カスタマイズ研修(ライブオンラインの例あり)、PBL オンライン(生放送・録画動画)、集合研修
料金の公開 公式サイトに記載なし 公式の掲載は見つからず(東京都の事業向けの受講費は93,500〜154,000円、税込) 公式の掲載は見つからず(資料請求) 1,650円/ID(最少20IDから)を公式に掲載。税区分は公式で確認できず(日本の人事部の掲載は税抜)
助成金・公的認定 「人材開発支援助成金の申請が可能」と公式に記載。E資格対策講座がReスキル講座に再認定 「人材開発支援助成金の申請が可能」と公式に記載。経産省のマナビDXクエストに参画 法人研修の助成金の記載は見つからず 自社コラムで対象になる可能性に触れている
無料で試せるか 「無料で試してみる」の導線あり 10日間の無料トライアルあり アセスメントの無料体験あり 無料トライアルあり
上場 アクセンチュアの子会社(2025年11月6日に上場廃止の予定と開示) 未上場 上場の記載は見つからず 東証グロース(264A)

出典:Aidemy Business、アイデミーの適時開示、経産省Reスキル講座 第14回認定一覧、SIGNATE Cloud、SIGNATEのリリース、キカガク、キカガクの会社紹介資料、Schoo for Business、Schooの生成AI研修パッケージ、Schooの助成金コラム、日本の人事部(Schoo)、j-lic(Schoo)

無料トライアルで中身を確かめてから選びたい場合は、SIGNATEの評判もあわせて見てください。

12社の比較は「AI研修おすすめ12選」で見られます。

アイデミーを掲載しているおすすめ記事

よくある質問

Aidemy Businessの料金はいくらですか?
公式サイトと公式資料には、金額が載っていません。全社員向けのベースライセンスと、1人あたりで足すプロフェッショナルライセンスの区分だけが公開されています。見積もりは問い合わせて確かめてください。

アイデミーとアクセンチュアはどういう関係ですか?
アクセンチュアのTOBで、アクセンチュア株式会社の子会社になりました。2025年11月6日に上場廃止の予定と開示しています。公式サイトには「Part of Accenture」と表示されています。

AI研修で助成金は使えますか?
公式サイトでは、人材開発支援助成金の申請が可能としています。対象になり得ますが、支給を約束するものではありません。公式資料の助成金の情報は2023年2月時点のものなので、最新の要件は都道府県労働局・厚生労働省で確認してください。

無料で試せますか?
公式サイトのトップに「無料で試してみる」の導線があります。1名から契約できるかは、確認できませんでした。

情報の確認日と出典

  • 確認日:2026年10月29日。料金や研修内容は変わることがあるため、最新は公式サイトで確認してください。
  • 掲載内容の修正依頼は、お問い合わせフォームから受け付けます。

出典

関連記事